7時、起床。
トースト、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、牛乳の朝食。
春学期の科目関連でで残っていた作業(明後日がデッドライン)を片付ける。
昼食は釜飯の出前をとる。五目、うなぎ、牛肉、しらすの4種類をとり、4人でシェアして食べる。味付けが濃いめなのは最後に茶漬けで食べることを推奨しているからで、ポットに入った出し汁がついてきた。私は最初から茶漬けで食べた。
夕方、「phono kafe」へ行く。娘に声をかけたら行くというので一緒に行く。
暑い一日だったが、雲は秋の雲である。
私も娘も梅ソーダを飲む。初めて飲んだ娘は気に入ったようである。
大原さんが、「以前いらしたときはお父さん似だと思いましたが、今日はお母さん似のように思います」と言う。二つの顔を持つ女なんです。
これから渋谷で人と会う約束があるという娘は30分ほどいて先に店を出た。被っているのは、先日、「鎌倉帽子店」の全品半額セールのときに一緒に買ったハンチング帽である。
父に似た大きな頭夏帽子 たかじ
今日は六郷の花火大会。駅前の六郷土手行のバス乗り場には長蛇の列が出来ていた。私はまだ行ったことはないが、地元では人気がある。自宅の3階のベランダから大きな打ち上げ花火であれば見ることができる。
夕食はお好み焼き。私の出番である。
まず鉄板の上に生地を流す。生地には何も混ぜない。クレープ状に直径20センチくらい。厚すぎず、薄すぎず。
牛肉(豚肉や海老もOKだが、ミックスにはしない)をたっぷりと敷き詰める。浅葱をパラパラと。
イカのフライ(お菓子)を適度な大きさに砕いて敷く。たんなる揚げ玉よりもこちらの方がお勧め。
千切りにしたキャベツをたっぷりのせる。中心に窪みを作って、そこに生卵を落とす。
つなぎ用の生地を上からかける。多すぎず、少なすぎず。感覚としては「少ないんじゃない?」というくらいがちょうどいい。かけすぎると後で内部にぐちゃぐちゃした感じが残ってしまう。
ヘラを使ってひっくり返す。空中分解にしないように初心者は注意(つなぎの生地が不足だとそうなりやすい)。
裏返した状態でしばらく焼く。手持無沙汰だからといって、へらで上から押しつぶしたりするのは厳禁。内部をじっくり蒸し焼き状態にして、ふっくらと仕上げる。食べた時の口当たりが全然違う。手持無沙汰の時間は、鉄板の空いているスペースを使って、牛肉を砂糖醤油で焼いてつまむといい(豚肉の場合は生姜焼き)。私は飲まないが、ビールのおつまみに最適。
人数分に切り分ける。たいていこの段階ではまだ内部にぐじゅぐじゅした部分が残っているので、押しつぶすのではなく、風通しをよくしてやって、切り分けた状態でもうしばらく焼く。「早く食べたい。もう待てない」という周囲の気配、殺気にも、超然としていなくてはならない。
再度、ひっくり返して、クレープ状の皮の部分をパリッと焼く。箸を出そうとする者がいたら、「ここまで待ったのだ。もう少しだけ待ちなさい」と叱る。
最後に、表の部分を上にして、銘々の皿に取り分ける。どうです、このふっくら感!
マヨネーズ(推奨)。
おたふくソース(必須)。
青海苔と鰹節粉(推奨)。
さあ、召し上がれ!
私は自分の分を食べるのは後にして、次の一枚にとりかかる。お好み焼きの作り手は献身的かつストイックであることを求められる。
食事が済んだら、後始末は手早く。鉄板は熱いうちに拭け。