去年はしまなみ海道のインター近くの鶏小島キャンプ場を作業場にしたが今まではにぎわっているインターより外れた地域が作業場になっている。
去年と一昨年は北浦にある小さな海岸。
その海岸のすぐ近くに大きなコウモリ海岸がある。
道路を隔て続きに広い場所があり背後は絶壁だ。
広い場所には養殖場らしき施設もある。
このあたりも心惹かれるがすぐ近くに村上水軍時代の遺跡があるらしい。
脇道を下って行くと小さな海岸があった。
海岸に降り立った途端今回の作業場はこの海岸だと決めた。
テトラポットに満潮の位置が示されているが干潮のときでなければ作業場にはできないようだ。
向かいの島影は生口島あたりか。
ちかくに島影が見えると落ち着いた雰囲気になる。
謎めいた階段もある。
登った先は原生林だった。
舟隠しのような洞窟もある。
海岸にそって建つ木造の施設の板は潮風にさらされ美しい。
反対側は廃墟の雰囲気で植物はふんだんに使えそうだ。
ひかれるように脇道を下り見つけたがそこが村上水軍時代の遺跡かもしれない。
資料には因島村上家の武将の城跡があり舟隠しや桟橋後があると書かれてあった。
(帰って調べると写した写真と資料に載っている写真が一致したので遺跡と確定)
下調べも含め伯方島へ来たのは15回にもなるが来るたびに魅力的な場所に巡り合える。
以前作業場に使った場所にも愛着がある。
前日が雨だったのもあるが開き山展望台から眺める新緑が鮮やかだ。
展望台の色と新緑の対比も美しかった。
第44回野草(イエツァオ)野外教室参加者募集
日時 5月28日(土)~29日
場所 伯方島、鵜島、大島
電話 0896-72-6808まで
自然の中での造形教室。