終日、自宅で明日が締切の書類(2007年度時間割)の作成。最初は、午前中に仕上げて、午後はジムに行こうと考えていたのだが、途中で、いろいろとやっかいな問題が散在していることに気が付いた。認識していた(しかし軽視していた)問題もあれば、まったく見落としていた問題もある。事務所や関係の先生方に電話やメールで問い合わせをしながら問題を一つ一つクリアーしていったが、結局、深夜までかかった。しかも、問題がすべてクリアーされたわけではなく、やむを得ぬ事情によりペンディングとなった問題もある。今日ほど「有能な助手が一人いたら…」と思ったことはない。研究に関しては、大久保研究室は一種の個人商店であり、私一人の才覚で切り盛りすればよい。しかし、私は大久保商店の店主であるだけでなく、文化構想学部という新しい街の現代人間論系という商店街の世話役もしている。これがけっこう忙しい。既存の第一文学部や第二文学部の各専修には1名ないし2名の助手がいて、専修主任の仕事をサポートしてくれている。しかるに学生こそまだ入ってきていないとはいえ、半年後に迫った商店街のオープンの準備に追われている文化構想学部の各論系の運営準備委員長(これが正式の肩書)にはそうしたサポーターはいないのである。愚痴を言ったついでにもう一言いうが、論系のための専用の部屋もないのである。論系とは、少なくとも現在の時点では、かくもバーチャルな存在なのである。こうした状態は、論系ではなく、論外というべきものだろう。
本日の唯一の息抜きは、夜、『のだめカンタービレ』の初回の放送を観たことである。漫画である。しかし『鉄板少女アカネ!!』よりもはるかに面白く観ることができた。それは、第一に、原作の漫画そのものの出来が『のだめカンタービレ』の方が上であること、第二に、原作を忠実に再現しようという異常なほどの執念が『のだめカンタービレ』には感じられること(とくに主人公役の上野樹里の演技は天真爛漫を通り越して「危ない」領域に入っていた)、第三に、漫画では表現できない音楽(今回はモーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ」)がTVドラマの中では華麗に鳴り響いていたこと、などの理由による。肩凝りはをほぐすにはもってこいのドラマかもしれない。
本日の唯一の息抜きは、夜、『のだめカンタービレ』の初回の放送を観たことである。漫画である。しかし『鉄板少女アカネ!!』よりもはるかに面白く観ることができた。それは、第一に、原作の漫画そのものの出来が『のだめカンタービレ』の方が上であること、第二に、原作を忠実に再現しようという異常なほどの執念が『のだめカンタービレ』には感じられること(とくに主人公役の上野樹里の演技は天真爛漫を通り越して「危ない」領域に入っていた)、第三に、漫画では表現できない音楽(今回はモーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ」)がTVドラマの中では華麗に鳴り響いていたこと、などの理由による。肩凝りはをほぐすにはもってこいのドラマかもしれない。