9時、起床。フィールドノートを更新し、新聞の書評欄に目を通し、土鍋煮込みうどんの「オレンチーノ」に朝食兼昼食をとりに行く。前回と同じ味噌煮込みうどんに今日はお好みで牡蠣を入れてもらったが、これが旨かった。牡蠣と味噌は合う。母への土産におやき(野沢菜入り)を買って帰る。
店名の「オレンチーノ」は「俺の家の(味)」をイタリア語っぽく発音したもの
自転車を漕いで呑川沿いの道を池上へ。呑川は「のみかわ」と読むが、「どんがわ」と読めなくもない。ロシアの大地を流れるあのドン川だ。
「甘味あらい」は新年になって初である。定番の贅沢あんみつを注文する。麻生久美子と大森南朋が出演しているビールのコマーシャルで、料亭の女主人の麻生が「ふつうのビールと贅沢なビール、どちらにしますか?」と聞いて、大森が「じゃあ、贅沢な方で」と言うと、「みんなそういうのね、男の人は欲張りね」と言ってニッコリするが、「甘味あらい」では男も女も贅沢あんみつを注文する(普通のあんみつもあるのだ)。カウンターの隣の席の若い女性2人も贅沢あんみつを注文した。初めてだったようで、美味しい、きれいを連発していた。私は、そうでしょう、そうでしょう、と心の中でうなづく。本門寺は露店なども出てまだ初詣の雰囲気が残っていた。家族が健康でありますようにとお願いする。