今回はなぜかいつもと会場の雰囲気が違う。
いつもはカラフルなテントがふわふわと風になびいているが今回は新調の黒テントだ。
下には般若心経のプリントが無造作に置かれている。
平日でほとんど人はいない。
去年食べごろのクワの実がたくさんなった木を見つけたのでまずは腹ごしらえをしてとその方向を見たら軽トラックのそばに人影。
そこを通るしかないので行くと平面の作品。
いたのはこの作品の作家だった。
今年あさに3人もの死者があり葬送ムードの作品つくりにしたそうで布にお経を書いたのをベースにした作品を作っているが出来上がりは最終日ぐらいになるそうだ。
クワの実を採りに草むらに入り始めるとマムシがいるかもしれないからと長い竹を手渡してくれた。
去年の作品のリメイクで華やかだが仏様に供える花のようだ。
灯篭に見えるが黒い苗用のポットが使われていて風に飛ばされないようにカラフルなビニールを通した鉄線で止められていた。
テーマを決めてのアートでたんぼは初めてだと思う。