去年に比べ彩度がいまいちで間延びした芝桜にも初めて見る妹のきんかんは大喜び。
せっせと写真を撮っていた。
このころになると雨傘にもってきたのが日傘になっていた。
参加希望者は60人だったのが天候の関係だろう48人になったと館長が言っていたが天気予報を信じると幸せを逃がすこともある。
昼食の場所を提供してくださった民家では熱いお茶とヨモギ饅頭の接待を受け地元の楽団の人たちが演奏で迎えてくれた。
谷間を隔てた向かいの山に向かっての演奏はさぞ気持ちがいいだろう。
思わず芝桜見物に来ていた男性が飛び入りで山に向かい張りのある声でイヨマンテの歌を朗々と歌ってくれたのもよかった。
楽団員の関係の人が作った”美郷の歌”は美郷の自然が上手に詠みこまれている。
美郷の歌
一 蛍飛び交う美しの郷 せせらぎ唄いさざ波光る 川面にうつる空の青さと 四季の移ろい心にしみる 春のあけぼの夏の水音 秋の枯葉に冬景色 蛍飛び交う美しの郷 色とりどりの素顔を見せる。
二 梅の小枝にウグイスの声 谷間をわたる風音すずし 両手を広げ光をあびて 幸せあふれ夢がいっぱい 希望をむねに過ぎし日々 蛍とに交う美しの郷 もてなす人もいやしの郷よ
三 間近にせまる山のいただき 見上げて遥か明日へと続く 大きな声で友達呼べば こだまもかえる幸せのせて 雨が降っても風がふいても 心はいつも五月ばれ蛍とび交う美しの郷 なごみの郷にあふれる笑顔。
ハイキング中見かけた石積はごみ焼き場だった。
美観を配慮しての事だろう。
それにしても谷あいに作られた車道のヘアピンカーブはすごい。
景色はいいが歩くにはちょっときつい道だ。
2時ごろほたる館に着き施設見学。
ほたるを始め水生生物や美郷の自然の紹介、木で作られた作品がが展示されていたがわら細工で作られたランプシエードが懐かしかった。
遠出のときは温泉に入って帰るのが恒例になっているが今回は同じ193号線沿いにある神山温泉に行くことにした。