フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月18日(日) 晴れ

2016-12-19 17:59:18 | Weblog

7時、起床。

トースト、豚汁、紅茶の朝食。

デザートはかるかん。

12時に卒業生のエミさん(論系ゼミ2期生)と蒲田駅で待ち合わせ、池上へ。

今日は暖かい。

散歩にはちょうどいい。

池上は日蓮宗の総本山である本門寺を中心にした寺町である。蒲田の隣町だが、聖と俗というか、街の雰囲気は全然違う。

エミさんのリクエストで古民家カフェ「蓮月」へ行く。

二階も空いているというので二階へ。かつて蕎麦屋「蓮月庵」だったときの面影が残っている。

注文を済ませると、「今日はご報告したいことがあります」とエミさんが言った。ご報告?卒業生がこう切り出すときはたいてい結婚話だが、しかし、彼女はすでに一年前に結婚している。となると・・・。

「赤ちゃんができました」

やっぱり!6か月(もうじき7か月)とのことだが、言われるまで全然気づかなかった。

おめでとう!

注文したものが運ばれてきた。

私は温玉そぼろ丼。

エミさんは厚切り豚丼。

この店のランチの一番人気だが、私よりもガッツリしたものを注文したなと思っていたが、そうか、お腹の赤ちゃんの分まで食べないといけないわけですね。納得しました(笑)。

デザートは抹茶プリン。

腹ごなしに本門寺境内を歩きましょう。 妊婦さんの卒業生との散歩は初めてではなかろうか。

「女坂に回りましょうか?」

「いいえ、大丈夫です。」

「それほどでもありませんでした。」

仁王門。

大堂に参拝する。

本門寺は安産祈願に特化したお寺ではないが、なにしろ総本山であるから、願い事はオールマイティーであろう。

エミさんはしっかりお願いしていた。

五重の塔の方へ。

池上会館の屋上庭園からの眺め。

それにしても今日は暖かな散歩日和だ。

境内にある本門寺公園。

木々の間から太陽の光が差し込んでいた。 

背後から光を浴びるエミさん。

神々しい美しさがある。

このタイミングで、「大きな木の下の法則」、いっちゃいますか(笑)。 

目を閉じて木の声を聴く。(なんだかお腹の赤ちゃんの声を聴いているみたいみ見える)

静かに目を開ける。

こちらを見る。

微笑む。

どれもとてもいい表情に撮れましたよ。決して気のせいなんかじゃくて、「母性」が感じられますね。

緑の葉が照り輝いている。

紅葉がまだ残っている。

こども公園でひと休み。

池の噴水をバックに写真を撮っていると・・・

双子を乗せたベビーカーが傍らを通る。思わず見つめるエミさん。

自分と同じ妊婦さんや、小さな子供たちに以前より注意が向くようになったそうである。

「池田屋」で葛餅。

さらにはお汁粉も。カフェの梯子ならぬ、同じ店での甘味の梯子だ。さっきのは自分の分で、こっちは赤ちゃんの分なのかもしれない。

私もお付き合いする。

さて、そろそろ今日の散歩は終わりにしましょう。

「お子さんが生まれたら当分、カフェをご一緒することはできませんね」と私が言うと、エミさんは、「その前に、産休に入ったら、フォノカフェに行ってみたいです」と言った。ホントですか?!

わかりました。そのときはずいぶんとお腹も大きくなっているでしょうね。

どうぞお大事に。そして、よいお年を!

夕食はブロッコリーと蓮根とベーコンの炒め物。

焼き鳥。

ごぼうのサラダ、卵の味噌汁、ご飯。

デザートは林檎。

サッカーの試合を見始めたら途中でやめられなくなった。