フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月25日(日) 晴れ

2016-12-26 02:22:33 | Weblog

9時、起床。

最近はほぼ毎晩、野良猫のなつがお泊りをしているが、朝、6時から7時ごろ、二階に上がってきて、リビングの外の廊下で、「外に出たいんですけど」と鳴き、その鳴き声に飼い猫のはるが呼応して鳴き、それでわれわれが目を覚ますというサイクルになっている。もっとも私は彼らの鳴き声に気付かない(夜更かしのせいで眠りがまだ深いのだ)、妻が起きて外に出してやることが多い。

「家政婦は見た」ならぬ「飼い猫は見た」の図。

炊き込みご飯、茄子の味噌汁、サラダの朝食。私が朝からご飯を食べる日は昼に「パン日和あをや」に行く日か、パンを切らしてしまった日である。今朝は前者である。

午前中に書斎の窓ガラスと網戸の掃除をし、洗濯したカーテンを掛ける。

午後1時に妻と家を出る。

なつが門のところでお見送り。

ゴロンとして愛想を振りまく。

なつはわれわれが歩いて行く方向でわれわれがすぐに戻って来るか(たとえばコンビニに行くとき)、しばらく戻って来ないか(駅の方へ行くとき)がわかるのである。

帰りは3時半頃になるよ。

南武線の矢向駅で降りる。

1時半に「パン日和あをや」に到着。 

ちゃんと予約済。

一昨日、昨日、今日、クリスマスディナーをやっている。(要予約、一日三組)。

妻は昨日はトナカイ柄のセーターだったが、今日はお手製のペンダント。

ドリンクメニュー。

アップルタイザー。シャンパングラスで。

オードブル。

アルコールを飲まないわれわれはパクパク食べしまったが、見た目も美しい。

パン屋さんらしくパンは盛りだくさん。

ゴボウ(となんだっけ?)のスープ。

ローストポーク。パンに合う。

アクアパツッア(魚介のトマトとオリーブオイル煮)。去年はなかった魚料理。

アサリとタラ。スープもパンできれいに食べる。

デザートと飲み物(私はコーヒー、妻は紅茶)。

スフォリアテッレのアップルパイ(カスタードクリーム添え)。

今度の2月11日で開店5周年を迎える「パン日和あをや」だが、クリスマスディナー(ランチでも可)は3年目。私は毎回来ているが(一昨年は娘と。去年と今年は妻と)、料理上手の奥様の腕を振るう機会がもっとほしいと思っているのは、私だけではあるまい。季節の折々、年に4回くらいあってもいいんじゃないでしょうか。春ランチ、夏ランチ、秋ランチ、冬ランチ(クリスマスディナー)。ね?!

店頭韻ならんでいるスフォリアテッレ(アーモンドクリーム)をお土産に買って帰る。

ご馳走様でした。

夕食はニシン蕎麦。ニシン棒は京都「松葉」のもの。旨い。

デザートはスフォリアテッレ(アーモンドクリーム)。

 

妻が自宅でやっているアクセサリーの講習会の生徒さんから来年の干支の箸置きをいただいた。ありがとうございます。

今日のブログを書く。机の上が広くなると・・・紅茶とコーヒーの両方のカップを置ける。

2時半、就寝。


12月24日(土) 晴れ

2016-12-25 11:43:05 | Weblog

8時半、起床。

朝食はとらず、11時半に予約している「まやんち」へ妻と出かける。

妻はトナカイ柄のセーターを着ている。

昨日と今日、「まやんち」はクリスマスケーキの製造(予約注文)で忙しく、店内で食べられるメニューは限られている。われわれは夫婦二人だけので、クリスマスケーキ(ブッシュドノエル)は一本注文しても食べきれないので、カットしたものを店内で食べようとやってきたのである。

まずは食事(キッシュプレート)。

そしてデザートにクリスマスケーキ。

キャラメルクリームのブッシュドノエル。クルミと木の実がふんだんに使われている。

アイスクリームも食べる。

「まやんち」は先日(12月20日)、開店10周年を迎えた。

お店のブログに店主のまゆみさんが書いている。

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ちょうど、10年前の今日、
12月20日に蒲田税務署に開業届を出しました。
ですので、本日、まやんちは満10歳になりました。
 
おかげさまで10周年を迎えることができました。
 
飲食業の経験もなく、製菓専門学校も出てない私が、
大金をつぎ込んで、いきなり店を始めてしまいました。
 
店主に業界での経歴、知名度もなければ、
看板もない古いビルの1室という人目に触れない場所で、
客が来る理由なんて全く無い、
ゼロからのスタートでした。
 
開業して1ヶ月くらいは、友人知人、親戚が来店してくれて、
それなりに賑わっていたものの、その波が静まったと思ったら、
ついに、お客がゼロの日があったのです。
一日中、店を開けていて、誰も来ないんです。
落ち込んで泣きながら家に帰ったのを覚えています。
 
今でこそ、まやんちは、それなりに知って貰えて、
待っていただく程の店になりましたが、
どんなに多くのお客様が来てくれても、
私は今でも開業当時と同じ気持ちでお迎えしています。
 
まやんちの「このお菓子を愛する家族に食べさせ続けてもいいのか?」
という基準は開業当時から今もなお変わらず、
それは単に食の安全のことだけではなく、
心のこもった美味しさを意識しているかどうかが
大切であると思っています。
 
食べる人の心に響くような美味しさを追求し、
美味しくなるための心がけを怠らず、
キレイにすることを怠らず、
これからも、ず~っと、お客様に喜んでもらえる店でありたいです。
 
お客様に「おいしかった~」と言って貰えること、
生徒様に「たのしかった~」と言って貰えること、
それが何よりの励みとなり、活力になって、続けてこれました。
大変な仕事でも、私と一緒に仕事と向かいあってくれたスタッフたち、
心の温かい、気持ちの良い方々に支えられて、
本当に充実した楽しい10年間でした。
 
熱く、厚く、御礼申し上げます。
 
お茶とお菓子まやんち
八代まゆみ
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これからも美味しいお茶とお菓子のある素敵な場所と時間をわれわれい提供してくださいね。
どうぞよいお年を。

花屋に行って、門松や注連縄を購入。

「あるす」に顔を出す。妻は「あるす」に来るのは初めて。マダムに挨拶だけして帰る。

私はコーヒー(モカ)を注文。昨日、商店街の福引抽選会があって、マダムはそちらに出ていて、店はマスター一人でやっていた。それでマスターはお疲れで、今日は店に出ていない。なのでコーヒーはマダムが淹れる。

先日(12月13日)来たときは、柿の木の高いところにはたくさん実が残っていたが、みんな鳥たちが食べてしまった。

店内は静かだ。マスターがいるときは音楽がかかっているが、今日はそれがない。

マスターの甥っ子が水墨画家で、先月、本を出した。

その本を彼が持ってきたとき、表紙の裏に「あるす」の絵をその場で書いてプレゼントしたそうだ。

どうぞよいお年を。

帰宅して、書斎の掃除にとりかかる。

とりあえず机上と窓のところに積まれた本を片付ける。

本や資料はどこに行ったのかと言うと、消失したわけではなく、居間の床の上に移動されたのである。はるが迷惑顔である。

もちろんここは仮の置き場で、ここで整理をしてから、しかるべき場所に移動するのであるが、それは明日の仕事だ。

6時に妻と「phono kafe」に行く。

三組限定のクリスマスディナーを予約してある。

サラダ。見た目に美しく、そしてとても美味しい。

スープとパン。とても味わい深い。

メインディッシュの里芋とそばのミルフィーユ仕立てゆず風味。

本当は付け合せのものと一緒に大きなお皿で出てくるはずだったのだが、われわれがサラダを食べている時に、厨房で大きな音がした。大皿が床に落ちて割れてしまったのだ。大きなお皿に出てきた光景を想像しながら食べる。

手の込んだ料理である。普段は絶対に食べられない。たった三組の客のために、朝から(昨晩から?)、大原さんが準備してくれた料理である。

デザート。 

今日だけのフロアー係の大原さんのご主人に写真を撮っていただく。

ご馳走様でした。どうぞよいお年を(「phono kafe」は26日までやっています)。

書斎の机の仲を整理していたら、テレホンカードが何枚も出てきた。

「ドラゴンボール」のテレカ。悟空とピッコロ。ピッコロより強い敵役はその後、次々と登場したが、私はピッコロが一番好きである。

牧瀬里穂のテレカ。とくに彼女のファンだったというわけでないが、なにかのときにもらったのだろう。90年代前半のものだろう。すでにバブルは崩壊していたが、彼女のメイクや髪型にはバブルの余韻が感じられる。

当時、勤めていた放送大学のテレカ。卒業式のときの引き出物(?)だったのだろうか。

20年前のものだが、まだ使えるのだろうか?いつまで使えるのだろうか?

こういうものが出て来るので、掃除はしばしば中断を余儀なくされる。

3時、就寝。

 


12月23日(金) 晴れ

2016-12-24 10:45:28 | Weblog

8時、起床。

トースト(+明太子)、紅茶の朝食。

バターはトーストの上で延ばさない私だが、明太子は延ばします。

午前中に墓参りに行く。鶯谷。

言問通り。

いつも目にする古い中華料理店。まだ一度も入ったことがない。

妹夫婦と待ち合わせる。

来年は母の三回忌。日取りを打ち合わせる。

昼食は前回一人で来て美味しかった「かぐや」で。

私と義弟は牛筋青唐つけそば(私は普通盛り、義弟は大盛り)。

妹は私が前回食べた鶏つけそば。

美味しかったが、基本的に立ち喰い蕎麦の店なので、会食にはあわただしい。

蒲田に戻って来る。早くも小腹が減っている(私も大盛りにすればよかった)。

東急プラザの「シビタス」に行く。 

目の前に水槽のあるカウンター席に座る。たくさんの小さな熱帯魚が泳いでいる。

ホットケーキとコーヒー。

ここはホットケーキで有名な店。ホットケーキは至福の食べ物である。

バターは表面に塗って、残った分は、間に挟みこんで自然に溶かす。

メープルシロップは上からたっぷり掛け、二枚一緒に食べる。

常連の老人客が「一枚で」と注文しているのを見かけたことがある。私もそのうちマネしてみたい。

 今日の夕焼け空は雲が多かったが、きれいだった。三階のベランダから。

夕食はニンニクの茎と白滝と挽肉の炒め。うっかり夕焼けモードのままで撮ってしまった。

青椒肉絲、おから、サラダ、白菜の味噌汁、かやくご飯。

深夜、印刷した年賀状に簡単な添え書きをして、ポストに出しに行く。 

3時、就寝。


12月22日(木) 雨のち曇り

2016-12-23 01:44:43 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

お昼に家を出て、大学へ。

3限は大学院の演習。

演習を終えてから、おにぎりとインスタントの味噌汁(真空パックされた浅利が入っている)で昼食。

5限は講義「ライフストーリーの社会学」。残りの回数の関係で、二回分に相当する内容を話す。

7時近く、卒業生のキョウコさん(論系ゼミ一期生)が仕事終わりにやってきた。サンタクロースの帽子をかぶっている。研究室に入る直前にかぶったそうだ。メリークリスマス!

お土産をいただく。

みかんジャムと、山崎ナオコーラのエッセイ(イラストはみつかしちかこ)『かわいい夫』(夏葉社)。

本のお土産は珍しい。

参議院議員の秘書をしているきょうこさん、国会も終わり、ようやく年末モードである。先日、議員会館で映画『この世界の片隅に』の上映会があり、のんちゃんがやってきたそうだ。「とってもかわいかったですよ」

研究室でしばらくおしゃべりをしてから、「五郎八」へ食事に行く。

卒業生とここに来るときはあれこれのつまみを注文することが多いが、今日は軽めにいきましょうというお互いの了解があり(年末年始はどうしても食べ過ぎになるのでセーブしなくちゃ!)、蕎麦を注文する。

私は揚げ餅蕎麦(冷製)。

キョウコさんはニシン蕎麦(冷製)。彼女は冷製のニシン蕎麦を始めて食べたそうだが、「美味しいですね!」と感嘆していた。はい、ニシン蕎麦は冷製の方がニシンと蕎麦の組み合わせが生きて、美味しいと思います。

食事を軽めに済ませたので、「カフェゴト―」ではケーキを美味しく食べることができる。

チョコレートタルトとパンプキンタルトをハーフ&ハーフで。キョウコさんは昨日(冬至)、かぼちゃを食べていないので、パンプキンタルトはグッドタイミングだった。

鹿児島のお母さんは私のブログをよく見ているそうである。では、お母さんに呼びかけているところを写真に撮りましょう。

「おかあさ~ん、元気でやってますよ~。お正月、帰るからね!」

閉店の9時50分まで滞在する。

論系ゼミの卒業生は年々増えているが、一期生というのは格別の存在である。これからも折にふれて会いましょうね。

よいお年を!

11時、帰宅。 


12月21日(水) 晴れ

2016-12-22 10:39:51 | Weblog

8時、起床。

一階のダイニングの雨戸を開けると目の前に南天が植わっている。赤い実はもうほとんど鳥に食べられてしまった。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、大学へ。

今日は冬至。キャンパスの向かいの穴八幡神社には一陽来復のお札を求めて長蛇の列が出来ている。毎年の光景だ。

諏訪通り側(車両は通行止めになっている)。

早稲田通り側。

10時半から大学院の社会学コースの会議。

会議を終えて、昼食を「いもや」に食べに行く。

天ぷら定食(600円)+穴子(200円)を注文。

盛りだくさんの天ぷらだ。穴子は弾力があって旨い。

支払いの時、女将さんからもらう飴玉。いつからか二個になっている。

どうぞよいお年を。

食後のコーヒーは「プランタン」で。

いつも広い二階席で飲む。

2時から教授会。

昨日のブログに書くべきだったが、39号館のトイレのウォシュレットの便座とシャワーが温かくなっていた。ようやくか・・・。来年はぜひ立冬(今年は11月7日だった)のタイミングで切り替えてほしい。

帰りがけに穴八幡神社に寄って行く。

昼間ほどではないが、それでも、まだまだけっこうな人出である。

境内には露店がたくさん出ている。

裏手の方の売り場に回る。こちらの方が人の流れがスムーズだ。

自分の家の分、親戚から頼まれている分、お守りを三体購入。

7時半、帰宅。

夕食は金目の干物、南瓜と挽肉の煮物、サラダ、里芋と葱の味噌汁、ご飯。

年賀状の作成。

途中でインク切れなどがあって、深夜までかかる。

日付が変わる頃、一陽来復のお守りを一階の神棚のある和室の指定の場所(毎年変わる)に貼り付ける(お祭りする)。貼り付けのタイミングは、冬至、大晦日、節分の3度だけだ。頒布開始の冬至の日に購入して、その日に貼り付けるのが一番ご利益があると思われているため、昼間のような光景が出現するのである。

3時、就寝。