フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月17日(日) 晴れ

2010-01-18 03:01:58 | Weblog

  9時、起床。豚肉の生姜焼き、トースト、ワンタンスープの朝食。母の友人のWさんがやってきて、飼い犬の具合が悪いのだが、休日でもやっている動物病院を知りませんかと言う。妻が対応して、Y動物病院の分室を教える。その犬はかなりの高齢で、数日前まで普通にしていたのだが、昨日あたりからじっとして、食事をとらなくなってしまったのだそうだ。このところの寒さが堪えているのかもしれない。たぶん病院では点滴の処置がされるだろう。それで持ち直して、口から物が食べられるようになるといいのだが。
  昼食は、鏡餅を割って磯辺巻きと安倍川餅を1つずつ。そして辛子明太子でお茶漬け。食後、録画しておいた『宿命1969-2010』の初回を観る。「宿命」の意味は初回でわかった。異母きょうだいがそれと知らずに結婚(それも恋愛結婚ではなく政略結婚)へ向うというのは、ずいぶんと古風な設定である。その陰で捨てられた女が復讐の鬼になるというのも昼ドラみたいだ。昼ドラを豪華にしてゴールデンタイムにもってきましたといった感じなり。


夜更かし雀は夕方に居眠りをする

  夕食はポトフ。『龍馬伝』の3回目を観る。三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎というのは本当にあれほど貧しい家の出身だったのか、いくらなんでも誇張が過ぎるのではないか、と思ってしまう。番組の最後に紹介されていた彼の生家はけっこう立派じゃないか。ドラマの中では掘っ立て小屋だが、あの生家は彼が成功してから建替えたものなのか。
  深夜、明日が締め切りの来年度の講義要項の詰めの作業。専門演習は毎回出席する覚悟のある学生であれば全員(少なくとも自論系の学生は)受け入れようかと考えている。選外なし。ただし、無断欠席は厳禁。はたしてこれで何人履修するだろうか。大人数になるかもしれないし、普通に定員を設定するよりもかえって少ない人数になるかもしれない。蓋を開けてみるまではわからないが、昔、一文の社会学専修で、80名規模の演習を担当した経験がある。もちろん普通サイズの演習と同じというわけにはいかないが、決して一方通行の講義ではなく、けっこう面白い授業だったという記憶がある。学生のやる気と教師の工夫があればどうにかなるものである。