フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月24日(土) 晴れ

2016-12-25 11:43:05 | Weblog

8時半、起床。

朝食はとらず、11時半に予約している「まやんち」へ妻と出かける。

妻はトナカイ柄のセーターを着ている。

昨日と今日、「まやんち」はクリスマスケーキの製造(予約注文)で忙しく、店内で食べられるメニューは限られている。われわれは夫婦二人だけので、クリスマスケーキ(ブッシュドノエル)は一本注文しても食べきれないので、カットしたものを店内で食べようとやってきたのである。

まずは食事(キッシュプレート)。

そしてデザートにクリスマスケーキ。

キャラメルクリームのブッシュドノエル。クルミと木の実がふんだんに使われている。

アイスクリームも食べる。

「まやんち」は先日(12月20日)、開店10周年を迎えた。

お店のブログに店主のまゆみさんが書いている。

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ちょうど、10年前の今日、
12月20日に蒲田税務署に開業届を出しました。
ですので、本日、まやんちは満10歳になりました。
 
おかげさまで10周年を迎えることができました。
 
飲食業の経験もなく、製菓専門学校も出てない私が、
大金をつぎ込んで、いきなり店を始めてしまいました。
 
店主に業界での経歴、知名度もなければ、
看板もない古いビルの1室という人目に触れない場所で、
客が来る理由なんて全く無い、
ゼロからのスタートでした。
 
開業して1ヶ月くらいは、友人知人、親戚が来店してくれて、
それなりに賑わっていたものの、その波が静まったと思ったら、
ついに、お客がゼロの日があったのです。
一日中、店を開けていて、誰も来ないんです。
落ち込んで泣きながら家に帰ったのを覚えています。
 
今でこそ、まやんちは、それなりに知って貰えて、
待っていただく程の店になりましたが、
どんなに多くのお客様が来てくれても、
私は今でも開業当時と同じ気持ちでお迎えしています。
 
まやんちの「このお菓子を愛する家族に食べさせ続けてもいいのか?」
という基準は開業当時から今もなお変わらず、
それは単に食の安全のことだけではなく、
心のこもった美味しさを意識しているかどうかが
大切であると思っています。
 
食べる人の心に響くような美味しさを追求し、
美味しくなるための心がけを怠らず、
キレイにすることを怠らず、
これからも、ず~っと、お客様に喜んでもらえる店でありたいです。
 
お客様に「おいしかった~」と言って貰えること、
生徒様に「たのしかった~」と言って貰えること、
それが何よりの励みとなり、活力になって、続けてこれました。
大変な仕事でも、私と一緒に仕事と向かいあってくれたスタッフたち、
心の温かい、気持ちの良い方々に支えられて、
本当に充実した楽しい10年間でした。
 
熱く、厚く、御礼申し上げます。
 
お茶とお菓子まやんち
八代まゆみ
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これからも美味しいお茶とお菓子のある素敵な場所と時間をわれわれい提供してくださいね。
どうぞよいお年を。

花屋に行って、門松や注連縄を購入。

「あるす」に顔を出す。妻は「あるす」に来るのは初めて。マダムに挨拶だけして帰る。

私はコーヒー(モカ)を注文。昨日、商店街の福引抽選会があって、マダムはそちらに出ていて、店はマスター一人でやっていた。それでマスターはお疲れで、今日は店に出ていない。なのでコーヒーはマダムが淹れる。

先日(12月13日)来たときは、柿の木の高いところにはたくさん実が残っていたが、みんな鳥たちが食べてしまった。

店内は静かだ。マスターがいるときは音楽がかかっているが、今日はそれがない。

マスターの甥っ子が水墨画家で、先月、本を出した。

その本を彼が持ってきたとき、表紙の裏に「あるす」の絵をその場で書いてプレゼントしたそうだ。

どうぞよいお年を。

帰宅して、書斎の掃除にとりかかる。

とりあえず机上と窓のところに積まれた本を片付ける。

本や資料はどこに行ったのかと言うと、消失したわけではなく、居間の床の上に移動されたのである。はるが迷惑顔である。

もちろんここは仮の置き場で、ここで整理をしてから、しかるべき場所に移動するのであるが、それは明日の仕事だ。

6時に妻と「phono kafe」に行く。

三組限定のクリスマスディナーを予約してある。

サラダ。見た目に美しく、そしてとても美味しい。

スープとパン。とても味わい深い。

メインディッシュの里芋とそばのミルフィーユ仕立てゆず風味。

本当は付け合せのものと一緒に大きなお皿で出てくるはずだったのだが、われわれがサラダを食べている時に、厨房で大きな音がした。大皿が床に落ちて割れてしまったのだ。大きなお皿に出てきた光景を想像しながら食べる。

手の込んだ料理である。普段は絶対に食べられない。たった三組の客のために、朝から(昨晩から?)、大原さんが準備してくれた料理である。

デザート。 

今日だけのフロアー係の大原さんのご主人に写真を撮っていただく。

ご馳走様でした。どうぞよいお年を(「phono kafe」は26日までやっています)。

書斎の机の仲を整理していたら、テレホンカードが何枚も出てきた。

「ドラゴンボール」のテレカ。悟空とピッコロ。ピッコロより強い敵役はその後、次々と登場したが、私はピッコロが一番好きである。

牧瀬里穂のテレカ。とくに彼女のファンだったというわけでないが、なにかのときにもらったのだろう。90年代前半のものだろう。すでにバブルは崩壊していたが、彼女のメイクや髪型にはバブルの余韻が感じられる。

当時、勤めていた放送大学のテレカ。卒業式のときの引き出物(?)だったのだろうか。

20年前のものだが、まだ使えるのだろうか?いつまで使えるのだろうか?

こういうものが出て来るので、掃除はしばしば中断を余儀なくされる。

3時、就寝。