フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月11日(日) 曇り

2016-12-12 08:56:10 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ(ソーセージ)、紅茶の朝食。

途中で目玉焼きを追加。トーストも追加しようかと思ったが、それはやめておいた。

今日は何の予定も入れていない。妻は実家に「ミカン狩り」(義母さんが一人で住んでいる家の庭のミカンの木になった実を獲る)に行っている。

3時頃、ブログの更新をすませてから、昼食を「phono kafe」に食べに行く。

店内はクリマス仕様になっている。

24日のクリスマスディナー(三組限定)の申込み状況を大原さんに尋ねたら、「あと一組残っています」とのことだった。

おにぎり1つ(椎茸昆布)+ごぼうのフリッター+味噌汁を注文。この時間に食べる昼食としてはちょうどいいだろう。

「今年も残り3週間になりましたね」と私が言うと、「年々、時間の経つのが速くなります。この調子で行ったら、そのうち、年が明けたらすぐに12月になってしまうのではないでしょうか」と大原さんは応えた。新年の玄関を開けたらすぐに12月、「夏への扉」ならぬ「12月への扉」だ。大原さんと私の年齢差は20歳ほどだが、「20年後でもさすがにそこまでは速くなっていないと思いますよ」と私が言うと、「そうですか。ホッとしました(笑)」と大原さん。

ただし、これは口には出さなかったが、20年後は人生の残り時間の意識がいまより強くなるから、「あと何回の年越しかしら」と考えるようになるだろう。

今日は曇り日だが、雲がまんべんなく空を埋め尽くす「完全曇天」ではない。日本海側の冬といえば「完全曇天」のイメージがある。それに比べると、今日の東京の曇り空は海の底から見上げる動き出した流氷のように隙間だらけだ。

冬の日の三時になりぬ早や悲し 高浜虚子

夕食は広島菜を使ったチャーハン、ジャコ天、サラダ、なめこの味噌汁。

適度な塩加減で美味しいチャーハンだ。

妻が「ミカン狩り」から持ち帰ったミカン。

小ぶりだが甘酸っぱいミカンである。これぞミカンなり。

『逃げるは恥だが役には立つ』の第6話と第7話を観る。未放送の第10話を含めて残り3話である。面白い小説を読んでいると、早く最後まで読みたい気持ちと、読み終わりたくない(もっと読んでいない)という気持ちがせめぎ合うものだが、それと似た気分を味わっている。ちゃんと毎週観ている人は残り1話だが、私は3話も残っている。うらやましいでしょ(笑)。