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口は禍の元・成人病は感染症・口腔ケアーは病気を防ぐ

2014年12月19日 12時55分27秒 | 健康・医療


★ http://www.j-cast.com/tv/2014/12/02222239.html?p=2

健康で長生きしたけりゃ歯を磨け!糖尿病、心筋梗塞、認知症に深く関係してた口腔ケア 2014/12/ 2 17:24

毎日、朝晩に歯を磨く、口の中を常に清潔に保つ。こうした基本的な日常習慣が長寿につながるらしい。国谷裕子キャスターは「口のケアが糖尿病や腎臓病、心筋梗塞、さらには認知症など全身の疾病に深く関係していることが最新の研究で明らかになってきましたガンなどの手術の前後に口腔ケアを行うと、副作用や合併症を減らし、入院日数も短縮して医療費抑制の効果が大きいこともわかってきています」と伝える。

口の中の細菌が血管に入り心臓逆流

日本歯科大学の菊谷武教授は「要介護の高齢者に口腔ケアを継続して行うと、食べる機能が回復でき、栄養状態が改善することで起き上がれるようになって、認知機能が上がったという報告も相次いでいます。口腔ケアは健康長寿を伸ばす鍵として注目を集めています」と説明する。

しかし、病院と歯科医との連携がなかなか進まない、在宅の高齢者の訪問診療が広がらないなど課題は多い。国も去年から手術の前後に行う口腔ケアに新たな診療報酬を加え、医科と歯科の連携を進めて、口腔ケアに取り込む病院を増やそうとしているが、歯科がある総合病院は年々減少して全体の2割しかないのが現状だ。

千葉県旭市の国保・旭中央病院では、10人の歯科医師たちが自分で歯磨きすることが難しい入院患者たちの口腔ケアを行い、細菌による肺炎などを防いでいる。歯科・歯科口腔外科部長の秋葉正一医師は「口腔ケアをすれば誤嚥性肺炎などが少なくなるため、やらなければいけないと考えていました」と話す。

歯科医師も加わった治療のおかげで命を取り留めた土屋光男さんは「歯磨きでこんな大病を患うとは思わなかったですよ。毎日の歯磨きの重要性を改めて痛感しました」という。土屋さんは4か月前、感染性心臓膜炎と診断された。口の中の細菌が血管に入り、血液に乗って心臓に移動して心臓の弁に付着したため、血液が逆流してしまったのだ。心臓外科部長の山本哲史医師は「虫歯や歯周病が残っていると、感染性心内膜炎をもう1回起こすリスクが高くなります」と語った。

糖尿病にも歯周病菌が関わっていることが明らかになりつつある。歯周病菌が体内に入ると、免疫反応でサイトカインが産まれ、血糖値を下げるインスリンの働きを弱めるからだと考えられている。糖尿病代謝内科医長の横尾英孝さんは、積極的に歯科の先生に相談するような姿勢を築けたら良いと話す。


歯科医がいる総合病院は2割

国保旭中央病院が口腔ケアに取り組み始めたのは8年前だ。当時は全国でも珍しい試みだったが、始めるとそれまで高齢の患者に多く見られた肺炎が劇的に減った。手術前の患者に口腔ケアを行うとともに、手術後の患者には言語聴覚士による飲み込みのリハビリも行われている。こうした取り組みは、手術後の回復を早めてくれるという。副院長で外科医の野村幸博さんは口の中の衛生は非常に大事だと話す。

菊谷教授「口の中はバイ菌にとってまさに生きやすい場所で、手入れを怠ると細菌の数を爆発的に増やしてしまいます。でも、病院内での口腔ケアは医師の間に知識としてはあり、やるべきことだという認識はあるが、病院の中に歯科があるのは2~3割、歯科衛生士の数は1~2人というのが一般的です。手が回らない病院が多いんですね。

在宅介護でも口腔ケアを必要とする歯科訪問診療の実施数は高齢者の1割にとどまっています。病院と歯科医・歯科衛生士の連携をより強める必要があります」

口は災いのもとではなく、長生きのもとなのだ。

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誤りを認める・素直さが大切・科学の世界

● 本ブログでは、成人病などは感染症という事で進めています。感染性心内膜炎が
  細菌の感染
で起こるなら、何故糖尿病はそうでないのか? つまり、心臓は
  感染と分かっているのに、糖尿病はわけのわからない免疫反応
  されているのはなぜなのか。

● つまり、免疫反応でサイトカインが産まれ、血糖値を下げるインスリンの働きを弱める為に
  糖尿病になるとか、分かったようでわからないような原因にされている。
  何故糖尿だけは免疫反応なのか?

● 簡単な問題をわざと難しくしているのが、そのような免疫反応とかや自己免疫である。真実は
  何時でも単純なのです。胃潰瘍の原因がストレスだの、性格の性だのと言われた過去が、
  単にヘリコプター・ピロリの感染という事が分かったのと同じです。

● 糖尿病もインシュリン感受性の問題ではなく、インシュリンそのものの減少であることが
  分かっているのに、何故そこを無視して、感受性の問題にするのです
  膵臓の感染でインシュリンが減っているとすれば済むことでしょう。

● 迷路に嵌るから、インシュリン感受性改善薬などをつくり副作用で訴訟沙汰などに巻き込まれるのです
  素直に感染症と認めて、感染している細菌やウイルスを抑える薬を開発すべきです。

● 抗生物質などの使い過ぎで、その反省が行き過ぎて、肝心の病気が感染症に見えないのは
  残念な事です。

● 上記の口腔ケアーの問題は、そのものズバリ、成人病などは感染症と言っているのです
  発想の転換というよりも、素直な発想と言うのが大切なのです。
  事実は小説よりも単純なのです。小説が単純なら面白くはないでしょう。

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人手不測時代の先手必勝・明確に数字化すべき報奨金

2014年12月19日 08時53分38秒 | 国益

★ http://www.j-cast.com/tv/2014/12/13223098.html

「職務発明」もっと評価して!まだまだ低いヒット商品の開発報奨 2014/12/13 12:00

青色発光ダイオード(LED)の発明でノーベル物理学賞を受けた中村修二カルフォルニア大サンタバーバラ校教授は、かつて発明の報酬が低いと会社と裁判で争った。いまも「(社内発明を)もっと正当に評価すべきだ」という。特許法の改正も論議されるなか、会社も従業員も納得する方策を模索している。

30年前、酒井隆司さんが発明した「ラベルメーカー」は大ヒット商品となった。会社は巨額の利益を得たが、報奨金は13万円だった。酒井さんは裁判を起こして約3000万円の和解金を得たが、本当に訴えたかったのは会社の姿勢だった。「基本技術と特許を周辺技術扱いされたらモチベーション下がりますよ

社内発明の特許」会社のものか従業員のものか

特許の出願は年間約30万件。その97%が企業の従業員による「職務発明」だ。1990年代、従業員の訴えで多額の報奨金判決や和解が相次いだ。政府は2004年に特許法を改正して、企業は社内発明への対価の支払い方法を定めるよう規定した。

現行法では職務発明も個人のものだ。多くの会社は発明者に「譲渡対価」を払って特許の権利を譲り受け、商品の売り上げに応じて「実績報奨」を払い続けるのが慣例だった。その支払い方法を決めたことで訴訟の数は減ったが、発明の貢献度の算定はなお課題だ。

印刷大手の凸版印刷では専門チーム70人が審査にあたる。たとえば、ICカードには500件もの特許が関わる。そのどれがどれだけ売り上げに貢献しているかを算定する。1年に1万4000件。「ものすごい負担ですが、万が一、訴訟になると大変だから」と会社はいう。

支払い方によっても不公平は起こりうる。製薬会社の新薬は基礎研究、開発研究、臨床試験を経て商品となる。関わるのは数十人から数百人だが、発明者として報奨を受け取るのは基礎開発の数人に限られる。

知的財産戦略研究所の澤井敬史理事長は、「プリンターも3000件近い特許があります。これを誰の発明とするのか。公平感とやる気の担保にどこの企業も 苦労してます」という。

ファスナーのYKK」営業担当にも報奨!取引先ニーズ伝え生まれた人気商品

いま論議されている特許法35条の改正は、特許権を「従業員」から「法人」に移し、「対価」を「報奨」にするというのが眼目だ。それで従業員は納得できるか。

東大政策ビジョン研究センターの渡部俊也教授は、「現行法は特許の1件1件の対価を考えるという前提です。しかし、いまの特許は組織的で、多くの人が関わり使い方もいろいろです。『報奨』には、努力に報い、さらに励ますという意味合いがあります。適切なガイドラインを考え、それを法律で守るという考え方が必要になっています」と話す。

独自の報奨制度をもつ企業は多い。富山のファスナー大手YKKは発明者以外も対象とする。2年前に開発した自動車シート用のファスナーは、閉じるとファスナーが完全に見えなくなる人気商品だ。説明する山崎誠さんは営業担当だが、この発明で報奨を受けた。取引先から「こういうものを作ってくれ」というニーズを聞いたのが開発につながったからだ。

特許だけでなく、開発に関わるノウハウを公にできない新技術も公平に評価する。特許申請せずに秘匿するものは「社内認定特許」と呼ぶ。「努力する社員1人ひとりをしっかり見つめる経営・管理職の目です」とYKKはいう。

東京・三鷹の精密機器メーカー三鷹光器は150以上の特許をもつ。社員70人の半数近くが特許出願経験者だ。富田和江さんはアルバイト時代、 工作機械の使いにくさを改良するアイデアで特許をとった。工作機械だから直接売り上げにはつながらないが、中村勝重社長は富田さんを正社員にし、製造から開発部門へ配置換えした。

三鷹光器には自由に社内の設備を使える制度や海外研修など、独自の報奨制度があり、次へのモチベーションになっている。中村社長は「会社は社員の能力の積み重ねですから」という。

革新技術は発明・特許の塊だ。それを生み出す人間を企業がどう扱うかは、次なるイノベーションを生み出す環境を考えることでもある。いい話だった。いい企業は輝いている。

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● 今から日本は人手不足になる事は見えています。人口の減少と、景気の回復等から
  明らかに不足するでしょう。ロボットの活用だけでは限界がありますから、
  やはり優秀な人材を確保するのが大切です。

● この際思い切ってその対価を明確に数字化してはどうでしょうか? 例えば、その発明や特許で得た
  儲けを、50%≒半分は会社が取り、残りの半分は従業員へ還元。還元分の更に半分≒
  25%は開発関係者へ、25%は直接関係ない職員へのボーナスとするのは
  どうでしょう。

● この様に社内規定で決めて、社外に積極的に公表するのです。やる気のある優秀な人材が
  たくさん集まるでしょう。善は急げ。それだけでも会社の評判と知名度は
  グンと上がるでしょう


● 儲けがなくなるわけではないのですから、それで会社が潰れるという事はないでしょう。
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