フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月12日(木) 晴れ

2006-10-13 02:54:31 | Weblog
  昼から大学へ。99年に一文の社会学専修を卒業し、現在はワシントンDCでバリバリ働いているMさんが、妹さんの結婚式に出席するため休暇を取って日本に帰ってきていて、今日、研究室に顔を出してくれた。すず金の鰻重を食べながらあれこれ話をする。見た目は小柄で、典型的な日本人顔の彼女なのだが、実にタフで、コスモポリタンである。どこへ行ってもやっていけそうな感じである。ちなみに旦那さんはフランス人で、お土産にフランスのチョコレートをいただいた。

          
           フランスのチョコレートは芸術の香りがする

  午後2時から新学部の基礎演習の教本の件で編集者と打合せ。午後3時半から二文生のKさんの卒論指導。4時半から一文の卒論演習。前回に引き続き章立て案を提示して説明してもらう。最初の報告者のところで私がいきなり厳しい指摘をしたものだから、一瞬にして室温が10度ほど下がり、全員凍りつく。急にお腹が痛くなる者もいた。さすがにこの雰囲気を最後まで引きずるのはよろしくないと思い、次の報告者から1度ずつ温度を元に戻して行く。5人目あたりでようやくクスリと笑い声が出て、終わる頃(7時)には室温はほぼ元に戻っていた。メーヤウで夕食(タイ風レッドカリー)をとり、7限の基礎演習に臨んだ。10時半、帰宅。風呂を浴び、録画しておいた『Dr.コトー診療所2006』の初回を観た。老舗の貫禄である。明日の準備があるので、同じく録画した『だめんず・うぉ~か~』は後日回しとする。