フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月1日(木) 晴れのち曇り

2008-05-02 11:07:29 | Weblog
  午後、明日の講義(日常生活の社会学)の準備に取り掛かる。最終的にはパワーポイントのスライドを作成することになるのだが、最初にすることは、A4サイズのノート(方眼)を横に使って、自己流のマインドマップ方式で、プロットを作成すること。普通のマインドマップでは時間の経過(話の展開)は中心から周辺へ延びる線によって示されるが、この自己流のマインドマップでは、それだけでなく、マップ全体を時計の文字盤に見立てて、真上からスタートして右回りに時間が経過していく。一周は90分。話の展開ばかりに気をとられて、それが制限時間内に収まらなかったら、それこそ話にならないので、時間配分ということは非常に重要である。これは論文のプロットを作成するときも同じで、制限時間が原稿枚数(文字数)に代わるだけだ。

        

  一応のプロットが出来たところで、昼食をとりに散歩に出る。「テラス・ドルチェ」でスパゲティ・ミートソースと珈琲。待っている間にプロットにさらに手を加える。帰りに床屋を覗いたら、空いていたので散髪をしてもらうことにする。帰宅してすぐにパワーポイントのスライドの作成にとりかかる。いつもなら前日の午後9時ごろから始める作業だから、それを前日の夕方から始めたわけだから、楽勝かと思いきや、入浴や、夕食(鰹のたたき、豚汁、ごはん)や、仮眠を間に挟みながら、完成したスライドをpdfファイルに変換してコースナビにアップしたのは午前3時を回っており、結局、いつもと同じ、いや、むしろいつもより遅かった。なまじ時間に余裕があると細かいところに手をかけてしまうので、こういうことになるのである。なかでも「アカレンジャーはなぜ赤なのですか?」という質問(ジェンダーの色のコードの話に関連して)への回答を考えているときに、インターネットで「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975~77)について調べ、それだけでやめておけばよかったものを、その後の「スーパー戦隊」シリーズ全体に及ぶ「仮面・スーツの色とキャラクター」の変遷についても調べてしまったのがいけなかった。これだけで1回分の講義ができるだけの資料が集まったが、実際に明日の授業でこれに触れる時間は数分であろう。