フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月9日(火) 晴れ

2019-04-11 14:21:36 | Weblog

 

7時半、起床。

トースト、コンフィチュール、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

9時半過ぎに家を出る。昨日の雨でみんな散ってしまうかと思われた桜だが、まだしぶとく残っている。 

池上線の下丸子で降りる。ここの駅舎にはつばめの巣がある。駅員さんたちがずっと守っているのだ。まだつばめの姿は見えない。

駅を出てすぐ右手の「喜楽亭」に昼食を食べに来たのだ。戸を引いて店内に入って驚いた。先客が3組もいたのだ。2組というのは何回か見たが、3組というのは初めてだ。 一体何が起こったのかと思った(笑)。

 いつものチキンカツ定食を注文。ご主人がいうには、この季節は比較的客が多いのだそうだ。桜の見頃(多摩川の土手)というだけでなく、入学や就職で新しくこの街の住人になった人たちがやってくるのだという。

食事を終え、その足で大学へ。今日は私にとっての授業初日だ。

研究室でコーヒーを一杯。松本の「グレインノート」で購入したばかりのカップ&ソーサーを使う。 

田中一光の作品である。すっきりと美しいフォルムと色だ。

5限の演習「現代人と社交」。演習定員は去年まで40人だったが、今年度から35名になった。5名の違いだけでずいぶん違う。自己紹介を一回で終えることができた。「社交」をテーマとする演習だけに自己紹介には一人2分程度の時間をかけておこなう。社会は人々の相互作用であるが、自己紹介は相互作用を発動させる行為である。「自己紹介は苦手です」で済ましていることはできない。

いきなりみんなの前に、立つのも緊張するだろうから、とりあえず隣の席の人同士で自己紹介をしてもらう。けっこう活発である。続いてみんなの前に5人ずつ出てもらってスピーチをしてもらった。スピーチの構成を考える時間を与えておいたので比較的なめらかにスピーチができたように思う。私がカタログ型とよんでいるタイプの自己紹介(出身地や所属サークルやお気に入りのミュージシャンなどを羅列する)が多く、起承転結には乏しいが、いろいろななカードを提示して、「あなたとの接点はありますか」と問いかけをしているように見える。

前に出たグループごとに写真を撮り、コースナビにアップしておいた。早くクラスメートの顔と名前を一致させてください。とくに2年生はまだゼミに所属していないので、演習がプレゼミのような場所になるでしょう。

 

6時半に大学を出る。

自宅の近くの専門学校の桜はまだ夜桜を楽しめる程度には残っている。

夕食はポトフ、サラダ、佃煮、ご飯。 

サラダには新玉ねぎが使われている。 

佃煮は先日サオリさんからいただいたキクラゲの佃煮。 

しょっぱそうに見えるが、マイルドの味付け。 

そのまま食べてもよし、お茶漬けにしてもよし。 

デザートは妻が買ってきた蜜豆。ただし、普通の蜜豆とは違って、寒天でなく葛餅が使われている。

ここに黄粉と黒蜜をかけて食べる。

2時、就寝。


4月8日(月) 雨

2019-04-10 16:29:28 | Weblog

(「現在」に追いつくために「4月7日」の記事は後回しにします)

8時、起床。トースト、マーマレード、牛乳、紅茶の朝食。

9時ごろ家を出る。桜が雨に濡れている。 

花散らしの雨である。

 散った桜の花びらが帯状になって呑川を流れていく。「花筏」(はないかだ)という風流な言葉がある。 

 開いたまま逆さまになったビニール傘がゆっくり流れている。潜水艦のようでもあり、ネッシーのようでもある。

東口の東京三菱UFJ銀行(うちのメインバンク)へ行って、送金を2件おこなう。合わせて一千万円という手に汗を握る金額であったが、それほど時間もかからず、 あっさり終わる。現金が介在しないやりとりはリアリティに乏しい。しかし、記帳をしてみれば確かに私の口座の金額は1千万減っており、ミッションは完遂したことを知る。

昼食は1時過ぎに「マーボ屋」食べに行く。 

 ランチメニューから6番の豚肉と春キャベツの餡かけ焼きそばを注文。

これがとても美味しかった。名前には入っていないが、タケノコやシメジも入っている。青い葉物は何かしら。あんかけというのがいい。

食べ終わって、デザート(杏仁豆腐かマンゴープリン)が運ばれてくる前に、デザートはいりませんからと支払いをする。口の中に残っているあんかけ焼きそばの味をデザートで消してしまいたくなかったから。

次はこちらも試してみようかしら。春キャベツとエビとアサリのあんかけ焼きそば。 

デザートは「まいばすけっと」で購入。 

帰宅して、少し時間をおいてから、ふんわりドーナツを紅茶でいただく。松本の「栞日」でいつも頼むカリっと揚がったドーナツも好きだが、しっとりふんわりしたドーナツも好きである。たぶんこの私の味覚の原点は子供の頃に食べた「不二家」のミルクドーナツにあると思う。ドーナツに限らず1960年代の子供たちにとって「不二家」はファッションリーダーならぬ、お菓子リーダー的な存在であった。 

 先日の松本旅行で初めて訪問して気に入ったカフェ「ユキ・リ」にハガキを書く。私が撮って、ブログに載せた写真(ミニサイズ)を貼って。一応、写真を撮らせていただいたときに「私はブログをやっていまして」という説明はしておいたが、念のためである。馴染みのカフェを作るためにはそれなりの気遣いが必要なのである。

夕食は私のリクエストでオムライス。 

「いつものオムライスと違うのわかる?」と妻が言った。うむ、いつもよりごはんがやわらかいというか、ねっとりしているが、それは褒めたことにはならないだろう。私が逡巡していると、「わからない? チーズとクリームを入れたのよ」と妻は言った。確かにチーズの風味はする。そして、ねっとりの理由もわかった。「なるほどね」と私は答えながら、(いつものでいいけど)と心の中で思った。このあたりは言い方が難しい。

デザートはイチゴ。 

3月に卒業したゼミ生(9期生)は会社勤め2週間目に入る。週末に何人かからメールが届き、「ヘトヘトです」「体調を崩して週末は寝込んでしまいました」「また1週間が始まるかと思うと憂鬱です」とネガティブなことが書いてあった。先が思いやられるが、ある程度は慣れの問題だろうが、リフレッシュする時間を、一日の中で、一週間の中で、ひと月の中で、そして数カ月(めぐる季節)の中で、つまり大小のサイクルでもつことが大切である。 このうち「一週間の中で」というのは誰でもやっている。週末のリフレッシュのことである。「週末を楽しみに平日を働く」ということである。しかし、それだけでは不十分で、他のサイクルの中でのリフレッシュの工夫も必要である。たとえば「一日の中で」なら、「ゆっくりお風呂に入る」とか「日記を書く」とかである。「一か月」や「数か月(季節ごと)」なら、ちょっとしたショッピングや小さな旅行(私の松本旅行みたいに)などが有効である。労働して稼いだお金があるのだから、そういうことに使いましょう。

2時、就寝。 


4月7日(日) 晴れ

2019-04-10 11:21:12 | Weblog

*アップが遅れていた4月7日の記事です。2、3日したら本来の位置に戻します。

9時半、起床。

トースト、マーマレード、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

11時半に卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)と蒲田駅で待ち合わせる。目指すは池上の「HITONAMI」。彼女はスニーカーを履いている。歩く気満々である。おそらく今日が最後の見頃になるだろ街の桜を眺めながら歩くことにしましょう。

専門学校のキャンパスの周りの桜並木。

呑川の日蓮橋の付近の桜並木。  

桜のトンネル。 

道路にはたくさんの桜のはなびら。 

さくら児童公園。 

ここも足元は桜の花びらが敷き詰められている。

「HITONAMI」まだあと少しのところの児童運動公園の一本桜。 

予約している12時ちょうどに「HITONAMI」に到着。 

 乾いた喉を梅ジュースで潤す。

「忘れないうちに・・・」と言って、彼女は結婚式の日取りが決まったことを話した。10月22日(火)。火曜日だが、「即位礼正殿の儀」という新天皇即に関わる今年だけの祝日である。おめでとう。出席させていただきます。

 注文した料理が運ばれてきた。

2人ともメインは豚鶏肉のハンバーグ和風きのこ。

ほうれん草と菊芋と人参とひじきの胡麻炒め。 

これは何だったけな? こふき芋のように見えるけれど、そういう名前ではなったと思う(一週間前のことなので記憶があいまい)

大根と人参とくるま麩の煮物。 

隣りの長テーブルのグループ客が席を立った。「宴の後」的情景。 

客はわれわれだけになったのでオガサワラさんに写真を撮っていただく。

ごちそうさまでした。またうかがいますね。

店を出て、呑川沿いの道を本門寺の方へ。 

寺町池上には小寺が多いが、ここ養源寺は桜と菜の花の寺として知られている。つまりいまが旬の寺である。 

 

境内の一角にシャクナゲが咲いている。ラテン系の顔立ちの彼女には真っ赤な花がよく似合う。 

 養源寺の裏の階段を登って本門寺の境内へ。

 

今日は五重塔の御開帳が行われている。

木洩れ日が美しい本門寺公園でポートレイトを撮る。 

コートを脱いで軽やかな写真を撮りましょう。

 

軽やかだ(笑)。

  

バーベキュー広場は賑わっている。 

 この場所は奥行きがあり、かつ高低差があり、新緑のグラデーションがとても美しい。 

ここではたくさん写真を撮った。 桜はたしかに美しいが、ポートレイトは人物が主役なので、ポートレイトの背景としては桜より新緑の方が断然いい。

新緑を背景にするとスッキリとしたポートレイトが撮れる。

 

 

 

山の裏手を下りると、噴水池があり、釣り糸を垂れる人たちでにぎわっている。 

彼女はキャンプ好きだが、魚釣りはしないようだ。魚を食べるのは好きだが、生きている魚に触るのは苦手らしい。

水辺のポートレイトも清涼感がある。 

池の側のこども広場。子ども連れの家族でいっぱいだ。 

 子供たちに混じって頑張ってみる(笑)。

シャボン玉をする親子のそばを通る。

シャボン玉のお裾分けにあずかる。 

絶えず桜の花びらが降ってくる。 

でもうまくキャッチするのはなかなか難しい。 

 

 キャッチできたようである。 

ガクのところから(たぶん小鳥についばまれて)落ちてきた花弁をキャッチ。

 

撮れ高OKです(笑)。公園を出る。  

お参りをしてから山を下りましょう。 

明日はお釈迦様の誕生日。この週末は「春まつり」で境内は賑わっている。

古民家カフェ「蓮月」に行きましょう。

混んでいるかと思いきや、すんなり入れた。冷たい飲み物で喉を潤す(彼女はほうじ茶プリンも注文)。 

 室内はゆったりとしていて、くつろげる。

本日最後のカフェは蒲田に戻って「スリック」でシフォンケーキの予定だったのだが、電話を入れるとなんと「シフォンケーキは完売してしまいました」とのこと。予定変更で「池田屋」で葛餅を食べることにする。 

私は小腹が空いたので、葛餅とおでんのセットを注文。この組み合わせは素敵だ。 

次回は夏カフェで、そのとき結婚式の招待状をもってきてくれるとのこと。準備はあれこれ大変だと思いますが、彼と一緒に仲良くすすめてくださいね。 

池上から電車で蒲田駅に戻り、彼女はそこから川崎回り(南武線)で帰っていた。

 

夕暮れが近づいていた。 

夕食は鯖(干物)と小松菜の炒めもの、  

オクラ、豆腐とねぎ、味噌汁、ご飯。 

2時、就寝。


4月6日(土) 晴れ

2019-04-09 12:55:04 | Weblog

8時半、起床。

トースト、マーマレード(松本の「シェ・モモ」で購入したもの)、牛乳、紅茶の朝食。

11時半に卒業生のミズキさん(論系ゼミ4期生)と蒲田駅で待ち合わせ、「HITONAMI」へ行く。彼女は山登りが趣味なので、蒲田駅から「HITONAMI」へは歩いていけると思ったが(20分ほど)、ここ1週間ほど(たぶんジムでのトレーニングで傷めたのだろう)足に軽い痛みがあるそうなので、池上線で池上まで行って、そこから歩いた(10分ほど)。一昨日は身重のサオリさん、今日は足を痛めているミズキさん、歩行にハンディを抱えた人とのカフェ巡りである。

「HITONAMI」の魅力はなんといっても和のカフェご飯である。私の馴染みのカフェのうち、ちゃんとした食事ができるのはここと「パン日和あをや」と「テラス・ドルチェ」である。あとのカフェは、他の店で食事をしたあとに行くカフェである。

 私はメインに鯖の粕漬け焼きをチョイス。

野菜のマスタードマリネ。 

 もやしとほうれん草と人参のナムル。

大根と人参と車麩の煮物。 

「今日はじゃがいものコロッケは注文されないのですか?」とオガサワラさんに聞かれ、「あっ、それも」と注文した。ただし、これはミズキさんと1つずつにしましょう。

彼女は油淋鶏をメインにスペイン風オムレツ、野菜のマスタードマリネ、もやしとほうれん草と人参のナムル(+じゃがいもコロッケ1個)。 

ごちそうさまでした。美味しくて健康的な食事というのはいいですね。

食後に豆乳カフェオレ。彼女のゼミ論のテーマは「幸福」であったが、彼女が最近「幸福」について改めて考えたことをめぐっておしゃべりをする。かつて研究室でおしゃべりしたことの延長というか、社会人版である。卒業後も関心を持ち続けられることをゼミ論のテーマにするというのはよいことです。

「HITONAMI」には1時間半ほど滞在、店を出るとき、オガサワラさんが「卒業後も大学時代の先生とこうして会うって珍しいんじゃないですか?」と言っていたが、たぶん研究室でのおしゃべりとカフェでのおしゃべりは連動していて、そうした種類のおしゃべりを社会人としての多忙な日々の中で必要としている卒業生が研究室(あるいは私の行きつけのカフェ)を訪れるのだろうと思う。 

さて、桜のスポットをゆっくりめぐりましょう。

「HITONAMI」の近所の運動広場の片隅に見事な一本桜がある。

広場では少年がボールを蹴っていた。

 

少年にも写真に入っていただく。

写真ではわかりにくいが、満開の桜の花びらがハラハラと落ちてくるのをキャッチしようとしているところである。でも、花びらは簡単にキャッチできそうで、できない。これ「普通の幸せ」に似ている(笑)。 

 

 さきほどの運動公園から少し行ったところにあるさくら児童公園。

 

枝ぶりのよい6本の桜が満開だ。

 

「枝ぶりがよい」とは低いところの枝も切られることなく水平に扇型に広がっているということである。したがって花と地面との距離が近いから木の下にマットを敷いてのお花見にはもってこいである。

別々の木の下でお花見をしているグループのワンちゃん同士が見つめ合っている。地面は散った花びらでいっぱいだ。

彼女がかがんで写真を撮っている。

オオイヌノフグリである。頭上の桜ばかりに目を奪われていないところが彼女らしい。

呑川沿いの桜並木。

日蓮橋のたもとの桜のトンネルだ。

日蓮橋の上からの眺め。ここは近所の人ならみんな知っているお花見スポットだ。今年もこの景色を見られてよかった。 

青空を背にした桜ももちろん美しいが、

川面を背にした桜も美しいものである。

そしてその川面に映る桜と散って浮かぶ花びらも美しい。 

日蓮橋の上で満開の桜を背景にポートレイトを撮る。

離れた場所からズームで撮っているので、立ち止まって、シャッターが切られるのを待ってくれている通行人もいるが、遠慮なく前を横切る人もいる。

「申し訳ありません」と謝る彼女。モデルとADの一人二役である(笑)。

呑川沿いの道を離れて、JRの踏切に向かう。ここにも桜並木があって、花がひらひらと舞い落ちている。

いまはやっていないカフェ「日時計」(でも空家ではない)。蔦の形が象に似ているのは、偶然ではなく、そのように剪定しているからである。

 

 店先に置いてある地球儀を指差す彼女。そこはニュージーランドだ。最近、「やってみたいこと」をノートに書き出したそうだが、「ニュージーランドにいってみたい」というのはその中の1つである。

 

御成り橋商店街を「スリック」をめざす(日蓮橋のあたりからマダムに「これからうかがいます」と電話を入れておいた)。 

 

「紅茶のシフォンケーキ」を指差す彼女。

私も紅茶のシフォンケーキを注文。定番メニューの中では一番これが好きである。ドリンクは彼女はアイスティー(いや、ハーブティだったかな)、私はロイヤルミルクティー。

 

「スリック」には1時間半近く滞在した。時刻はそろそろ4時半。でもまだ時間は大丈夫とのことなので、最後にもう一軒、「ノザワBAKE」に行ってみることとにした。卒業生を連れて行くのはたぶん始めてだと思う。

未踏峰に初登頂した登山家のような表情である(笑)。

 シフォンケーキを食べたばかりであるから飲み物だけにしようかという話を彼女としていたのをご主人(ノザワさん)が聞いて、「ハーフサイズでお出ししましょうか」と言ってくれたので、お言葉に甘える。キャロットケーキを半分個と、ドリンクは私はブレンドコーヒー、彼女はチャイ。彼女が使っている鳥の図柄のお皿はカフェ仲間の清水直子さんの作である。

「ノザワBAKE」には1時間ほど滞在した。時刻は午後6時。彼女が帰るべき時間である。今日は(脚の調子がいま一つなのにもかかわらず)時間いっぱいまでカフェ巡りにお付き合いいただいて、ありがとう。次にお会いするのは、ゼミ同期のユカさんの結婚式(6月1日 神戸)になりますね。

彼女を駅の改札まで送って行く。

夕食は鶏肉とブロッコリーとパプリカとエリンギの炒め物、

玉子と茗荷の吸い物、サラダ、めかぶ、ご飯。 

デザートにミズキさんからお土産にいただいた桜プリンを食べる。 

カップから出していただく。 

 2時、就寝。


4月5日(金) 晴れ

2019-04-08 14:26:11 | Weblog

8時15分、起床。

トースト、ハッシュドビーフ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

午前中に妻と東口の三井住友銀行に行って口座の開設と一時払い個人年金についての説明を聞く。金融関係のことは妻任せなのだが、私の名義でやるとなると(当然のことながら)本人が行かないとならないのである。

お昼に家を出て、大学へ。研究室のカレンダーをめくる。新学期だ(ただし私の授業は来週の火曜日から)。

昼食は「たかはし」に食べに行く。

信頼の(「王道の」と言い換えてもいい)豚肉生姜焼き定食。 

ご飯がすすむ、すすむ。ご飯は軽めで注文したので、すぐになくなってしまった。 

「たかはし」ではただいまアルバイト募集中。 

本部に用事があって出向く。

 

用件を済ませて、戸山キャンパスへ。ちなみに「戸山キャンパス」というのは正式名称で、学生たちは「文キャン」と呼んでいる。「文」は「文学部」「文化構想学部」の「文」、さかのぼれば「第一文学部」「第二文学部」の「文」である。 

スロープの桜はだいぶ散ってきているが、まだなんとか見頃を保っている。 

授業の開始は明日(土曜日で授業は少ないから、事実上、来週の月曜日)だが、学生たちの姿も増えてきた。 

 教員ロビーで38AV教室のAV器機の鍵を借りて中に入る。

 木曜5限の講義「日常生活の社会学」を今季はこの教室で行うのだが、事前にAV器機等のチェックを行う(授業初日にあたふたしたくないので事前チャックはかかせない)。

飛行機のコックピットのようである。 

上板をスライドさせると中にマイクとAV器機のリモコンとホワイトボード用のマーカーが入っている。 マイクの具合をチェック。

常設PCでパワポの資料をプロジェクターでスクリーンに映して教室の照明の設定とスクリーンの見やすさの兼ね合いをチェック。 

下の扉を開けるとVHS、DVD(ブルーレイ)、CD、MD等の器機が収納されている。MDが使えるのはここと36号館382教室だけだ。VHSが使える教室も限られている。 持参したDVDとVHSの映像資料をスクリーンに映してみる。プレビューモニターの画面が出ないので、故障かと思ったら、なんのことはないモニターのスイッチが入っていなかった(スイッチがスイッチだとわかりにく場所にある)。

卓上の図画カメラを使ってみる。 

以上でチェック終了。これで安心して講義に臨める。

お八つの時間。「よしかわ」で買ってきたおはぎ(つぶあんときな粉)を研究室で食べる。 

教員ロビーのメールボックスに、松浦莞二・宮本明子編『小津安二郎大全』(朝日新聞出版、3800円)が届いていた。編者の一人、宮本明子さんが送ってくださったのだ。彼女は現在、同志社女子大学の助教をされているが、以前は東工大の助教、さらにその前は早稲田大学文化構想学部現代人間論系の助手をされていた。『小津安二郎大全』というタイトルからは小津の全作品の紹介・解説のようなものを予想させるが、そうではない。そういうパートもあるが(第7章「全作品ディテール小辞典」がそうだ)、それを全体の一部として含むような、「小津安二郎の人と作品」と言うタイトルがふさわしい本である。実際、本書には作品についての研究者の論稿だけでなく、小津の人生年表的伝記、小津作品に出演した女優たち(香川享子、岩下志摩、司葉子)や製作にかかわった人たちへのインタビュー、小津安二郎のファンを自認する人たちのエッセーなどがふんだんに収められている。

私が真っ先に読んだのは私の句会仲間である紀本直美さんと宮本明子さんの対談「小津安二郎の俳句を読む」である。公開されている小津の日記には自作の俳句が50句ほど書かれているそうである。その中から4句を選んで、二人が語りあっている。その4句とは、

 青梅も色づくままに酒旗の風

 草市や氷白玉ゆであづき

 いづこかに夕立ありし冷奴

 未だ生きてゐる目に葉の花の眩しさ

最初の3句は飲食がモチーフになっているが、実際、小津には飲食をモチーフにした句が多かったそうだ。下戸で甘党の私には一句目よりも二句目の方がよくかわる。三句目の冷奴の句は、文人俳句の巨匠・久保田万太郎の代表作「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」を意識しているところが感じられる。湯豆腐に対して冷奴。老境の句に対して働き盛りの句。最後の句は老境の句ではなく、兵隊として中国にいたときの句である。いずれも句会に出すために作った句ではなく、日記に書きとめられた句であるが、句会に出しても入選間違いなしのレベルの作品である。俳句は短い作品だけに、その人の人生観や美意識が端的に表れやすいと思う。彼の俳句を通して彼の映画にアプローチすることもできそうである。

4月18日(木)20:00から(22:00まで)、下北沢の「本屋B&B」で、編者の松浦と作家の北村薫が出版記念のトークイベントを行わる。詳しくは→こちら

また、4月19日(金)19:00から(20:30まで)、「青山ブックセンター」で、編者2人と作家の保坂一志さんによる出版記念のトークイベントが行われる。詳しくは→こちら

夕食は具だくさんの鶏肉団子汁、チーズ入り薩摩揚げ、シラスおろし、サラダ、ご飯。 

2時、就寝。