フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月20日(火) 晴れ

2015-01-21 10:00:41 | Weblog

8時、起床。

ハンバーグ、トースト、サラダ(トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

午後、病院に母の見舞いに行く。

今日は呑川にいつもよりたくさんの鳥が浮かんでいる。いや、私が気づかなかっただけで、いつもと同じなのかもしれない。しばらく眺める。

パッと見たところ、4種類ぐらいの鳥がいるように見えるが、オスとメスでは模様が違うから、それを別の種類にカウントしているかもしれない。今日はいないようだが、日によっては(時間によってはか)、川の上空をカモメが飛んでいることもある。海に近い川ならではである。

「ブーランジェリー・ボヌール」 で昼食用のパンを買っていく。 

病室に行ったら、母は睡眠中だったので、起こさずに、デイルームでいま買ってきたパンを食べる。コーヒーは院内の「タリーズ」でテイクアウト。

チキンサンド。

カレーパン。

ビーフカレーだ。

デザートを兼ねてアプリコットとカスタードクリームのデニッシュ。

母は吻合した腸の動きがよくなってきたようである。

母と話していると病室にご近所のNさんが現れた。年始、インフルエンザで寝込んでいて、母の入院を昨日知ったとのこと。お見舞いはまだご遠慮下さいと近所の方にはお願いしてあるのだが、それは伝わっていないようである。もっともお見舞いに来ていただいたら、母はおしゃべりの相手ができてうれしいのではあるが。母は話しながら相手の体に触る癖がある。女性に多い癖のように思うが、こういうときだから、病院の外から来た人の体に触るのはあまりよろしくない。Nさんが帰られてから、そのことを言うと、「えっ、触ってた?」と言う。無意識の行為のようである。

入院当初お世話になった消化器内科のH医師、手術でお世話になった消化器外科のA医師、Y医師に挨拶をする。

1時間半ほど滞在して、病院を出る。

夕方の商店街を帰る。

夕食は回鍋肉。

デザートはイチゴ。

深夜、専門学校の周りをランニング&ウォーキング。今日はあまり寒くない。

同じコースを走っている若者がいて、私をあっさりと抜き去って行った。ずいぶんと速い。あのくらいの速度で走るのが普通なのかと驚いたが、もう一度抜かれると周回遅れになり、それはちょっとしゃくだから、こっちも速度を上げたら、しばらくして歩いている彼に追いついた。どうやら若者はラスト一周でスパートをかけて走っていたようである。

予備校からの帰りだろうか、高校生と思われる女の子が鞄を背中にしょって私の前を走っている。なんだか後を追いかけているようで、「ち、違うんです」と言いたいが、言えない。並走するわけにもいかないので、速度を上げて、一気に抜き去る。ペース配分が狂って息が上がった。

夜のランニング&ウォーキングは初回が一番きつかった(とくに翌日からの筋肉痛)。その後は、徐々に体が慣れてきて、楽に走れるようになった。ランニングをしているとしだいに息があがり、足も上がらなくなってくる。いまは足が上がらなくなるということはなくなったが、息は上がる。たぶんランニング中の呼吸の仕方がいいかげんなのだろう。息が上がってくると、立ち止まりたくなるが、足の方は「まだ行けますよ」と言っている。長い距離を走るためには呼吸法を習得しないとならない。

夜のランニング&ウォーキングが習慣となったら、もうジムへ行く必要はないように思うが、天候が悪い日もあるから、やはり併用でいこう。


1月19日(月) 晴れ

2015-01-20 02:46:46 | Weblog

8時、起床。

今日は午後に人間ドックを受診するので朝食は抜き(7時半までならOKだったのだが、普段、そんな時間には食べない)。

12時過ぎに家を出て、大学へ。いつも使っている東京駅のホームの階段が工事中で臨時の階段を使うようになって、それに合わせて、京浜東北線の10号車(先頭の車輛)に乗るようになった。

これまでが9号車だったから、一台移動しただけだが、ホームからの風景は少し違ったものになる。

人間ドッグは毎年この時期にリーガロイヤルホテル内にあるクリニックで受けている。

1時半から始まって3時前に終わった。

クリニックのラウンジから見た風景(手前は大隈庭園)。

クリニックの受付でもらったホテル内での食事券(1500円)は、食事ではなく洋菓子とパンの購入に使った。

食事は正門通りの「早稲田軒」で。

人間ドックの後はたいていここで天津麺を食べる。なぜ天津麺なのかというと、バリウムの検査の後なので水分をたくさん取る必要があり(汁ものがいい)、しかし、腹ペコなのでただのラーメンとかではものたりないためである(天津ならボリュームがある)。

研究室に寄って雑用を片付ける。

夕方、帰りがけに「SKIPA」に寄る。

今度の日曜日に「SKIPA」で句会をする。5、6名で予約。

ホットチャイを注文し、明後日が締め切りの句会用の作品を考える。

兼題(私が出したのだが)は「初」(という漢字を入れること)。新年の句会にちなんだわけである。「初〇〇」という季語はたくさんある。

 初春の風にひらくよ象の耳  原和子

 初空や大和三山よきかたち  大橋越央子

 初旅や駅弁うまき予讃線  草間時彦

 ちちははへ出雲より出す初便り  小島花袋

 初電話巴里よりと聞き席を立つ  水原秋櫻子

 白く厚く未知かぎりなし初日記  能村登四郎

30分ほど滞在して投句の3句が決まった。当初、これで行こうと思ったが、最終的に外した一句はこれ。

 人生の折りふしに見たオリオン座  たかじ

蒲田に着いて「有隣堂」で『俳句』1月号(角川)を購入。紀本さんの師匠の坪内稔典さんがグラビアに登場していたので購入したのだが、大特集は「新年詠の秘訣」で、「「初」を上手に詠みこなす」や「初句会で採られた一句」など投句を決める前に読みたかった記事が載っている。

「新年の名句50」から

 去年今年貫く棒の如きもの  高浜虚子

 元日や手を洗ひをる夕ごころ  芥川龍之介

 山が山を恋せし昔初霞  長谷川櫂

 賀状うづたかしかのひとよりは来ず  桂信子

「注目の若手俳人21」から

 星雲の濃さに溶きたる葛湯かな  神野紗希

 学校や冬がおほきな膜となる  佐藤文香

 チョコチップクッキー世界ぢゆう淑気  野口の理

 まばらなる観客に熊立ち上がる  平井岳人

 うつむいてゐる子がひとり初電車  涼野海音

 この森にまだ奥のある冬帽子  掘下翔

 上野の蟹失意の脚はたゝまれて  谷雄介 

夕食は鱈の野菜あんかけ。

『問題のあるレストラン』第一話、録画し忘れたのだが、「フジテレビ+7」という無料配信サービスで観ることができた。ラッキーだった。『最高の離婚』の坂元裕二の脚本で、主演の真木よう子は新しい境地を切り開いた。『学校のカイダン』はスクールカーストの奴隷たちの反乱であるが、『問題のあるレストラン』は男社会への女たちの反逆である。妻は「今季のドラマの中で一番面白い」と言った。きっと『キル・ビル』ばりのあの殺戮シーンは痛快というか、溜飲を下げるものがあっただろう。


1月18日(日) 晴れ

2015-01-19 11:26:01 | Weblog

8時、起床。

二階の居間の雨戸を開けると、飼い猫のはるがベランダに飛び出す。でも、寒い日はすぐに戻ってきて、ガラス戸とカーテンの間のスペースで日向ぼっこに切り替える。

トーストと紅茶の朝食。

母の見舞いに行く前に「phono kafe」で昼食。今日は私と妻と娘の三人なので、予約をしておいた。

店の外に新品の黒板が置かれていた。

3人ともごはんセット。

ベジミートのカツレツ。「これ、肉じゃないの?」と娘が言った。食感は肉です。

里芋と蓮根のつまみ揚げ。生姜の風味がいい。

青パパイヤと人参のサラダ。 青パパイヤが爽やか。

セロリのクミン風。妻はセロリが苦手なので私と娘の二人でいただく。

ブロッコリーのタルタルサラダ。緑と白の彩りがきれい。

玄米と豆腐のタルト人参ソース添え。娘はこの人参ソースがお気に入り。

 

玄米と味噌汁。

食後に私と妻は穀物コーヒー。娘は紅茶。ごちそうさまでした。

呑川を渡る。

JRの線路を越える。

病院に到着。

母は鼻から腸(小腸)に入れていた管が取れていた。まだいくつかの管が体の中に入っているが、それらも徐々に取れていくだろう。解放の過程だ。

顔や手の指がいくらかふっくらしてきて本人は喜んでいたが、たぶんこれは体重が戻ってきたのではなく(そう急には戻るまい)、術後の一時的なむくみだろう。

看護師が付き添ってフロアーを2周した後、廊下のベンチで(デイルームは満席だった)、しばらくおしゃべりをする。

病院からの帰りに近くのパン屋「ブーランジェリー・ボヌール」に寄って、お八つに菓子パンを買っていく。

店内はパンで溢れている。通路が狭く、すれ違うのは大変。

洋梨とカスタードクリームのデニッシュ。

夕方、ジムに行く。クロストレーナーを50分漕いで、650キロカロリーを消費。

「くまざわ書店」で文庫本と雑誌を購入し、「テラス・ドルチェ」で読む。

『この人を見よ 小林秀雄全集月報集成』(新潮文庫)

 小林秀雄の全集はこれまで何回が出ているが、初期の三種(昭和25年、昭和30年、昭和42年)の月報に載った小林秀雄についてのエッセイ75編が収められている。執筆陣がすごい。辰野隆、河盛好蔵、川端康成、林房雄、今日出美、井伏鱒二、永井龍男、坂口安吾、深田久弥、青山二郎、亀井勝一郎、本多秋五、白洲正子、吉田健一、草野心平、大岡昇平、宇野千代、武者小路実篤、安岡章太郎、吉田秀和、平野謙、山本健一、高橋義孝、保田與重郎、中島健蔵、円地文子、磯田光一・・・切りがない。文章の達人について文章の達人たちが書いたエッセイである。なんと贅沢なエッセイであることか。思わず舌なめずりをしてしまう。

『腹を抱える 丸谷才一エッセイ傑作選1』(文春文庫)

 先日、『丸谷才一全集』全12巻(文藝春秋)が小説と評論で構成されて一番面白い彼のエッセイが除外されたことに文句を書いたが、たぶんこの件については文藝春秋も忸怩たるものがあったのだろう、全集の欠陥を補完するかのように、文春文庫で彼の「エッセイ傑作選」(2巻)を出した。たったの2巻かという思いはあるが、出さないよりははるかによい。丸谷才一のエッセイの面白さを知らない人にはかっこうの入門書となるだろう。エッセイにもいろいろなタイプがあるが、丸谷が得意としたのは、「薀蓄型」のエッセイであった。知識をただひけらかすだけなら(インテリであれば)誰にでもできる。丸谷がやったことは、知識をひけらかすことではなく、それを薬味に使って、愉快な文章を書くことである。

杏『杏のふむふむ』(ちくま文庫)

 解説を村上春樹が書いている。二人は以前からの知り合いなのである。

『東京人1月増刊号 目黒品川を楽しむ』(都市出版)

 原美術館に行ったとき、品川駅から八ツ山、御殿山という「山」の付く名前の場所を歩いたが、それに加えて、島津山、池田山、花房山を「城南五山」と呼ぶということを初めて知った。目黒駅から品川神社に至る辺りだ。東京は関東平野の一部でありながら、あきられるくらい凹凸に富んだ土地であることを改めて認識する。平坦な街よりも、坂道のある街の方が散歩していて面白いのは、風景に変化あるからだろう。

夕食は鮭をメインにいろいろ。

ジムでトレーニングした日は夜のランニング&ウォーキングはお休み。

『学校のカイダン』第二話と『流星ワゴン』第一話を録画で観る。二つのドラマには共通点がある。それは主人公がいまの自分の置かれた状況を根底から変えようと奮闘するということである。ただし、方法論はまったく違う。『学校のカイダン』の主人公は学校カーストの最底辺からトップに上り詰める(社会的上昇移動)ことで学校を変えようとする。つまり空間的な方法である。一方、『流星ワゴン』の主人公は、過去のいくつかの時点にタイムスリップして、間違った行動をやり直すことで、あるいは過去の出来事についての間違った認識を改めることで、現在を変えようとする。つまり時間的な方法である。空間的方法は革命であり、時間的方法はファンタジーである。


1月17日(土) 晴れ

2015-01-17 23:43:03 | Weblog

8時、起床。

この写真だけ見ると、飼い猫が座布団の上に乗っているようにしかみえないであろうが、実際は、雨戸を開けたら、野良猫が入ってきて、座布団の上にちょこんと座ったのである。最近の毎朝の風景である。野良猫が家の中に入ってきた場合の特徴は、何かあったらすぐに外に出られるように常に退路(外に出るルート)を確保しておくことである。自分と退路の間に人間が入って来ないように位置取りに細心の注意を払っている。一度、母がガラス戸を閉めてしまったときには、家の中を狂ったように(出口を求めて)走り回った。

トースト、サラダ(鶏のササミ、トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

月末が締め切りの仕事がいくつかあって、その1つを片付けてから、病院へ。

途中、「吉岡家本店」で昼食をとる。ご主人は私とは保育園の同級生である。

冬の定番、鍋焼きうどん。

今日は風が冷たい。

見ているだけで震えてくる。

カフェ「屋根裏」。もう営業していないのだが、たぶんお店の方のお住まいでもあるのだろう、手入れはされている。

梅屋敷の商店街に通じる踏切。JRの京浜東北線と東海道線が走っている。

私が病室に行くと、母が不機嫌な顔をしている。どうしたのかと思ったら、お腹の切ったところが痛むので、「痛いときに押して下さい」と言われたボタンを押しているのに看護師さんが来てくれないというのである。でも、それは母の勘違いで、そのボタンは推すと痛み止めがいくらか増量されて点滴で体内に入る仕掛けなのである。ナースコールではない。私がナースコールを押したら、すぐに看護師さんが来てくれ、痛み止めをもう少し強い種類のものに換えてくれた。ほどなくして痛みは治まり、母は看護師さんと一緒に病室のあるフロアーを2周歩き(リハビリ)、洗面所で口をゆすぎ(まだ飲み込むことはNG)、体を拭いてもらった。さっぱりして、気分も回復したようである。

入院患者にとっては病院の中が世界のすべてである。たとえば、廊下の端にある、この椅子とテーブルが一番の安らぎの場所という人もいるだろう。病院であれ、学校であれ、会社であれ、そして家庭であれ、人はそこに自分の居場所を求めようとする。居場所があるかどうかで、居心地は全然違う。

母が体を拭いてもらっている間、その廊下の端の椅子に座って外を眺めていた。私にも入院経験があるが、入院患者にとっては外の世界は別世界である。見舞客である私にとっては病院の内と外は出入り自由な連続的な空間であるが、入院患者にとってはそうではない。そこには絶対的な境界線が引かれている。外に出ることの希望が入院患者の回復の原動力である。

母が私の顔を見て、「痩せたみたいだね。心配をかけたね」と言った。痩せたことは事実である。母が入院してからの2週間で2キロ痩せた。しかし、それは夜のランニング&ウォーキングの成果である。でも、心配して痩せたことにしておこう。

病院には4時過ぎまでいた。

京浜東北線の下り線路の上に立って、蒲田駅方面を見る。

一旦、帰宅し、持ち帰った洗濯物を置いてから、散歩に出る。

東急プラザの「くまざわ書店」には大きなテーブルがある。図書館の閲覧室みたいである。 

「天文手帳」を購入。恒星の配置(星座)は一定で、季節と時刻によって見え方が変わるだけだが、惑星はそうではない。とくに地球よりも外側の惑星の配置は複雑である。ときどき明るい星を見て、なんであるかがわからないことがある。とくに最近は、夜のランニング&ウォーキングを始めたので、そういうことがよくあり、「天文手帳」を購入する気になった。

1月の惑星についての説明。

 水星:夕方の西南西天で急激に高度を上げ、15日に東方最大離角を迎える。前後5日間ほど観望好期。

 金星:夕方の西南西天の低空で徐々に高度を上げ、月末には15°に達する。

 火星:みずがめ座を順行中、夕方の南西天の低空で20時過ぎに沈む。

 木星:しし座を逆行中、夕方昇り夜半過ぎには南中するようになる。観望好期到来。

 土星:てんびん座からさそり座を順行中、明け方の南東天で、日の出30分前の高度は30°程。

それにしても浮世離れした手帳である。本日、1月17日の欄には、こういう記述がある。「13:32水星が昇交点を通過。18:28おうし座λが極小。20:02土用(太陽黄経297°)。明け方東南東天で月と土星が並ぶ。」早起きして月と土星が並んでいるところを見てみたくなる(無理だけど)。

夕食はハンバーグ。

今夜は風が強く、あまりに寒いので、ランニング&ウォーキングはやめておく。


1月16日(金) 晴れ

2015-01-17 10:42:09 | Weblog

6時半、起床。

朝食はとらず、身支度を整えて、7時15分頃に妹と家を出て、病院へ。7時半着。

手術前の母と会話を交わし、8時、手術室に入る母を見送る。予定では、手術室から母が出てくるのは4~5時間後である。 

手術中は病院を離れることはできない。院内の「タリーズ」でホットドッグとコーヒーの朝食。

 

妹と二人きりで長時間話をするのは久しぶりである。デイルームであれこれのとりとめのないおしゃべりをして時間をつぶす。

昼食は病院の近くのコンビニとパン屋でおにぎりと調理パンを買ってきて、デイルームで食べる。私が買い出しに行ったのだが、妹に「おにぎりとパン、どちがいい?」と聞いたら、「おにぎりも、パンも」とのこと。けっこう食べるんだ。

このコロッケパンはなかなかいける。(妹はチキンサンド)

アプリコットとカスタードクリームのデニッシュも美味しい。

おにぎりは1つだけ(鮭)にしておく。(妹は生たらこ)

12時半ごろ、看護師が「いま手術が終わりました。先生からお話があります」と言いに来た。時間は予定通りである。術前の説明を受けたのと同じ説明室で、切除した腸の閉塞箇所(タッパに入っている)をテーブルの上に置いて、A医師とY医師から手術の結果について説明を受ける。手術はうまくいったようである。

麻酔が覚めて、病室に戻ってきた母と面会する。「もう終わったの?」と母が聞く。麻酔で寝ていたわけだがから、束の間のことに感じるのだろう。「手術はうまくいきまいたよ」と伝える。明日からはさっそく立って歩く練習と、流動食が始まる。もうすぐ口から物が食べられるようになりますよ。

手術前、「もうどうでもいい」という捨て鉢な発言をしていた母であったが、医師や看護師の方たちが一生懸命やってくれ、家族が毎日見舞いくる中で、「もうひとがんがりしてみよう」という気になったようである。

病院には夕方までいた。

 冬茜母は手術を終えにけり  たかじ

夕食はポークソテー。

3日ぶりに夜のランニング&ウォーキング。お百度を踏むように、専門学校の回りの道を12周する。