目を引く建物に木工品販売コーナーの看板があり立ち寄った。
営林所の事務所も兼ねた建物で木工品展示コーナーの柱やドアは杉や桜の木材などと表示され使われている建材がそのまま見本になっていた。
廊下を隔てた食堂の皮を剥いだだけの大イチョウの大黒柱がすごい。
飾られていたガマ、木のどの部分なのだろう。
イノシシ。
テレビ台は樹齢200年の杉。
ガラス窓は外に植わっている木の新緑で覆われている。
まだ10時過ぎでお客はいない。
ふと祖谷そばを食べてみる気分になった。
祖谷そばを運んでくれた従業員さんに”緑がきれいですね”と言ったがにこやかに笑いながら”ここに生まれ育ったので雑草並みにうっとしいです”との返事。
私は新緑を愛でながら心地よく祖谷そばを味わった。
なぜか寄り道が面白い、目的地の山城町の妖怪伝説の地へはいつごろ着くことができるのだろう。