フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月2日(月) 晴れ

2013-12-03 10:57:13 | Weblog

   8時、起床。

   (昨夜の残りの)鶏肉と野菜のうま煮かけご飯の朝食。

   午後、散歩に出る。

   遅めの昼食を「キッチンすみっこ」に食べに行く。

   ここで注文するものといえば、カツカレーと決まっている(蒲田駅前にあった「南蛮カレー」のカツカレーである)。

   卓上にはソースの容器がテーブルンでんと置かれている。もちろんカツにかけるのである(と私は解釈している)。

 

    食後のコーヒーは鵜の木のギャラリーカフェ「Hasu no hana」に飲みに行く。先週の土曜日から「給水塔と赤い屋根」展を開催中(4日の木曜日までの短期間の企画)。

   1958年(昭和33年)に住宅公団によって分譲された(賃貸ではなく)阿佐ヶ谷住宅は、今年4月、建て替え工事のために解体された。

   今回の展示会は、阿佐ヶ谷住宅とかかわりのあった人たちによって企画されたものである。

   壁にはたくさんの写真が貼られている。そこで生活していた人々が撮った写真である。

 

 

 

 

   上の写真の一枚に写っている女性が会場に来ていて、私に展示品の説明をしてくださった。

   敷地の中にはたくさんの植物が育っていた。

 

   「phono kafe」仲間の陶芸作家、清水直子さんも出品されていた。

   阿佐ヶ谷住宅にかかわりのあった人たちの声が、マップに貼られていた(住んでいた場所に思い出の場所に)。

   「hasu no hana」はカフェとしてのレベルも高い。店主さん手作りの季節のスイーツが美味しいのだ。今日は焼き林檎を注文した。

   夜、「hasu no hana」のホームページを見ていたら、お店のツイッターのアカウントが載っていたので、開いたら、こんなつぶやきがあった。

   「展覧会見にきてくれたおじさま、前回、今回と季節のおやつを食べ、ここはおやつも美味しいねと言ってくれたのが嬉しかったのです。まだおやつ未体験の人は是非季節のおやつを食べにきてくださいねー。」

   「おじさま」か。なんだか、小津安二郎の後期作品(『彼岸花』や『秋日和』)に登場する初老の男性みたいで、悪くない(笑)。


(左から)佐分利信、中村伸郎、北竜二 

   1時間ほど滞在して、蒲田に戻る。

   ジムでトレーニング。筋トレ2セットとクロストレーナー40分(540キロカロリーを消費)。

   帰りがけに「phono kafe」に寄る。自分が最後の客かと思いきや、閉店10分前に最後のお客さんが入ってきて、カレーを注文した。

    帰宅して、妻に今夜の献立を尋ねると、「カレーよ」との答えた帰ってきた。

    じゃーん、昼夜連続のカレーである。たまにこういうことがある。カレーライスではなく、パンで食べることにする。

   ロダン作「カレーの市民」。 

「また、カレーなのか。われわれはカレーに包囲されてしまったようだ。」