● http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141202/k10013646081000.html
EU大統領に対ロシア強硬派トゥスク氏が就任 12月2日 6時35分
EU=ヨーロッパ連合を対外的に代表する大統領に1日、ポーランドの前の首相で対ロシア強硬派として知られるトゥスク氏が就任し、ウクライナ情勢を巡ってロシアとの対立が続くなか、手腕に注目が集まっています。
トゥスク氏は1日、EUの新大統領に就任し、ベルギーのブリュッセルにあるEU理事会の建物で行われた引き継ぎ式では、これまで5年にわたって大統領を務めたファンロンパイ氏から首脳会議の開始の合図などに使うベルを手渡されました。
EUの大統領は、首脳会議の議長としてEUの意思決定へ向けて加盟各国の意見調整を行うほか、EUを対外的に代表するため、外交面でも大きな役割を果たしています。
トゥスク新大統領は集まった理事会の職員を前にあいさつを行い、
➊EUの基本的な価値である自由や連帯を守る必要がある」と述べて、
❷加盟国の間で勢力を伸ばしているEU懐疑派への対策の重要性を訴えました。さらに、
❸EUは国際社会で力強い役割を果たさなければならず、われわれと価値を共有する近隣諸国を支援しなければならない」と述べて、外交面にも力を入れる考えを示しました
。
トゥスク大統領は対ロシア強硬派として知られていて、ウクライナ情勢を巡ってEUがロシアに制裁を科すなど対立が続くなかで、緊張の緩和へ向けてどのようなかじ取りを行うのか、注目が集まっています。
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就任後にオバマ大統領と電話会談
EUのトゥスク大統領は就任後早速、アメリカのオバマ大統領と電話会談をしました。
EU側が発表した声明によりますと、両大統領は会談のなかで、ウクライナ情勢について、
➊ウクライナ東部に侵入しているとされるロシア軍を撤退させることや、
❷ロシアによる親ロシア派への武器の提供をやめさせることなどの重要性を確認しました。さらに、去年から交渉が始まった
❸アメリカとEUとの間の自由貿易協定について、合意に向けた努力を加速させることで一致したということです。
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● これから見える事は、EUとUSAの大反撃第❷波という事です。自由主義と民主主義を守り、
ロシアを牽制する為には、EU懐疑派を教育する必要があるという事です。
つまり、何かで一石二鳥を狙うという事でしょう。
● 勿論教育とは、言葉のみでは出来ません。既に移民嫌いの国民の増加、責任は取らないが
権限のみ強いEU官僚議会や大統領のいう事を、言葉のみで納得する人はいません。
● 正に言葉を支える、何か事件等がなくてはいけないのです。EU加盟国の頭越しに
対ロシア強硬路線をとる事は、ポーランドの元首相という事から、
確定したも同然です。USAは直接の被害はないですから、
対ロシア強硬路線は、万々歳という事でしょう。
● これで、今後5年間の東欧でのカラー革命は、勢いを増すと予想できます。
あちこちにウクライナ”が誕生するのです。
● 今から始まる、世界の株式暴落の煙幕には最高の人選です。2014年+5年=2019年。
予測では、2016年のUSAの大統領選挙の前後に今回最後の大暴落が想定されます。
2年ほどかけて、暴落は底を迎えるでしょう。
● 暴落後、株式市場から撤退した膨大な資金の一部は国債へ、一部は商品に回ると
予想できます。つまり最後の商品相場での戦いが始まるのです。
● 商品相場のピークは、EU大統領の任期が終わるころと予想できます。つまり、役割が
終われば、対決も終わる=商品相場も落ち着くという事です。
● 彼の強硬度=言葉で、商品相場が動くことも予想されます。株価も中暴落の前の急騰を
演じています。日経225≒1万9千円±α、と予想できます。