野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

文京区役所26Fから・・・・・

2008-08-09 19:46:17 | 日記・エッセイ・コラム

Img_6401

私は文京区民だった。

立派な区役所へはよく行ったが店があるのでゆっくりしたことがない。

一度26Fにあるレストランで食事をしながら景色を見たいと思っていたので6月5日に行った。

真下に見える後楽園のジエットコースターが真っ逆さまになり落ちる瞬間を写すことが出来た。

この瞬間を写すのに一時間ぐらいはかかった。

Img_6398_2

左に写っているのは東京ドームでビルに囲まれ窮屈そうな緑の部分は小石川後楽園です。

あいにくの梅雨空でしたがゆっくり過ごせました。

Img_6393

店の名前の野草と書いてイエツアオと言っていただいていた呼び名は中国語読みです。

店を開いた24年前は中国にとても興味がありつけた名前です。

その日はすぐ近くにある日中友好会館で中国の現代絵画展が開かれていたので見てきました

売店ではいろんなお茶がガラス瓶に入れられ売られていましが日本のお茶のイメージとはまったく違います。

ゆっくりとすごした一日でした。

関連記事  

(写真はクリックすると大きくなります)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

即興芸術の会NO2

2008-08-08 20:48:49 | アート・文化

Img_6421

今回一番の大作を持ち込んだのはのこんぎくさんだ。

3月22日生まれのまだ3ヶ月にもならない次男ちゃんを細心の注意をはらい彼が最高の状態で連れてきた。

のこんぎくさんがそっと乳母車ごと差出すと、北陽一郎さんが可愛い音を出し野々ユキノさんがそばにいてもリラックスしてご機嫌だった。

”即興芸術の会、とても興味深かったです。

静かな中に刺激がイッパイでした。息子も音と感覚のシャワーをたくさん受けたようで、やたらハイテンションでした。なにかのスイッチが入ったようです”などのコメントが入っていた。

もう一つのこんぎくさんが持ち込んだのは彼がおなかの中にいたとき作り正月飾り展に出品した”ぽこファー”という作品です。

Img_6423

彼らはどんなものも受け入れ表現する自由人です。

ひがんばなさんは「まだ私は出られませんが・・・」といいながら箱の中に作ったコラージュを差し出した。

Img_6429

和菓子屋のよもぎさんは式根島野外教室のとき採集した大島ざくらの葉に包んだ水ようかんと正月飾り展に出品した作品の写真を表現してもらった。

参加者7人、参加費¥1000、9:30分まで息抜くことなく表現してくれ本当に頭が下がる思いです。

一緒に会場を出た後お二人はかろやかに自転車で帰られました。

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

即興芸術の会NO1

2008-08-08 19:19:30 | アート・文化

Img_6430

6月2日、花の店野草を閉店しても6月6日に開かれる即興術の会が終わるまでは店を開いているような緊張感があった。

当日6:30分の開演だが5:30分に行ったら前日ヨーロッパから帰国したばかりの北陽一郎さんと野々ユキノさんが準備をしていた。

Img_6404

私は会場に花を生けたく前日の雨の中近くの植え込みで満開のどくだみの花を採集し閉店前日空っぽになった店に生けてあげたススキの枯れたのとハルジオンを持っていった。

花器は2個使い一個はアパートに在った花桶に店の送る荷物には入らなく手元にあったさんご礁で傾斜をつけたのを使った。

この作品を見て北さんはとても高い音で演奏してくれた。

とてもハイテンションな感じだと言っていた。

Img_6427 

11年前サンキライの実がついた枝と染色したヒモ、銅線で形作ったオブジェのときはとても落ち着いた音を出してくれた。

それぞれが自分の作品を差出しお二人の表現に緊張しながらもとても興味深い時間をすごした。      関連記事  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野草の注文第2弾

2008-08-07 21:52:56 | アート・文化

Img_6925_8

みやこわすれさんから野草を送ってといわれた。

とてもうれしい。

花の店野草閉店まえは私が採集してきた野草以外は買ってくれなくなっていたお客様だ。

6月28日に行ったけやきさんのお花の採集場所とは違う場所へ行った。

まずみやこわすれさんにぴったりの杉の実の付いた枝を採集した。

彼女は花粉症だ。

2月の末には目をしょぼしょぼしながら「5月になったら直るんだから、いつ直るかわからない病気を思うと幸せヨ」といつも強気の人だ。

喜んでくれると思う。

左下に写っている。

もう立派ないがぐりもあった。

真ん中あたりに写っている丸い実のイヌビワは今回特別可愛かった。

Img_6930_3

セリの花は川原の一角で群生して咲いていた。

6月28日のけやきさんの注文花を採集した時の花がまだきれいだ。

すぐ水が下がったのもあったが一度水があがると長い間きれいだ。

Img_6933_2

みやこわすれさんは小さな小花が好きだ。

この炎天下にあるかしらと思っていたけどいろいろ咲いていた。

ほんの20センチぐらいしか育っていないが黄色い花のマリーゴールドを見つけた。

ヨウシユヤマゴボウやビンボウカズラは都心でも採集できるが忙しいみやこわすれさんにはその時間がないだろう。

ピンクの小花のコマツナギ、いつも同じ場所で採集するが名前のわからないクリーム色の小花。

朝6:30分に出発で9;30分ごろ金生町に帰って初めての大雨に会った。

びしょびしょになって帰り着いた。

子供のころ真夏の夕立の中、びしょびしょになって走るのが好きだった事を思い出した。

今日も楽しい採集旅行だった。

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイクでの遠乗り・・・盆栽村へ

2008-08-06 22:14:29 | 日記・エッセイ・コラム

Img_6366

6月2日花の店野草を明け渡した次の日は台風が来て外に出られず体を休めることが出来た。

6月末、東京を離れるにつき会いたい人や行きたい場所がいっぱいあり、高速を使えない125CCバイクで愛媛県まで帰るつもりなのでその準備もある。

まずは大宮の盆栽村にある九霞園さんへ。

24回野草展のとき流木に梵字を書き涅槃像をイメージして飾っていたのを縦にして飾りますとお買い求めくださった作品に会いたいし、九霞園さんの盆栽も見たい。

バイクは近くではのりまわしていたが遠くへ走ったことがない。

道はイッパイありどの道を走れば盆栽村へいけるかはわからない。

走りなれた巣鴨駅前の17号線を走ればいけると教えられスタートした。

さいたまの表示を見たときは嬉しかった。

一時間半ぐらいで着いた。

涅槃像は立っていた。

Img_6380

九霞園の盆栽と庭は私にとって楽しくて仕方のない場所だ。

鉢に植えられている植物もいいが勝手に?隙間に生えている植物はもっと楽しい。

今回目立ったのはポピーだったがアジサイもいろんな種類が咲いていた。

Img_6374

勝手に隙間に生えている植物の位置も園主ご夫妻は知っている。

前リーガルリリーのハナガラをいただいた。

今頃はポピーに変わって咲いているだろう。

東京にいたときは仕事がありいけなかった。

今は遠くていけない。

時々訪れたい場所だったのに・・・・。

私は人の手の入らない自然が好きだが、人の心がはいった自然も好きだ。

九霞園はそういう場所だ。

3時間ほどだったが本当に楽しく過ごさせていただいた。

関連記事

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干しえび作り

2008-08-05 20:25:04 | 食・レシピ

Img_6922

夏帰省すると母は手作りの干しえびをいつもお土産に持たせてくれた。

年老いた為かここ数年作ってないらしい。

金生町に帰ったばかしで2Fの生活の場と1Fの仕事場作りで忙しいのに作ってくれという。

土用の暑い今えびは一番大きくなるのだそうな。

それに今が皮も硬く乾いたのをむきながら食べれるとか、チョット塩をふり、からいりして乾かすと一日目から美味しくたべられるとか言ってくる。

それでは作ってみると言ったら、11時ごろスーパーへ行くと今日のが買えるが早すぎると買えないとか今までの経験を細かく教えてくれるので失敗はない。

11時ごろスーパーへ行くと本当に今日入荷したのが積み上げられていた。

塩を一つまみ入れてからいりし干す干しえび作りには暑い今が最高だ。

2日目にはからからになったので母のとこへ持っていった。

次の日塩味が足りないと言ってきた。

私は美味しいと思うのに母が長年食べた塩味とは違っていたようだ。

それに2日で乾くのも塩が足りないからとも言っていた。

母の時代は土地の食べ物を旬のとき一番美味しい方法で食べた時代だ。

作れなくなっても舌が味を覚えていて体が食べたくなるみたいだ。

再度母の味に挑戦してみる。

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の店野草明け渡しの日

2008-08-04 18:24:48 | 日記・エッセイ・コラム

Img_6328_2

6月2日2時明け渡しだったが9時には店に行き空っぽの店内の床に座りしばらく過ごした。

置いていた机、作業台の跡、思い出のシミがなんとなく目に付く。

平成3年1月17日湾岸戦争勃発の日にここ千石の”野草”は神保町、小石川に続き開店した。

どの場所の”野草”も刺激的な東京生活を送らせてくれ魅力的な人達ともめぐり合わせてくれた。

これからふるさと金生町での生活の基礎は今までの東京生活の経験を生かした生活になるのでさみしさより緊張のほうが多いぐらいだがやっぱり床に座りながらなごりおしい気分になった。

しばらくして店を明け渡した後一ヶ月近くは東京ですごし写真に写っているバイクで金生町まで帰るつもりなので携帯電話の使い方を習いにいった。

明け渡しはスムーズにいった。

Img_6340

その後用事もあり上野公園へ行った。

雨上がりの不忍池では梅雨空とまだ柔らかいハスの葉が優しかった。

Img_6345_2

動物園前の楠の緑は滴るようだった。

明け渡し前一週間は本当に忙しかった。

上京して30数年、上野公園の近くに住み続けいろんな気持ちで通いいろんな思い出がある。

疲れていたがゆっくり散策した。

関連記事 

(写真はクリックすると大きくなります)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めての泊り客

2008-08-03 21:45:21 | 日記・エッセイ・コラム

Img_6910

私の家と同じく切山のイトウセイザエモンさんを祖とする幼馴染が大阪よりやってきた。

駅までバイクで迎えに行っが緊張して乗っているのがよくわかったがよっぽどご先祖さまのお参りをしたかったのか次の日バイクの後ろに乗って切山へ行ってくれた。

写真は切山にある「生き木の地蔵」です。

250年前にカゴノキに彫られた木が朽ち、ほんの近くで大きく育っていたカゴノキに昭和54年に彫られたものです。

Img_6902

一年中炉に火がともっている重文の真鍋家の天井は煤で見事に黒光りしています。

Img_6904

さりげなくお茶と竹筒のコップが用意されていたり野草が生かっていたりととても暖かく決め細やかなもてなしのこころが満ちている場所です。

幼馴染は珍しい「生き木の地蔵」やご先祖さまを参り真鍋家でのいい雰囲気と珍しいたたずまいに感激して、帰りはバイクの後ろで風が心地いいなぞとチョットハイになっていました。

Img_6919

帰って来て家の裏にキレイな水が流れている溝で一番暑い時間帯の3時から4時まで天然クーラーだとはしゃぎながら遊び5:30分の大阪行きの高速バスで帰りました。

高速バス乗り場までバイクで送ったのですが初日駅まで迎えに行ったときの緊張感は感じられませんでした。

来てくれる仲間達に・・・・私のバイクに乗っても安全です。

関連記事

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文京区で最後の花の仕事

2008-08-02 15:05:35 | アート・文化

Img_6321

花の店野草を明け渡す前日の6月1日はほとんど片付いていたがこまごまと仕事が残っていた。

引越しは本当に大変だ。

次の日にけやきさんに野草を届ける仕事があったので朝早く荒川河川敷でヨシの葉とヒメジオンの花を採集して広くなった店に生た。

左右にたれている葉は長い間店先を飾ってくれたアスパラです。

Img_6319

花を生け終わった7時過ぎにぎやかにピパリさん一家がやってきた。

生け終わった花の周りで走りまわっていたが花がかたづけられ広くなった冷蔵庫の中で遊び始めた。

どんなときも子供は安心していられる親がいれば天真爛漫だ。

花を生ける前は柴犬のリュウちやんをつれて友達が来てくれたりのこんぎくさんも親子で来てくれた。

片付けは夜の12時前までかかったがにぎやかでたのかった。

生けた花の半分と花器はけやきさんに届け、半分の花はアパートで楽しんだ。

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金生町での嬉しい初仕事

2008-08-01 18:12:18 | 日記・エッセイ・コラム

Img_6884

24日にけやきさんより28日着で私が採集した植物を送ってほしいとの注文の電話がありとても嬉しかったが少し不安だった。

6月2日に花の店野草を閉めた後6月28日に東京を離れるまでも週一回荒川土手で植物を採集してけやきさんに届けていた。

長年仕事場 ?にしていた荒川土手あたりなら自信あるが初めての場所で花材になるような植物が見つからなかったらけやきさんに迷惑をかけるという不安だ。

前日5:30分起床で6:30発で採集に出発。

すぐ川原でオオガマをみつけた。

Img_6887

高速道路を作るとき作った工事用の道路を走っているとき東京では一度も花材に使ったことのなかったくさぎの花を採集できた。

葉はいいにおいでないがよく似ている匂いなのに花は微妙にいい香りがする。

でも水揚げが悪い。

秋になりガクがエンジ色になり実がきれいなブルーになったころ再度花材にしてみたい。

Img_6891

家の山ではリョウブの実を見つけた。

リョウブは清里野外教室の7月に行く下調べのとき採集し花材によく使ったがこちらの山でも採集できると知って嬉しかった。

エンコスギは家の山に植わっている。

ワラビも初めて花材として使ったが水揚げが悪い。

花材にしたい植物はいっぱいある。

不安はすぐ解消した。

家に帰り水揚げして光工房製の縦横33センチの量感のある花瓶に生けてみた。

その後も採集して野草を生けているが暑いところで生きていた植物なので水上げがうまくいくとかなりもつ。

   (写真はクリックすると大きくなります)

                     

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第89回平成切山昌平校塾へ参加

2008-08-01 13:47:53 | 日記・エッセイ・コラム

Img_6898

合成写真ではありません。

赤々と炉に火がおこり風格の出た自在カギに掛かった鉄瓶にチンチンと湯がたぎり一番採れだという差し入れのおいしそうなすいかが切り置かれています。

金生町に帰ればまず仲間に入れてもらおうと思っていた私のご先祖さまの">出身地だといわれている切山の重要文化財の真鍋家で月一回朝7:30分より開かれる勉強会に今日参加して写しました。

7:30分からと聞きましたがそのころから参加者が集まり始め集まったと思われるころから始まるそうです。

Img_6893

8時ごろ粗食だと言ってわかめ入りのご飯と畑で取れたキュウリとわかめの酢の物に畑で取れたかぼちゃに梅干がすりこまれた味噌がかかった料理が用意されていて、食後篠原晃さんの指導で白楽天の「天下度」という漢詩を読みました。

天も地もはかることが出来ても人の心ははかれないからだまされるなよ。と書いているみたいでした。

真鍋家当主の潤さんに手渡された資料の冒頭には「

子曰く、粗食を飯い水を飲み肱を曲げてこれを枕とす。楽しみも亦たその中に在り。不義にして富且つ貴きは、我に於いて浮雲の如し」と孔子の言葉が書かれていた。

講義の途中にもレモンテーが出た。

終わって差し入れの一番どれで昨日から冷やしていたすいかを食べた後も差し入れのしばもちが出てきた。

講師の篠原晃さんは漢詩指導の途中当地出身で寛政の三博士といわれる尾藤二州の話をよくして、「シェークスピアの出身地では毎日シェークスピアの劇が上演され住民は誰でもシェークスピアのことを語れるそうだがこの地も誰でもが尾藤二州の教えを語れるようになれば一味違う町になれるししたいと語っていた。」

尾藤二州は私が住んでいた文京区の昌平校で教え大塚にお墓があるそうだ。

大塚は私が営んでいた千石の花の店「野草」からは歩いてもいける距離だったのに・・・・・・。

帰るとき主催者の真鍋さんより「こういう集まりです又きてくださいといわれたので又きます。」といって美味しいものを色々いただき、いい話を聞いて帰ってきた。

総勢15,6人の集まりで一時間ぐらいだった。

とても興味の湧く人達の集まりだ。

Img_6899

切山の真鍋家までは私の家から8キロぐらい山の中をバイクで走っていく。

帰りに道端で草茶にする赤松と草刈されたあとに出ていた真夏のわらびを採集してきた。

あす我が家に初めての泊まり客があり試食してもらえるのが嬉しい。

千人力という手打ちの鎌も帰りに農協で買って来ので

研ぎながら大事に使うつもりだ。

笹は”はたき”の柄にする為採集してきた。

6月28日に東京を出て7月6日に帰ってもう1か月近くになるが生活の場も仕事場もまだ片付いていない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする