8時半、起床。
サラダ、牛乳、紅茶の朝食。トーストを抜いたのは、今日はしっかりした昼食をとる予定なので。
11時20分に蒲田駅で卒業生のミサキさん(論系ゼミ6期生)と待ち合わせ「まやんち」へ。彼女とは今年の2月に会って以来である。髪が伸びましたね。黒髪が黒のワンピースとマッチしてしている。
出ました、一眼レフ(笑)。彼女は名うてのカメラ女子なのである。私とカフェめぐりをするときに一眼レフを持参するのは、彼女のほかには、高知で新聞記者をしているマツユカさん(ミサキさんと同じ論系ゼミ6期生)くらいである。
今シーズン6個目のピーチメルバ。店主のまゆみさんによると、私と同じペースでピーチメルバを召上っている方がいるそうである。その方は常連の女性で、以前からピーチメルバのファンであったが、週一ペースくらであったのが、私のブログを見てから、金土連チャンで召し上がるようになった(そういうのもありなんだと目覚めた)そうである。去年までは私のキング・オブ・ピーチメルバの地位はゆるぎないものであったが、今年は安閑としてはいられないようである。でも、彼女にはクイーン・オブ・ピーチメルバの称号が相応しいのではないかしら。
ランチは「西洋料理SUZUKI」を予約してある。東口から西口に移動し、サンカマタ商店街を歩く。
今日も暑い。とても暑い。街歩きはアーケードの中に限定だ。
八百屋の店先で。
「西洋料理SUZUKI」はアーケードを抜けて、池上線の踏切を越えて、左に曲がったところ(多摩川線の踏切の手前)にある。「こんなところに洋食屋さんが」と誰もが思うような場所だが、蒲田では屈指のレストランである。
ランチセットもあったが、アラカルトで注文する。
ビシソワーズ(ジャガイモの冷製スープ)。
ビーフシチュー。この店の看板メニューである。これを頼まない手はない。
海老フライ。やわらかなビーフシチューと組み合わせると、食感のコントラストを堪能できる。
食後にコーヒー(あるいは紅茶)を注文すると、デザートがおまけでついてくる。これが楽しみである。今日はスイカが入っている。
出ました、一眼レフ(笑)。私は私でデジカメで写真を撮っているから、まるで雑誌の取材のようである。彼女がカメラマンで、私はライターというところだろうか。
店を出て、西口の商店街を散歩しながら、東口の大田区役所に向かう。 彼女は特別区の職員なのだが、大田区役所を見学したいという。立派な職業意識だが、たぶん区役所の中は涼しいだろうと思っているのだろう(笑)。
あるビルの外壁の青いタイルが気に入ったようである。これはある時期、よく使われていたタイプであるように思う。この後、彼女は何度か古いビルの前で立ち止まることになる。カメラ女子であることは知っていたが、タイル女子でもあったとは知らなかった(笑)。
タイルに限らず昭和レトロなものが好きなのかもしれない。
大田区役所は彼女の勤務先の区役所とは比べものにならないくらい立派だそうである。それはそうでだろう、ここは初めから区役所として建てられ建物ではなく、バブル崩壊で立ち行かなくなったビル業者から駅前の新築ビルを買い取ったものなのである。
一階のロビーの住民票や戸籍関係の書類の申請・交付をするコーナーのベンチでしばらくおしゃべりをした。そういう場所だったからだろうか、彼女は将来生まれる自分の子どものに付ける名前の話をした。女性にはそういうことを考えるのが好きな人が多いようである。「凛」が第一候補だそうである。「男の子だったら?」と私が聞くと、「りんたろう」と彼女は答えた。森鴎外みたいである(本名、森林太郎)。
「phono kafe」が9月末で閉店だという話をしたら、「それはぜひ今日うかがわなかれば」ということで、「phono kafe」へ。彼女は2回目の訪問である。
梅シロップのペリエ割りを注文。
出ました、一眼レフ(笑)。
「美味しいです」といって自家製の梅ソーダを飲む彼女は、『海街diary』の広瀬すずを思わせた。
まだ時間はあるそうなので、呑川沿いのガードレールをくぐって再び東口へ。
本日最後のカフェは「カフェ・スリック」である。 今日の彼女のファッションはこの店にお似合いだ。
2人とも紅茶のシフォンケーキを注文。ドリンクは私は自家製ジンジャエール。水分はもう十分という彼女はシフォンケーキのみ。前回来たとき、彼女はシフォンケーキのお替りをした。私が一緒に来た人でそういう人は彼女が初めてである。彼女はそれまで母親の作るシフォンケーキが一番美味しいと思っていたが、ここのシフォンケーキを食べて考えが変わったのである。
恋バナならぬ、婚バナを語る彼女。彼女は今月25歳になるが、「27歳での結婚は避けたい」と言う。「〇〇歳ごろに結婚したい」という言い方はよく聞くが、「〇〇歳での結婚は避けたい」という言い方は珍しい。「なぜ?」と聞くと、「以前、横浜である占い師さんに見てもらったとき、そう言われたので」とのこと。な、なるほどね(笑)。ところで、ここで問題になるのは「結婚」とはどの時点のことなのかということである。「結婚式」をあげるときなのか、「入籍」をするときなのか。私などの時代はこの二つは同時のケースが多かったと思うが、いまは両者の間に時間的距離があるのが普通になっている。「入籍」が先で「結婚式」は後からというケースが増えている。彼女の場合、避けるべきは「27歳での入籍」ということらしい。
結婚のタイミングはさまざまな要因が複合的に作用して決まるもので、なかなか思い通りにはいかないかもしれないが、できるだけそうなりますように!
6時半に新橋で友人と待ち合わせているのだが、その前に友人にプレゼントする転居祝いの品を蒲田の駅ビルで買って行きたいという彼女を駅ビルに案内して、そこでお別れする。ほどなくして彼女から「お目当てのものが購入でき、友人にはとても喜んでもらえました」とLINEのメッセージが届いた。それはよかった。
夕食は回鍋肉(豚肉とキャベツの味噌炒め)、
トマトサラダ、冷奴と納豆とモロヘイヤ、味噌汁、ご飯。
デザートは梨。
今日はしっかり食べたので、ウォーキング&ランニングは欠かせないと思ったが、あれこれしていて、出るタイミングを逸してしまった。明日の朝の体重はどうなっているかしら。
2時、就寝。