午後1時過ぎ、大田区役所9Fの男女平等推進室を訪問。男女平等区民会議の件で打合せ。その後、駅ビル西館6Fの「新宿中村屋オリーブハウスダイニング」でインドカリーを食べる。サラダ、珈琲とセットで1500円。平日の昼食代としては許容範囲ギリギリの値段である。十分に煮込まれた骨付き鶏肉の旨さは「中村屋」伝統の味である。蒲田でそれが食べられるようになったことを悦びたい。ただ、「オリーブハウスダイニング」は南欧風料理の店なので、もしかしたらインドカリーはオープン記念のいまだけのメニューなのかもしれない。有隣堂で以下の本を購入。
山田昌弘・白河桃子『「婚活」時代』(ディスカヴァー携書)
松原惇子『「ひとりの老後」はこわくない』(海竜社)
ジムへ行く。ウォーキング&ランニングを50分間。距離は6キロちょっとで、消費カロリーは約500キロ(牛丼一杯あるいは焼きうどん一皿分)だった。ジムの後、陸橋を渡って「ルノアール」へ。レモンスカッシュを飲みながら、『「婚活」時代』を読む。「婚活」とは「結婚活動」の略で、「就活」のアナロジーである。晩婚化と非婚化が同時進行する現代(とくに1990年代以降)では、結婚するためには自ら積極的に活動をしなければならなくなっというのが本書の基本的な主張である。山田が理論編(家族社会学的考察)を白河が実践編(ルポルタージュ)を担当しているが、最後の章で二人が対談をしている。こんな箇所があった。
白河 最近、甘いものをいっしょに食べに行ってくれたりする男性は人気があります。
山田 そうなんですね。実はわたし、甘いものも好きでして、大学生とか院生時代には、それで自然に誘っていました。「甘いもの好きだけど、一人じゃ恥ずかしいからいっしょに行ってくれない?」と。これは作戦というのではなくて、ほんとうに好きでしたし、一人では恥ずかしかったので。
白河 女の子が楽しそうにしていることに興味を持って、バリアフリーでフッと入っていける男の人は、出会いの機会が結構多いんですね。三十五歳以上には、なかなかいないけれど、二十代の男性には増えていて、「オトメン」と言うんだそうです。乙女じゃなくて、乙男。そういう漫画があるんです。女の子の好きなものが好きな男の子たち。そういう人は女の子ワールドの中に抵抗なく入って行けて、出会いの機会もあるようです。
山田 ここで大切なのは、別に、恋愛にもっていく必要はないということです。そうやって、異性のお友だちを増やしていけば、そのうち、お友だちのお友だちと「出会った」りするわけですから。 (176-177頁)
そうか、私は「オトメン」だったのか。山田さんと一緒だ。ただ、山田さんと違うのは、甘味処に一人で入っても全然恥ずかしくないところだ。いま大学1年生の息子に伝授してやらなくては。

今日も寒空
山田昌弘・白河桃子『「婚活」時代』(ディスカヴァー携書)
松原惇子『「ひとりの老後」はこわくない』(海竜社)
ジムへ行く。ウォーキング&ランニングを50分間。距離は6キロちょっとで、消費カロリーは約500キロ(牛丼一杯あるいは焼きうどん一皿分)だった。ジムの後、陸橋を渡って「ルノアール」へ。レモンスカッシュを飲みながら、『「婚活」時代』を読む。「婚活」とは「結婚活動」の略で、「就活」のアナロジーである。晩婚化と非婚化が同時進行する現代(とくに1990年代以降)では、結婚するためには自ら積極的に活動をしなければならなくなっというのが本書の基本的な主張である。山田が理論編(家族社会学的考察)を白河が実践編(ルポルタージュ)を担当しているが、最後の章で二人が対談をしている。こんな箇所があった。
白河 最近、甘いものをいっしょに食べに行ってくれたりする男性は人気があります。
山田 そうなんですね。実はわたし、甘いものも好きでして、大学生とか院生時代には、それで自然に誘っていました。「甘いもの好きだけど、一人じゃ恥ずかしいからいっしょに行ってくれない?」と。これは作戦というのではなくて、ほんとうに好きでしたし、一人では恥ずかしかったので。
白河 女の子が楽しそうにしていることに興味を持って、バリアフリーでフッと入っていける男の人は、出会いの機会が結構多いんですね。三十五歳以上には、なかなかいないけれど、二十代の男性には増えていて、「オトメン」と言うんだそうです。乙女じゃなくて、乙男。そういう漫画があるんです。女の子の好きなものが好きな男の子たち。そういう人は女の子ワールドの中に抵抗なく入って行けて、出会いの機会もあるようです。
山田 ここで大切なのは、別に、恋愛にもっていく必要はないということです。そうやって、異性のお友だちを増やしていけば、そのうち、お友だちのお友だちと「出会った」りするわけですから。 (176-177頁)
そうか、私は「オトメン」だったのか。山田さんと一緒だ。ただ、山田さんと違うのは、甘味処に一人で入っても全然恥ずかしくないところだ。いま大学1年生の息子に伝授してやらなくては。

今日も寒空