8時半、起床。
とりあえず牛乳を飲みながらパソコンに向かう。
朝食はサラダのみ。
今日の『半分、青い』。鈴愛が花野を連れて岐阜に帰ってきた。実家に出戻ったのだ。こうして物語は第3章に入った(岐阜→東京→岐阜)。物語の舞台の転換が地域移動と連動するというのは朝ドラのパターンであるが、今回は『まれ』と似ている(能登→東京(横浜)→能登)。思い出すと『まれ』のときも物語のめまぐるしい展開、主人公の行き当たりばったり的な行動が賛否を呼んでいた。夢を追い求める女性を主人公にした場合、夢の実現(あるいは挫折)の過程に結婚や出産が介在してきて、それが男性の場合よりも大きな影響を与えるため、どうしてもそうなりやすいということがある。明治・大正の女性ではなく、昭和・平成の女性を主人公にすればなおさらである。視聴者はそこに同時代の女性の一つのタイプを観るわけだ。なので賛否も激しさを増す。ともあれ『半分、青い』も残すところ2カ月を切った。物語の中を流れる時間は東京の時間から地方の時間となり、物語の進行もゆっくりしたものになるのだろうか。
11時20分に蒲田駅で卒業生のミズキさん(論系ゼミ4期生)と待ち合わせる。
今日も暑いが、彼女のストライプのワンピースと日傘が涼しげである。
昨日に続いて「まやんち」へ。
紅茶は2人ともダージリンだが、私は秋摘み、彼女は夏摘みをチョイス。
今シーズン7個めのピーチメルバ。厭きませんねぇ」
昼食はベトナム料理の「ティティ」で。
最初に海老入り生春巻き(甘味噌ダレで)。
続いて揚げ春巻き(甘酢ダレで)。この1.2番のオーダーは不動だ。これしかない。
3番手は汁もの(麺)だが、フォーか、フーテュか、ビーフンか。彼女に選んでもらう。レモングラスのビーフンをチョイス。
さらにもう一品何か注文するかどうかは悩むところだが、この後のこと(「カフェ・スリック」でシフォンケーキを食べる)を考えて、腹七分目で留めておくことにする。冷静な判断だったと思う。
「カフェ・スリック」に電話をして、「30分ほどしたらうかがいます」と伝え、京急蒲田駅前のアーケード街を散歩をする。
私のよく行く中古DVD・VHSの店の前で。
棚を眺めていてたまたま目についた『ダブリンの時計職人』(2010年、日本での公開は2014年)を購入。マンハイム=ハイデルベルグ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した映画である。980円也。
アーケードの中ほどに神輿が2台置かれていた。大人神輿と子ども神輿だ。近所の蒲田八幡でお祭りがあるのだろう。
あっ、そこは腰かけるところじゃないからね(笑)。
アーケードを抜けたところに彼女の見覚えのある光景が広がっていた。
京急蒲田駅。お父様のお仕事の関係で、京急蒲田には何度か来たことがあるそうだ。「ニイハオ」本店で一家で食事をしたこともあるという。
「あっ!」と彼女が駅の方を指差した。
そこには「京急かぁまたたたたーっ駅」の看板が。私は知らなかったが、京急は今年が創立120周年で、それを記念した京急の「北斗七星をめぐるスタンプラリーが開催中らしい。京急蒲田駅はその7つの駅の1つなのである。
看板の下で記念の写真を撮る。「かぁまたたたたーっ!」とやってます(笑)。
味をしめたかな(笑)。
呑川沿いの桜並木を歩いて「カフェ・スリック」へと向かう。
涼しげな表情の彼女。ストライプのワンピースには和装の趣が感じられる。
東京国立近代美術館で観た中沢弘光「夏」(1907年)という作品を思い出した。
「カフェ・スリック」に到着。
グレーフルーツティーで乾いた喉を潤す。最近はドリンクはこればかり注文している。かき混ぜずに(スト―ローを上下させて)飲む飲み方を彼女にも推奨する。
シフォンケーキは私は瀬戸内レモン。
彼女はチョコミント。
このところ彼女と同じゼミ4期生の慶事が続いたので(カホさん、ヨウさん、フユカさん、ユカさん)、彼女もそろそろなのかな思って、「どうなの?」と聞いてみた。
「まぁだだだだだっーぁ!」
この連打は激しく、オートフォーカスでは追い切れなかった(笑)。
「カフェ・スリック」には1時間半ほど滞在した。店をでるときにマダムに写真を撮っていただく。
マダム曰く、「お顔の大きさが全然違いますね(笑)」。私、さっき連打を浴びて顔が腫れあがっているんです。
まだ時間があるそうなので、もう一軒、「phono kafe」に向かう。
途中の工学院通りで。八頭身はありますね。顔の大きさが違うはずです。
「phono kafe」に到着。
店内は冷房が思いのほか効いていた。温かい小豆茶を注文。
スイーツはもう十分なので、お茶受けにベジミートの青椒肉絲風を注文する。小豆茶との相性がいい。
ミルクの容器の受け皿に描かれているカモメの絵を彼女は気に入った。その小皿は「phono kafe」の常連客の陶芸家、清水直子さんの作品である。
私の妻の作品(ハーバリウム)を眺める彼女。彼女からもし今日慶事の報告があったら1本プレゼントしようと思っていたが、それはもうしばらく先のようである。
大原さんによると、さっそく1本購入して下さった方がおられるそうである。私のブログを見て、初めて来店されたえtば方だそうである、妻に代わってお礼申し上げます。
気づいたら1時間ほど経っていた。彼女は6時10分前に友人と渋谷で待ち合わているそうで(6時かと思っていた)、これは遅刻である。彼女を急いで駅まで送る。今日は暑い中、お付き合いいただきありがとう。次回は散歩日和の秋カフェで。
夕食は手羽先、揚げシュウマイ、中華クラゲ、サラダ、味噌汁、ご飯。
手羽先は5櫛あったが、3本対2本ではなく、2.5対2.5本で分け合う。
揚げシュウマイは10個あったが、私が6個食べたような気がする。
2時、就寝。