妹のきんかんは創作を始めたときはすでに物語ができ題も決まっている。
この作品のときは違っていた。
”朝の散歩で城山公園より遠望した時見た潮の道だ”と言ったらハッと気が付いたようだった。
いい具合に這い杉の類の上は海原にみえる。
濃紺の伊予絣も海原としたら白いカーテンは”潮の道”。
朝の散歩のとき採ったマツバカイの殻も使われている。
事前に草刈りをした時に刈ったチカラシバがきれいな色のドライフラフラワーになったのをきんかんは気にいっていたがマツバカイと合わせている。
ワラシクンもいた。
楽しげな潮の道だ。
心に残った風景がふとよみがったようだ。
野外教室では早朝散歩が恒例だ。
作業風景。