フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月12日(木) 晴れ

2013-12-13 10:22:59 | Weblog

    7時半、起床。冬の青空。

    マフィンとスープパスタの朝食。クノールのこの「スープDELI」シリーズは手軽で美味しいので好きである。

    10時過ぎに家を出て、大学へ。『言の葉の庭』のDVDを10時までに返却しないとならなかったのだが、うっかりしていた。延滞料300円を払う。

    現代人間論系の助手を以前されていたAさんと久しぶりに会う。今年の3月に長男を出産されて、いまは週4日、いくつかの大学で非常勤講師をされている。文化構想学部でも金曜の夕方からの社会福祉士資格関連の演習科目を担当していただいている。相変わらずの明るい笑顔。お元気そうでなによりだ。

    分担執筆された本をいただく。田中雅文・廣瀬隆人編『ボランチは活動をデザインする』(学文社)。編者の田中雅文さん(日本女子大学教授)は私の高校時代(都立小山台高校)の同級生である。

    「すず金」で昼食を食べる。Aさんはこの店の鰻重が大好きで、今日も、「やっぱり美味しい!」「う~ん、幸せ」などの言葉を食事中に連発するので、私は少々恥ずかしかった。

   食後のコーヒーは「カフェ・ゴト―」で(私はココア)。

   彼女は「ほぼ日手帳」のオリジナルをずっと使っているのだが、来年から私と同じ大判のカズンにすることにしたそうで、鞄から新しい手帳を取り出した。1月始まりのものである。学校関係者にとっては4月始まりの方が便利なように思うが、今年使っているオリジナルが1月始まりのものなので、切り替えが難しいようである。出費の問題を別にすれば、1月から三か月間、試用期間のつもりでカズンを使って、(やっぱりオリジナルの方がいいということにはならないで)うん、これでいけるとわかったら、4月から4月始まりのカズンを新たに購入したらどうだろう。自分のときはそうしました。

   1時から彼女は学内での研究会、私は大学院の演習。

   3時に私の演習を履修している他論系の学生Uさんが研究室にやってくる。少し前に私があることでアドバイスをしたのだが、それがうまくいったというので、そのお礼に来たとのこと。実家の鹿児島から送られてきたというお菓子をいただく。薩摩芋を使った洋菓子で美味しかったが、鹿児島といえば、是枝監督の映画『奇跡』に登場した「かるかん」のことが頭にあったので、その話をしたら、Uさんは鞄の中から自分のお八つ用にもっていた「かるかん」を取り出して私にくれた。自分はこの「かるかん」が好きなのだが、東京の人にあげても評判が芳しくないのであげるのをやめているとのことだった。いや、私はかるかんのあっさりした食感が好きですよと言うと、「そうですか!」と言ってUさんは喜んだ。ただし、『奇跡』に登場した原田義男演じる和菓子屋の主人が作る「かるかん」はもっと大きくて、中にあんこは入っていなかったと思う。それをぜひ食べてみたいものである。

    5時に大学を出る。

    蒲田に着いて、1週間ぶりに「phono kafe」に顔を出す。大原さんが預かっていた陶芸家の清水直子さんからのメッセージを受け取る。先日、吉祥寺の東急で開かれた彼女の個展に伺ったことへのお礼と、年末年始(12月26日―1月7日)に日本橋三越(本館5階)で開かれる個展の案内だった。「1314」というのは「ゆく年くる年」という意味だろう。初日である26日に大学に出る予定があるので、その帰りにでも寄ってみようかしら。

    「phono kafe」は年内は30日(月)まで、新年は11日(土)からの営業とのことである。

    7時過ぎに帰宅。本日の夕食はポークの野菜スープ煮。

    夜、『ドクターX』第8話を録画で観る。いよいよ来週が最終回(全9話だったのか)。大門未知子が執刀する最終回の患者はいたいけな小学生の女の子で、母親役を演じるのは奥貫薫(私ファンです)である。これはどんなことがあっても「私、失敗しないので」でやってもらいたい。