フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月13日(金) 晴れ

2013-12-14 10:59:06 | Weblog

  7時半、起床。

   朝食はとらず、11時に家を出て、大学へ。

   「風の谷」と呼んでいる近所の専門学校の高層ビルの脇の道は突風が吹いている。こういう日はビルの玄関前の人工の池の水が風にあおられて舗道に水しぶきとなって降り注ぐ。歩行者にとって迷惑この上ない。強風の元凶であるビルを解体することは無理でも、池の水を抜くことぐらいは迅速にやってほしいものである。

    神楽坂で途中下車して「SKIA」で昼食をとる。日替わり定食+アイスチャイ(林檎がおまけで付いてきた)。今日のメインは鶏挽肉団子と大根のオイスタースープ煮。このスープが美味しい。

 

   キャンパスは黄葉の季節から落葉の季節になった。

    3限の時間、選択基礎演習の来週発表するグループが事前の相談に来る。事前相談受け付けますよといってあるが、実際に来たのは今回が初めてである。「家電量販店」がテーマのグループである。テキスト『無印都市の社会学』では、家電量販店の特徴は「ごちゃごちゃ感」(テーマ性のなさ)ということであったが、そういう前提でいくのもいいが、一度立ち止まって、「ごちゃごちゃ感」というものにもある種の世界観や物語(テーマ性)が潜んではいないかと考えてみてはどうかとアドヴァイスする。それは店の側は意図して演出した物語ではないかもしれないが、そこには終戦直後の闇市から高度成長期の駅前商店街にあった「ごちゃごちゃ感」に通じるものがあって、「家電量販店」の巨大なビルそれ自体が1つのテーマ館となっているようにも思えなくはないという話をする。テキストは大いに参考にすること。しかし鵜呑みにしないこと。

    4限は講義「ライフストーリーの社会学」。

    5限からのゼミが始まる前に、「梅花亭」のみたらし団子で腹ごしらえ。

    ゼミ論提出1週間前ということで、4年生はお休み。5限は先日の合宿に都合で行けなかったIさんのケース報告を聞く。

    スイーツタイムはいつもより高級感の漂うスイーツが出て来た。卵の殻の容器に入った色とりどりのプリンだ。N君が用意してきたものだが、人数は半分だが(4年生がいないので)、予算はいつも通りでやりましたとのこと。つまりいつもの倍の単価のスイーツとのこと。なるほど、これはコロンブスの卵だ。

    6限はビデオ教材を観ながら、個人の成長とライフストーリーの語りの変容(と持続)についてディスカッション。(新棟の教室にはVHFの再生装置が備え付けられていないので、MM準備室の方に教室まで持ってきていただいた。お手数をおかけしました。いつもありがとうございます)。

    9時頃、大学へ出て、夕食は蒲田に着いてから「そば新」で。ここでの定番であるコロッケとちくわ天をトッピングしたうどんを食べる。遅い夕食のときはごはんよりも麺類の方が体重管理上よいように思う。    

     それにしても今日は夕方から冷え込んだ。明日明後日は寒い週末となるだろう。でも、天気はよさそうなので、散歩には出ますけどね。