昼休みに会議があって、いつもより少し早めに大学へ。昨日と同じ「たかはし」のお弁当。いろいろな種類のおかずが詰め込まれているのだが、私の場合、最初に箸をつけるのはいつも決まってエビフライだ。
3限の大学院の演習の後、研究室のPCで表象・メディア論系の基礎講義のコンテンツ、高橋先生の「ロボット・サイボーグ 仮想空間」と岡室先生の「幻影論」を視聴する。今日の基礎演習の発表でこの2つのコンテンツが取り上げられるからだ。高橋先生はアシモ君と一緒に登場する。岡室先生はピアノ・ソナタ「月光」をBGMに「世にも奇妙な物語」のMCタモリのように登場する。さすがに表象・メディア論系、演出が凝っている。5限はその基礎演習。トップバッターのBさんはさぞかし緊張したであろうが、まったく原稿を見ないで(棒読みダメと言ってある)話をし、しかも所定の時間(15分)ピッタリで話し終えた。お見事。もちろん発表の構成やレジュメの書式についてはいろいろ問題があり(たとえばレジュメに発表者の名前が書かれていないとか)、改善点を一つ一つ指導する。これはBさんに言っていると同時に、これから発表をする学生たちへ言っているわけで、回を追うごとにこちらの要求水準は高くなっていく。7月の報告者の頃には学会での研究発表の水準に近づいているに違いない(少なくとも形式については)。帰りがけに生協戸山店で以下の本を購入。
富永健一『思想としての社会学 産業社会から社会システム理論まで』(新曜社)
坂本博志『『平凡』の時代 1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(昭和堂)
江原由美子・山田昌弘『ジェンダーの社会学入門』(岩波書店9
小山弘健『戦後日本共産党史』(こぶし文庫)
宮入恭平『ライブハウス文化論』(青弓社)
今尾恵介『地名の社会学』(角川書店)
飯野由里子『レズビアンである<わたしたち>のストーリー』(生活書院)
電車の中で、どの本を読もうかと、ちょっと考えてから、一番の大作(800頁!)である『思想としての社会学』を読むことにした。富永さんの文章は読みやすい。必ずしも平易というわけではないが、他人の学説を論じるときもいったん自分でとことん消化した上で論じているので、言葉が上滑りしているという感じがないのだ。この印象は学生時代に初めて富永さんの本(『社会変動の理論』だった)を読んだときからまったく変っていない。
夜、明日の授業(日常生活の社会学)の準備。パワーポイントの資料を午後11時56分にコースナビ上にアップロードする。「木曜日のうちにアップロードしてください」という学生のリクエストに応えるべく頑張ったのである。
3限の大学院の演習の後、研究室のPCで表象・メディア論系の基礎講義のコンテンツ、高橋先生の「ロボット・サイボーグ 仮想空間」と岡室先生の「幻影論」を視聴する。今日の基礎演習の発表でこの2つのコンテンツが取り上げられるからだ。高橋先生はアシモ君と一緒に登場する。岡室先生はピアノ・ソナタ「月光」をBGMに「世にも奇妙な物語」のMCタモリのように登場する。さすがに表象・メディア論系、演出が凝っている。5限はその基礎演習。トップバッターのBさんはさぞかし緊張したであろうが、まったく原稿を見ないで(棒読みダメと言ってある)話をし、しかも所定の時間(15分)ピッタリで話し終えた。お見事。もちろん発表の構成やレジュメの書式についてはいろいろ問題があり(たとえばレジュメに発表者の名前が書かれていないとか)、改善点を一つ一つ指導する。これはBさんに言っていると同時に、これから発表をする学生たちへ言っているわけで、回を追うごとにこちらの要求水準は高くなっていく。7月の報告者の頃には学会での研究発表の水準に近づいているに違いない(少なくとも形式については)。帰りがけに生協戸山店で以下の本を購入。
富永健一『思想としての社会学 産業社会から社会システム理論まで』(新曜社)
坂本博志『『平凡』の時代 1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(昭和堂)
江原由美子・山田昌弘『ジェンダーの社会学入門』(岩波書店9
小山弘健『戦後日本共産党史』(こぶし文庫)
宮入恭平『ライブハウス文化論』(青弓社)
今尾恵介『地名の社会学』(角川書店)
飯野由里子『レズビアンである<わたしたち>のストーリー』(生活書院)
電車の中で、どの本を読もうかと、ちょっと考えてから、一番の大作(800頁!)である『思想としての社会学』を読むことにした。富永さんの文章は読みやすい。必ずしも平易というわけではないが、他人の学説を論じるときもいったん自分でとことん消化した上で論じているので、言葉が上滑りしているという感じがないのだ。この印象は学生時代に初めて富永さんの本(『社会変動の理論』だった)を読んだときからまったく変っていない。
夜、明日の授業(日常生活の社会学)の準備。パワーポイントの資料を午後11時56分にコースナビ上にアップロードする。「木曜日のうちにアップロードしてください」という学生のリクエストに応えるべく頑張ったのである。