合成写真ではありません。
赤々と炉に火がおこり風格の出た自在カギに掛かった鉄瓶にチンチンと湯がたぎり一番採れだという差し入れのおいしそうなすいかが切り置かれています。
金生町に帰ればまず仲間に入れてもらおうと思っていた私のご先祖さまの">出身地だといわれている切山の重要文化財の真鍋家で月一回朝7:30分より開かれる勉強会に今日参加して写しました。
7:30分からと聞きましたがそのころから参加者が集まり始め集まったと思われるころから始まるそうです。
8時ごろ粗食だと言ってわかめ入りのご飯と畑で取れたキュウリとわかめの酢の物に畑で取れたかぼちゃに梅干がすりこまれた味噌がかかった料理が用意されていて、食後篠原晃さんの指導で白楽天の「天下度」という漢詩を読みました。
天も地もはかることが出来ても人の心ははかれないからだまされるなよ。と書いているみたいでした。
真鍋家当主の潤さんに手渡された資料の冒頭には「
子曰く、粗食を飯い水を飲み肱を曲げてこれを枕とす。楽しみも亦たその中に在り。不義にして富且つ貴きは、我に於いて浮雲の如し」と孔子の言葉が書かれていた。
講義の途中にもレモンテーが出た。
終わって差し入れの一番どれで昨日から冷やしていたすいかを食べた後も差し入れのしばもちが出てきた。
講師の篠原晃さんは漢詩指導の途中当地出身で寛政の三博士といわれる尾藤二州の話をよくして、「シェークスピアの出身地では毎日シェークスピアの劇が上演され住民は誰でもシェークスピアのことを語れるそうだがこの地も誰でもが尾藤二州の教えを語れるようになれば一味違う町になれるししたいと語っていた。」
尾藤二州は私が住んでいた文京区の昌平校で教え大塚にお墓があるそうだ。
大塚は私が営んでいた千石の花の店「野草」からは歩いてもいける距離だったのに・・・・・・。
帰るとき主催者の真鍋さんより「こういう集まりです又きてくださいといわれたので又きます。」といって美味しいものを色々いただき、いい話を聞いて帰ってきた。
総勢15,6人の集まりで一時間ぐらいだった。
とても興味の湧く人達の集まりだ。
切山の真鍋家までは私の家から8キロぐらい山の中をバイクで走っていく。
帰りに道端で草茶にする赤松と草刈されたあとに出ていた真夏のわらびを採集してきた。
あす我が家に初めての泊まり客があり試食してもらえるのが嬉しい。
千人力という手打ちの鎌も帰りに農協で買って来ので
研ぎながら大事に使うつもりだ。
笹は”はたき”の柄にする為採集してきた。
6月28日に東京を出て7月6日に帰ってもう1か月近くになるが生活の場も仕事場もまだ片付いていない。