よいお天気だったらしいが、生憎、私は都内某所で半日缶詰だった。待ち時間が長いであろうことを見越して、本を3冊とノートパソコンを持参したが、結局、ノートパソコンは不要だった(本は3冊目の途中まで読んだ)。もしたまたま左隣の席に座った上品な女性と読書やスポーツやボールペンをめぐる社交的会話を交わさかったら、予定通り、本を3冊読破し、原稿の草稿くらいは書けたであろうが、それでは人生の彩りが失われてしまうだろう。活字のない人生は考えられないが、活字に埋もれてはならない。昼食は出前のロースカツサンドで、わが家に帰っての夕食は豚シャブだった。ぶーぶー(不満を述べているわけではありません)。もし明日の朝食に豚汁が出たら、ぶーぶーぶーのポンだ。
深夜、昨日録画しておいた『役者魂!』の2回目を観る。数年前、松たか子は『HERO』で木村拓哉演じる検事付きの調査官の役を好演した。あれは「シャーロック・ホームズ」におけるワトソンのような役だった。主人公に最も近い脇役にして物語の語り手。今回、松たか子が演じるシェークスピア俳優付きのマネージャーの役は、そのときのスタイルを踏襲しつつ、実は主役というポジションだ。月のような太陽。松たか子の実力をもってすれば十分にこなせる役所だが、もしもシェークピア俳優の役が藤田まことでなく田村正和だったら、視聴率はもう少しあがるだろう(松と田村の組み合わせは8年前に『じんべえ』で実現してしまっているので新味には欠けるけれど)。来週も観よう。
深夜、昨日録画しておいた『役者魂!』の2回目を観る。数年前、松たか子は『HERO』で木村拓哉演じる検事付きの調査官の役を好演した。あれは「シャーロック・ホームズ」におけるワトソンのような役だった。主人公に最も近い脇役にして物語の語り手。今回、松たか子が演じるシェークスピア俳優付きのマネージャーの役は、そのときのスタイルを踏襲しつつ、実は主役というポジションだ。月のような太陽。松たか子の実力をもってすれば十分にこなせる役所だが、もしもシェークピア俳優の役が藤田まことでなく田村正和だったら、視聴率はもう少しあがるだろう(松と田村の組み合わせは8年前に『じんべえ』で実現してしまっているので新味には欠けるけれど)。来週も観よう。