7時、起床。
トースト、豚汁、紅茶の朝食。
デザートはかるかん。
12時に卒業生のエミさん(論系ゼミ2期生)と蒲田駅で待ち合わせ、池上へ。
今日は暖かい。
散歩にはちょうどいい。
池上は日蓮宗の総本山である本門寺を中心にした寺町である。蒲田の隣町だが、聖と俗というか、街の雰囲気は全然違う。
エミさんのリクエストで古民家カフェ「蓮月」へ行く。
二階も空いているというので二階へ。かつて蕎麦屋「蓮月庵」だったときの面影が残っている。
注文を済ませると、「今日はご報告したいことがあります」とエミさんが言った。ご報告?卒業生がこう切り出すときはたいてい結婚話だが、しかし、彼女はすでに一年前に結婚している。となると・・・。
「赤ちゃんができました」
やっぱり!6か月(もうじき7か月)とのことだが、言われるまで全然気づかなかった。
おめでとう!
注文したものが運ばれてきた。
私は温玉そぼろ丼。
エミさんは厚切り豚丼。
この店のランチの一番人気だが、私よりもガッツリしたものを注文したなと思っていたが、そうか、お腹の赤ちゃんの分まで食べないといけないわけですね。納得しました(笑)。
デザートは抹茶プリン。
腹ごなしに本門寺境内を歩きましょう。 妊婦さんの卒業生との散歩は初めてではなかろうか。
「女坂に回りましょうか?」
「いいえ、大丈夫です。」
「それほどでもありませんでした。」
仁王門。
大堂に参拝する。
本門寺は安産祈願に特化したお寺ではないが、なにしろ総本山であるから、願い事はオールマイティーであろう。
エミさんはしっかりお願いしていた。
五重の塔の方へ。
池上会館の屋上庭園からの眺め。
それにしても今日は暖かな散歩日和だ。
境内にある本門寺公園。
木々の間から太陽の光が差し込んでいた。
背後から光を浴びるエミさん。
神々しい美しさがある。
このタイミングで、「大きな木の下の法則」、いっちゃいますか(笑)。
目を閉じて木の声を聴く。(なんだかお腹の赤ちゃんの声を聴いているみたいみ見える)
静かに目を開ける。
こちらを見る。
微笑む。
どれもとてもいい表情に撮れましたよ。決して気のせいなんかじゃくて、「母性」が感じられますね。
緑の葉が照り輝いている。
紅葉がまだ残っている。
こども公園でひと休み。
池の噴水をバックに写真を撮っていると・・・
双子を乗せたベビーカーが傍らを通る。思わず見つめるエミさん。
自分と同じ妊婦さんや、小さな子供たちに以前より注意が向くようになったそうである。
「池田屋」で葛餅。
さらにはお汁粉も。カフェの梯子ならぬ、同じ店での甘味の梯子だ。さっきのは自分の分で、こっちは赤ちゃんの分なのかもしれない。
私もお付き合いする。
さて、そろそろ今日の散歩は終わりにしましょう。
「お子さんが生まれたら当分、カフェをご一緒することはできませんね」と私が言うと、エミさんは、「その前に、産休に入ったら、フォノカフェに行ってみたいです」と言った。ホントですか?!
わかりました。そのときはずいぶんとお腹も大きくなっているでしょうね。
どうぞお大事に。そして、よいお年を!
夕食はブロッコリーと蓮根とベーコンの炒め物。
焼き鳥。
ごぼうのサラダ、卵の味噌汁、ご飯。
デザートは林檎。
サッカーの試合を見始めたら途中でやめられなくなった。