昨日同様、親不知を抜いた痕の痛みで、6時ごろ目が覚める。まだ4時間しか寝てないのに・・・。3限の大学院の演習は休講と決め、メールで連絡する。ところが一人の学生のワセダネットのメールサーバーが容量オーバーでメールが戻って来てしまった。こうなるとお手上げである。相手に連絡する手段がない。この容量の小ささ(5M)はどうにかならないものか。学生はgmailやhotmailの類を使っている人が多いと思われるが、だったらそちらに転送設定をして、ワセダネットのメールサーバーにはメールを残さないようにすれば、容量オーバーで大事なメールが受信できないという事態はなくなるのだが。ところがこの転送・削除の設定の仕方を知らない学生がとても多いのだ。ぜひワセダネットの講習の重点項目にしてほしい。
9時、起床。カレー、トースト、牛乳の朝食。フィールドノートの更新をして、昼前に家を出る。大学院の演習の教室に行ってみると、案の定、O君が待っていた。かくかくしかじかの理由で今日は休講にします。早朝にメールを出したのだが、かくかくしかじかの理由で君に届かなかった。レポートの課題についても説明する。
昼食をとりに「西北の風」に行くと、この3月で定年退職される日本史学の安在先生が学生たちと会食をされていた。安在先生が立ち上がって挨拶をされ、女子学生が花束を贈呈し、記念写真が撮られた。私は茄子とベーコンのスパゲッティを食べながらその様子を見ていた。別れの季節だ。安在先生が退席されるとき、私も立ち上がって、先生にご挨拶を申し上げた。
6限の演習「ケーススタディの方法」は今日が最終回。教場提出のレポートを受け取る。各自のレポートのテーマと知見を全員に手短に報告してもらった。21名が登録し、インタビュー調査のケース報告までいったのが17名。そのうち今日レポートを提出したのが15名(数日遅れでもう1名出す予定)。作業量の多い演習で、4分の3の学生が最後まで残ったのはなかなかである(私の当初の予想は3分の2であった)。みんなよく頑張った。これだけやって単位を落としたら彼らもショックであろう。しかし、レポートの出来が悪ければ不可である。ただし、それで終わりということにはしない。なぜ不可なのかを説明し、再提出のチャンスを与えることにしている。一発勝負の試験とは違って、レポートとは本来そういうものであろう。
今日は全然寒くない。帰りは寒くなるだろうと着込んで来たが、裏目に出た。夕食は「とん清」の牡蠣フライ定食。帰宅すると、人間ドックの結果が郵送されてきていた。細かく見るといろいろ問題はあるが、格別大きな問題はないという結果だった。中年としてはこれでよしとしなければならないが、また、「メタボ予備軍」ということで呼び出しがかかるのだろうな。