作品制作が進まずぎりぎりに搬入の参加作家より送られてきた作品と一緒に手作りのシフォンケーキが入っていてびっくり。
ケーキ作りで搬入が遅れたのかと思ったが違っていた。
彼女を応援しているお姉さんからの差し入れだった。
”ありがたい姉です”とのメッセージだが私にとってもありがたいことだ。
人からの暖かい思いをいただけると次に開くエネルギーになる。
それにクルミがたっぷり入り素材を生かした優しい味の美味しいケーキだった。
一緒にいただいた仲間も喜んでくれた。
記念にケーキを会場で撮影したくて見渡すと思いがけず錆びた鉄クズとツルを縫うシリーズの今回の新作と合わせたくなった。
縦横17センチ、15センチ。
この鉄クズ作品も単品で飾っていたがシフォンケーキと合わせる気持ちにはならなかった。
鉄クズなのに皮かと思ったと言われてうれしくなった。
近くで見ると全くの鉄クズで拾ってきたときは平らな鉄板だった。
今回初めて意識的に取り組んだ鉄クズとツルを縫うシリーズが11月に開く予定の第32回野草(イエツァオ)展でどんな展開になっていくのか楽しみだ。