フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月14日(日) 晴れ 

2019-04-17 09:04:07 | Weblog

8時、起床。

トースト、コンフィチュール、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

11時半に卒業生のフミさんとマイコさん(共に論系ゼミ8期生)と蒲田駅で待ち合わせ、池上線に乗って池上へ。 

池上駅から池上通りを大森方向へ10分ほど歩くと堤方橋の手前に「HITONAMI」の看板が出ているので、ここを右に入る。 

「42歩くらい」 とあるが、たしかにそのくらいで玄関の前に着く。

左がマイコさん、右がフミさんです。

 

私はメイン料理+惣菜3品。 

鶏胸肉の照り焼き(味噌マスタード風味)。 

味噌マスタードマリネサラダ。 

和風ポテトサラダ。 

大根と人参と高野豆腐の煮物。

マイコさんは、鯖の胡麻味噌焼きをメインに、スペイン風オムレツと大根と人参と高野豆腐の煮物の2品。 

フミさんはハンバーグ(トマトソース)をメインに、スペイン風オムレツと味噌マスタードマリネサラダの2品。 

食後に私とフミさんは豆乳カフェオレ、マイコさんはほうじ茶(だったかな)。 

テラスにテーブルが置かれている(昨日はなかった)。暖かかったり寒かったりの日が続いたが、ようやく安定してきたようだ。 

 呑川沿いの道を本門寺の方(上流)へ歩く。 

川面は散った桜の花びらでいっぱいだ。 

 

養源寺の脇の「君の名は階段」(と私が勝手に呼んでいる)を登る。 

 登ると一挙に視界が広がる。

先週はお釈迦様の誕生祝(春まつり)でかなりの人出であったが、今日は通常の週末の人出である。 

お参りすませて。

参道の商店街を池上駅へ。 

 

2時半に「スリック」を予約しておいた。 

マダムと久しぶりにツーショットを撮る。 

紅茶は・・・何を注文したか忘れました(笑)。 

シフォンケーキは見ればわかる。私はチーズスフレ(4月限定)。 

マイコさんは紅茶。 

フミさんはプレイン。 

外のテーブルでちょとおすましのポートレイトを撮る。

ひざ掛けをショールのように羽織って。

 

ここの支払いは2人がしてくれた。 

マダムに写真をとっていただく。 

卒業してもう1年。早いものである。時間の速さは2年目も同じでしょう。いや、もっと早いかも知れない。時間に流されない充実して日々を心がけてくださいね。

 「スリック」はGW中はお休みである。(「パン日和あをや」もです) 

2人を蒲田駅まで見送って、帰りに専門学校の桜並木(まだ頑張っていた)を歩く。 

「ノザワBAKE」に顔を出す。 

 ヴィクトリアスポンジケーキと新顔のカカオスタウトケーキをテイクアウトする。

 

GW中の営業についてはまだ決めていない、決めかねている(笑)、そうです。 

帰宅してさっそくヴィクトリアスポンジケーキを食べる。(妻はカカオスタウトケーキ) 

夕食は肉野菜炒め。 

野菜はキャベツと人参とシメジ。 

お花見カフェは今日で終わり。今シーズンは見頃が長かったな。

2時、就寝。 


4月13(土) 晴れ

2019-04-15 13:15:49 | Weblog

8時半、起床。

トースト、コンフィチュール(苺とラズベリーとカシス)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

ハナミズキの花が咲きはじめた。背後の木は桜。街路の並木の主役が交代していく。

でも、今年の桜は開花した後に寒の戻りがあったせいで見頃の期間が長かった。よく頑張ってくれました。また来年ね。 

11時半に卒業生のカオルさん(論系ゼミ7期生)と蒲田駅で待ち合わせて「HITONAMI」へ。彼女は煎餅の街草加からやってきた。

 主菜+副菜3品をそれぞれ注文。

私は鯖の味噌胡麻焼きをメインにチョイス。 

 副菜は和風ポテトサラダ、

小松菜と菊芋と人参のナンプラー炒め、 

 大根と人参と高野豆腐の煮物。

お新香もついてます。 

彼女はメインにトマトソースのハンバーグをチョイス。副菜はさつまいもコロッケ、味噌マスタードマリネサラダ、スペイン風オムレツ。 

 食後に豆乳カフォオレ。 

損保の会社に勤める彼女は3年目に入る。これまで大宮の支店で働いていたが、この4月からは新宿の支店に異動になったそうだ。職場の規模が大きくなって自分と近い年齢の同僚が増えたことが嬉しいそうだ。

「HITONAM」には1時間半ほど滞在した。店を出る前、オガサワラさんに写真を撮っていただく。 

池上本門寺に腹ごなしの散歩に行く。今日は風も暖かい。 

境内の桜は木によってはまだまだお花見が楽しめる。 

でも主役はやはり新緑である。 

本門寺公園の木洩れ日の道を歩く。 

ジャンプしてみましょうか。

 ジャンプ! 彼女の影もジャンプしている。

忘れ物だろうか、広場に持主のいないゴムボールがあった。 ボールと戯れるのは久しぶり。 

スローイングの動作はなかなかのもの。バスケットやってました?

でも、キックはあまり上手くない(笑)。

子供たちが集まってきたので、われわれは退散いたしましょう。 

彼女、これで童心に還ったのか、子どもの頃以来という木登りにもトライ!

 

 きっとオテンバな女の子だったに違いない。

新緑の中でポートレイトを撮りましょう。

自由に動いてもらう。 羽ばたくように。

 振り向いて。

ばらついた髪を押さえて。

舞うように。

躍動感のある素敵なポートレイトが撮れましたね。  

他にも趣の違うポートレイトも撮ったので、数点あげておきましょう。

エレガントに。

リリカルに。

センチメンタルに。

ドラマチックに。あるいは『ロミオとジュリエット』風に(笑)。

本門寺には1時間ほど滞在した。 

「HITONAMI」にいるときに「スリック」に電話して「2時過ぎにうかがいます」と伝えてある。 ちょうどいい時間です。

 カフェ巡りのときにどのカフェに行くかは基本的に相手の希望を優先する。彼女は「スリック」は4度目の訪問。気に入ったカフェには何度も行くというのは私と同じ指向のようである。 

シフォンケーキは私は4月限定のローズ&ラズベリー、カオルさんはプレーンをチョイス。確かに彼女のチョイスは一理あるもので、どうしても季節限定のものをチョイスしたくなるが、そうすると、私のようにしょっちゅう来ているわけではないから、定番のシフォンをなかなか食べる機会がない。今日は定番中の定番を彼女はチョイスしたのである。 

紅茶はシフォンケーキに合わせてチョイスする。私は・・・なんだっけ(笑)。領収書には銘柄まで印字されているのだが、ここは彼女が支払ってくれたので、私の手元に領収証がないのである。ラッフルズホテルのアールグレーだったような気がする。彼女は・・・アフタヌーンティーだったような気がする。★後記:ブログを読んだ彼女から「先生の飲まれたのはキームンです」とラインのメッセージが届いた。

 最初に紅茶が運ばれてきて、しばらく時間をおいて、シフォンケーキが運ばれてきた。その間に私は一杯目の紅茶を飲み干した。シフォンケーキはクリームをサンドしたりトッピングをしたりしたり時間がかかるのだ(おまけにテイクアウトのお客さんの対応をマダム一人でしなくてはならない)。 

生地にバラの香り。トッピングのラズベリーはハッとするほど酸っぱい。

「スリック」には1時間半ほど滞在した。お客さんがいっぱいで、マダムとはあまりおしゃべりできなかったが、あとからカオルさんからレインで「 スリックのシフォンケーキ、いつも通り見た目も味も素晴らしかったです(とお伝えください)」とメッセージが届いた。はい、マダムに伝えておきますね。

卒業3年目、新しい職場で気持ちも新たに頑張ってください。次は夏カフェで会いましょう。「ピーチメルバ休暇」を木曜か金曜に取れるといいですね。

夕食は春野菜の天ぷらと竹の子ご飯、味噌汁。 

蓮根、春菊、タラの芽、そしてフキノトウ。春の天ぷらは美味しい。

 竹の子ごはんはとの組み合わせがいい。

デザートは苺。 

昨日、マユミさんからお土産にいただいたうなぎパイも食べる。 

今日、「有隣堂」で購入した野矢文昭編『20世紀ラテンアメリカ短篇選』(岩波文庫)。巻頭に置かれたオクタビオ・パス「青い花束」を読んで驚いた。なんて瑞々しい文体だろう。文体に新鮮な感動を覚えるなんて久しぶりである。 

同じく「有隣堂」で購入した『なつぞら』のガイドブック(NHK出版)。来週から、広瀬すずが本格的に登場する。 

2時245分、就寝。


4月12日(金) 晴れ

2019-04-13 11:18:20 | Weblog

7時半、起床。

トースト、コンフィチュール、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時半に家を出る。桜の季節から新緑の季節へ。 

11時半に卒業生のマユミさん(一文、社会学専修)と「モンテ」で待ち合わせ、ランチをする。小石川にお住まいで、自転車で来るのかなと思ったが、地下鉄を乗り継いで来たそうだ。 

この4月から長女の方は中学に進学、次女の方は小4だそうである。二人とも研究室で会ったことがあるが、そのときは小学生と幼稚園だった。もうそんなになりますか。

前菜は、私は鶏レバのパテ、彼女は豚肉のテリーヌ。

分けあって食べる。彼女は細身の外見に似合わず、肉がお好きである。

 

パテもテリーヌもパンと一緒に食べると美味しい。

 メイン料理は私は鶏の骨付きもも肉のオレンジ煮。

マユミさんは牛バラ肉の煮込みクースクース添え。

デザートはオプションだが、当然注文する。私は洋梨のタルトと紅茶。彼女はクレームキャラメルとコーヒー。 

自宅勤務でのお仕事は3月いっぱいで終了する予定で、それを前提にPTAの役員も引き受けたのだそうだが、結局、4月以降もお仕事は継続することになり、忙しさが増加した。下のお子さんが高校を卒業するのはまだ8年ほど先のことである。マユミさんの40代は自身の仕事とお子さんの教育を中心に回って行くことだろう。もちろんそこには健康ということが前提にあるわけで、健康第一でね。

彼女とは馬場下の交差点のところで別れた。彼女、カメラに向かって手を振っているが、これ、彼女にしては精一杯のポーズである(笑)。いまの大学生はカメラを向けると反射的にピースサインをするが、それはある時期からのものである。 

教員ロビーの自販機で紙コップのコーヒーを購入。80円、100円、150円のものがあるが、100円のものにした。 

 

ちょうどそこに4限の演習「現代人と家族」のためにやってこられた安藤藍先生(首都大学東京助教)とバッタリ会ったので、研究室でお茶をすることにした。 

紙コップに入ったコーヒーをお気に入りのカップに移して飲む。これだけで味わいがランクアップします(笑)。 

安藤先生にもお好きなカップを選んでもらった。彼女が選んだのは清水直子さんの猫柄のマグカップ。 

授業が始まるまでの短い時間だったが、あれこれ楽しくおしゃべりをした。今学期もよろしくお願いします。 

5限・6限はゼミ。初回ということで、全員(3年生・4年生)が自己紹介をする。

休み時間のスイーツはうなぎパイ。実は、マユミさんのお土産もうなぎパイだった。時代はうなぎパイなのか(笑)。

初回から時間を延長して8時過ぎまでやる。

夕食は帰りがけに「ごんべえ」で食べる。 

しばらく来なかった間にメニューが増えている。 

でも、いつもと同じカツ丼セット(ご飯軽め)。ご飯は少なめだが、汁は少なめではないので、汁だく状態。 お冷が必須のカツ丼である。

10時、帰宅。

新学期最初の1週間が終った。まずまずのスタートというべきか。

宮本明子さんから『小津安二郎大全』(朝日新聞出版社)のCM動画が出来ましたとお知らせをいただく。本の広告動画というのがあるんですね。本の売れ行きは好調だそうで、よかったですね。

https://www.youtube.com/watch?v=kjgZpa2IOSU

3時、就寝。 


4月11日(木) 晴れ

2019-04-12 15:23:29 | Weblog

8時、起床。65歳の朝を迎える。世間ではいま「平成」から「令和」への移行が話題を集めているが、個人的には「生産年齢人口」から「老年人口」への移行が大きなトピックである。つまり私は高齢者として令和という時代に入っていくのである。

トースト、マーマレード、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 9時半に妻と東口の三井住友銀行に行く。ドル建ての一時払い個人年金という商品を購入する。生命保険は死亡すると多額のお金が入るが(だから保険金殺人が起こったりする)、個人年金の場合は逆に満期(10年)まで無事に生きて利益が最大になる。「いつ死んでも大丈夫」ではなく「当分死んではいけない」のである。もちろん私は生命保険にも入っているから、アンビバレントな気分である。ドル建てにしたのはもちろん日本の金利が限りなく0に近いからである。

手続きには2時間ほどかかった。

その足で大学へ。昼食は蒲田駅で買った崎陽軒のシュウマイ弁当。

3限は大学院の演習。受講生は6名(たぶん)。「近現代日本人の人生の物語」がテーマの演習だが、今年度は『ひとびとの精神史』全9巻(岩波書店)を読む。

4限は空き時間。今日はコーヒーカップはどれを使おうか。 

これにしよう。 

5限は講義「日常生活の社会学」。受講生はまだ確定していないが、250名~300名くらいだろう。30名でも300名でも話す内容に変わりはないが、学期末の試験の採点のことを考えると少々気が重い。受講生が未確定ということもあり、初回は早めに切り上げる。 

 6時半に大学を出る。

夕食はすき焼き。わが家では私の誕生日と12月30日はすき焼きと決まっている。 

 卵は使う派である。「今半」の割り下を使っているが、味は濃いめなので、卵でくぐらせてちょうどいい感じになる。

 デザートの誕生日ケーキはシブースト。数字のローソクはお店でもらってきたそうだ。ローソクの本数で表現するのは大変だからね。

 シブーストは紅茶が合います。

65歳になっても、職業生活に変化があるわけでないので(定年は70歳)、これまでと変わらない日々が続くだろう。ただ、「老年人口の仲間入りをした」という気分はこれから生活の端々に何らかの変化としてあらわれてくるかもしれない。誰でも老年になるのは人生で初めての経験なので、経験して初めてわかることが多々あるにちがいない。それがちょっと楽しみな気がしないでもないのは、たぶんまだ健康に深刻な問題を抱えてはいないことと、私が社会学者であるためだろう。

 3時、就寝。


4月10日(水)雨

2019-04-11 18:24:02 | Weblog

8時半、起床。

トースト、コンフィチュール、ポトフ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日の『なつぞら』。東京にいる兄や妹に会いたくて柴田の家から家出したなつ。河原であった同級生からもらった魚を河原で焼いている。(どうやって火をつけたのかは疑問だが、同級生から火種をもらっていたようすはない)。

 父や母との日々を思い出して涙と笑みがこぼれる(ここは難しい演技だと思うが、すごいね、この子役の子)。

突然背後で自分の名を呼ぶ声がする。 

 柴田家の人々がなつを見つけだしたのだ。

突然、泣き出すなつ。安心したからではない。「どうして私には家族がいないの!」と、そのことの理不尽さに感情が爆発したのだ。 

泣きじゃくるなつを抱きしめる泰樹(草刈正雄)。 

「おまえにはもう、側に家族はおらん。だが、ワシらがおる。一緒におる。」 

この河原のシーンを『なつぞら』名場面集に勝手に認定させていただきます。 

ナレーション(内村光良)がなつを空から見守る父親なのだということが、今回、明らかにされた。そういうことだったのね。

9時半に家を出て、大学へ。

10時40分から学位委員会。 

今日は審議する件数が少なかったので、いつもより早く終了。

「たかはし」に昼食をとりに行く。 

今日は冷え込む。こういう日はこれを注文することにしている。

肉豆腐定食。

ほっこりとした気分になる。

帰りがけにお八つのたい焼きを買っていく。「今日は寒いから売り上げはいいんじゃないですか?」と店長さんに聞いたら、「う~ん、雨なので、いまひとつです」とのこと。そうか。傘をさしていると、買い食いはしにくいのか。 

それにしても今日は花冷えの一日だ。勤め人は冬物はクリーニングに出してしまったという人も多いだろうが、学生はそんなにテキパキとは衣替えをしてはいないだろう。私もそうで、今日はダウンコートを着て来た。

スロープの橋の手すりは落下防止のためだが、置かれた(接着している)石は何だろうと思う人もいるだろう。これはここにねっごろがって下に落ちた学生がいたので、その防止策(ねっころがれないように)として置かれたものである。その後、ちゃんと手すりが設置されたので、いまでは無用のものになった。考現学でいうところの「トマソン」(無用の長物)である。

たい焼きでお八タイム。 

4時半から現代人間論系の教室会議。用意された議題は6時にはすべて終えたが、それから1時間ほど、論系の中長期的な課題についてフリートーキング。このところ毎年新人の先生が入ってきているので、「われわれの課題」について意見交換し、共有化することはとても大切である。

8時過ぎに帰宅。夕食はカツオのたたき、茄子とベーコンの炒め煮、ゆず大根、卵と玉ねぎの味噌汁、ごはん。 

 私は脂ののった戻りカツオよりすっきりとした味わいの初ガツオが好きだ。

初ガツオがさっぱりしている分をベーコンが補っている。

卵と玉ねぎの味噌汁は大好きである。これだけでご飯がいけちゃいますね。 

あれこれ食べたあとに口の中をすっきりさせるのにゆず大根は最適である。 

卒業生のリョウコさん(論系ゼミ2期生)から本日無事出産されたと連絡を受ける。予定日ピッタリというのもすごいが、午前中に出産して当日の午後に報告ってすごい(笑)。これまでで最速だ。しかも「とても痛くて死ぬかと思いました」とのこと。安静にしてなさいって(笑)。

男の子で、名前は「陽大」(ようた)。「太」ではなく「大」。夫の名前から一文字採ったそうである。陽大くん、誕生おめでとう。明るく、たくましく育って下さい。リョウコさん、出産おめでとう、お会いできるのは夏ごろでしょうか。

 1時半、就寝。寝る前に日付が変わって、私は65歳、晴れて(?)老年人口の一員になった。