桜旅行と称しても目的地や資料があるわけではない。
妹のきんかんの運転で走行中目についた桜の花が咲いている場所へ行くだけだ。
ほんの数日の満開時にだけできる旅行。
きんかんとはかなり性格が違うがありがたいことにそういう好みは一致する。
国道11号線より少し山側の石根ふれあい公園。
先ほどまでの雨で散った桜の花びら道。
いい具合にまんべんなく花びらが貼りついたピンク道。
9月になれば桜の木の下は彼岸花で赤く染まるらしい。
クモの巣にひっかかった花びら。
ほんの少し前まで雨が降っていたからこそのシャッターチャンス。
花びらが散ってない場所を選び駐車しつかの間の偶然に感謝しながら花びら風景を楽しんでいたが一台の黒い車が侵入。
スーッと花びらの上に駐車して現れたのはカメラを構えた2人の若者。
何を写しに来たのかと腹を立てながら出発。
少し走っただけでまたまた山側でこんもりと清らかに咲く桜風景が目につき行く。
すぐ近くには小さな神社があった。
同じヨシノザクラの花盛りでも清らかだったり薄汚れた感じだったりする。
よく通る桜三里だが花の時期に通ったことがない。
名前になっているのだからさぞ見事な桜をながめられるのだろうと期待していたががっかり。
通行の邪魔になるのか枝を切られた桜もあった。