フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月3日(日) 晴れ

2014-08-04 14:30:10 | Weblog

8時半、起床。

サラダ(生ハムとトマトとレタス)だけの朝食。

11時半に家を出て、大学へ。

駅に行く前にちょっとだけ「phono kafe」に顔を出す。開店とほぼ同時に行ったのだが、すでに先客が一組いた。

とりあえず梅ソーダ。

お目当ては桃パン。薄いパンをトーストして、ペーストを塗って、その上に生の桃をのせたオープンサンドである。一日、数個限定なので、午前中に行かないと食べられない(と私は思っていたのだが、そうでもないらしい)。

「まやんち」のピーチメルバと「phono kafe」の桃パン。いま、行きつけのカフェは、桃祭りである。

桃パンは飲み物とセットで800円なり。

連日暑いが、今日はとくに暑い。

蒲田駅前。

東京駅丸の内北口。

早稲田馬場下交差点。昨日に続いて、今日もオープンキャンパスで、たくさんの人出である。

研究室のある戸山キャンパスはクローズで、閑散としている。

卒業生(ゼミ4期生)のTさんがやってくる。一緒に来たのは、同じサークルの仲良しの後輩Sさんである(どこかで見たことがあるぞ)。今夜、サークルのメンバーが合宿に出発するのだが、その前にみんなで食事会があるそうで、2人はそれに参加するという。研究室訪問はそのついでのようなものであろう。

じゃーん。手土産はGODIVAのアイスクリーム。Tさん、ずいぶんと奮発しましたね。

Tさんは卒業式のときに1つ心残りがある。下の写真は当日私が撮った集合写真である。36号館の前の広場で、私が二階の渡り廊下の上から撮ったもので、いかにも「青春の旅立ち」という感じの一枚である。ところが、Tさんはこのとき何かの用事で別の場所に行っていて、写真に写っていないのである。それがとても残念ですと、今日、Tさんは私に語った。

わかりました、ということで、キャンパスの外へ食事に出かけるときに、あのときと同じ場所で、記念写真を撮る。

 日曜日で大学の周りの店はどこも定休日なので、お隣の神楽坂の「SKIPA」へ行く。 

とりあえず梅ソーダ。

私とTさんはSKIPA定食、カレーの大好きなSさんはチキンカレーを注文。

定食の今日のメインは筑前煮。

Tさんは公立の中学校の事務の仕事をしている。私は知らなかったのだが、中学校の事務の人というのは各校に1人か2人しか配属されないそうだ。事務室は私の研究室と同じくらいの広さしかなくて、一日そこにいると閉塞感があるので、職員室で仕事をしていることも多いそうだ。いまは新米なので、仕事を覚えることで一生懸命だが、仕事がルーティンになったときのことを考えると、単調な生活に陥るのではないかという不安があるという。単調な生活とは、メリハリに乏しい生活、わくわく感に乏しい生活のことである。単調な生活に陥らないための工夫はいろいろあるが、仕事のオンとオフの切り替えを意識的にすること(一日の中で、一週間の中で)、自宅と職場といういう二点間の往復運動に終始しないこと、自宅と職場以外の人間関係を広げていくこと、その一方で他者を必要としない楽しみをもつこと、などである。

大学に戻り、これから学生会館(サークルの部室がある)に向かう彼女らとは、戸山キャンパスの前で別れた。「じゃあ、またね」と私が言って、キャンパスの中に入ろうとすると、「先生、別れ方があっさりしてますね」と言われる。前にも別の卒業生から同じことを言われた。はい、薄情な人間なんです。

大学を出たのは6時過ぎ。7時半ごろ、帰宅。

今日の夕食は回鍋肉と餃子。

昨日いただいたメロンを食べる。お、美味しい!今年はメロンの当たり年だ(個人的に)。