フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月28日(土) 晴れ

2013-12-29 04:44:42 | Weblog

      8時半、起床。

      鱈子の佃煮でお茶漬けの朝食。

      年内最後の「ごちそうさん」。父親問題は一応の解決をみたようである。きっかけは孫(ふ久)の誕生。気になるのは父親自身の人生問題(銅山の鉱毒の件)だが、これは深入りするとけっこう大変そう。

     書斎の掃除(整理整頓)に着手する。これも蔵書レベルに深入りするとけっこう大変。とりあえず机上のレベルから始めよう。

     窓際に積んである本を撤去し、カーテンを取り外し、窓ガラスと網戸の掃除。冬の青い空と白い雲。

      野良猫のなつが挨拶にやってきた。

     作業の途中の昼食はこういうもので。けっこう好きだったりする。

      1994年の手帳が出て来た。放送大学から早稲田大学へ移った最初の年である。着任にあたって早稲田大学仕様の能率手帳の支給はなかったのだろう、一般の能率手帳エクセル版(革カヴァー)を使っていた。早稲田大学での授業のほかに4つの私大と放送大学でも授業をやっている。放送大学での授業(面接授業と卒論指導)は土日にやっている。放送大学の番組(放送授業)の各回の収録日とテキストの各章の締切日も書き込まれている。大学内外のプロジェクトの会合にも頻繁に出席している。子どもの授業参観や運動会の予定も書き込まれている。空白の一日というものがほとんどない手帳だった。40歳になったばかりの頃で、社会からの要請は多く、それを断る自由は小さかった。「単純な生活」への憧憬は強かった。

     夕暮れの時刻になった。 

     夕食は焼き魚(かます)、鶏肉の団子汁、豆腐とオクラと納豆、ご飯。   

     ご飯をお替りして、近所の方からいただいた卵で掛けご飯。

 

        武蔵村山さん(仮名)からお久しぶりですのメールが届く。以前、近所の歯科医院で歯科衛生士をされていた方で、ご出産を機にそこを辞めてからも私のブログの読者でいてくれている方である。いまは2歳9か月と10カ月の2人の男の子の母親で、お子さんたちを保育園に預けて働いていらっしゃるそうだ。彼女が久しぶりのメールをくださったのは、私のブログを通してNさんのブログを共感をもって読まれたからである。私がNさんにどんなアドバイスをしたのかが気になりますとのことだった。実は、Nさんへのメールを打ちながら、同じ年頃のお子さんを抱えている武蔵村山さんはどうしているだろうと考えていたところだったので、メールをいただいて、びっくりした。でも、こういうことって、たまにあることなのだ。