フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月10日(月) 曇り

2022-01-11 10:17:30 | Weblog

8時45分、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、玉子焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムカムエブリバディ』。みんな分かっていたことだが、ジョーはやっぱり「あの時」の少年だった。ところで、安子篇にはもう一人印象に残っている少年がいる。「おはぎ」の少年だ。彼もまたこれからどこかで再登場するのだろうか。

昨日のブログを書いてアップする。

その間、チャイは私の背後の窓辺で探索に余念がない。

2時頃、昼食を食べに出る。今日は曇り日。

今年初の「吉岡家」。

鍋焼きうどんを注文。生卵は追加したが、餅はやめておいた(カロリー控えめで)。

74歳だという老人が、酒を飲みながら、若旦那相手にテニスの話(自慢話)をしている。彼の傍らにはケースに入ったラケットが置かれている。テニスをした後なのだろう。

店を出ると、少し青空がのぞいていた。

帰宅して1時間ほど昼寝。目覚めると耳鳴りが大きくなっていた。不規則な睡眠は自律神経のバランスを崩すのだろう。

放送原稿を書く。気がつくと、耳鳴りはいつの間にか小さくなっていた。

あっという間に夕方である。

夕食はサバのトマトソース煮(最初、味噌煮かと思った)、くらげの酢の物、サラダ、味噌汁、ごはん。

デザートは蜜柑。

布団に入って1時間ほど寝たら、また耳鳴りが大きくなった。不規則睡眠と耳鳴りの関係が実証されたように思う。

今夜が締め切りの来年度のシラバスを書き上げて登録する。

オンデマンド授業の収録を1本。30分21秒。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時過ぎに就寝。


1月9日(日) 晴れ

2022-01-10 12:44:58 | Weblog

9時半、起床。

ランチの約束があるので、朝食は軽めに。

昨日のブログを書いてアップしてから家を出る。

11時半に蒲田駅で卒業生のアヤノさん(論系ゼミ6期生)と待ち合わせて、矢口渡へ。

「燈日」へ。お店には蒲田駅から電話をして席をとっておいてもらった。

彼女は昨年夏に実家を出て、池上線沿線で念願の一人暮らしを始めた。初めて一人で過ごした年末年始はとてものびのびとして快適だったそうだ。のびのびした様子は彼女のポーズからも感じられる(笑)。

二人とも燈日定食を注文したが、主菜は別のものをチョイス。

私はサバの竜田揚げ和風あんかけ。これ好きです。

アヤノさんは豚肉とさつまいものてりてり煮。彼女は芋類が大好きなのだそうだ。

デザートは「本日のきまぐれおやつ」から。私はパフェ(もっと長い名前だったが憶えていない)。

アヤノさんは苺と小豆のショートケーキ。

お店に入って来た女性が私の方を見て会釈をした。マスクをしているせいもあり、すぐに誰だかわからないままに会釈を返す(もしかしてブログの読者さんだろうか)。それがカフェ仲間のAさんであることに気づくまで数秒かかった。お子さんが生まれて一人でカフェ巡りをする時間がなくなって久しいが、ようやくそういう時間が戻ったのですね。お住まいは決してここから近くはない。「今日はここに初めていらしたのですか?」と聞いたら、「実は三度目です」とのこと。あらま。私と同じパフェを注文された。「食事はしないのですか?」と尋ねたら、「カフェ巡りのときは食事はしないのです」とのこと。行く先々でスイーツを食べる気である(笑)。どうぞ楽しいカフェタイムを。

蒲田に戻り、池上線に乗り換えて池上へ。

本門寺にお参りに行く。

すでに松の内は過ぎているが、実質的な新年最初の週末で、しかも三連休の中日で、それなりの人出である(露店もまだ出ている)。

お参りをすませて線香を大香炉に立てる。

本門寺公園は丘の北側にあるため、まだそこここに雪が残っている。

雪の残ったグランドには野球をしている少年少女たち。

バーベキュー広場で。彼女はミュージカル(舞台も映画も)が大好きなのである。

大きな木の下でのポートレイト。

木の洞にどんぐりがいっぱい入っている。

たぶん、これはリスではなくて、子どもたちが入れたんじゃないかな。

今日は暖かい。陽のあたる坂道で、コートを脱いで。

ジャンプ! 飛躍の年でありますように!

エレガントなポーズも一枚。

子ども広場も雪が残っている。

ベンチでツーショットをセルフタイマーで。

さた、蒲田に戻って「スリック」に行きましょうか。

池上駅に戻る途中の参道には、犬を散歩させている人が多い。このワンちゃんはチャイと同じくらいの大きさである。

みんなきょうだいだろうか?

「スリック」に到着。

マダムによるハングル文字での書初め。「かぜ(風)」と書かれている。第二外国語が韓国語だったアヤノさんにはそれがわかる。「今年は心地よい風が吹きますように!」との願いを込めて。

恒例の初釜。

紬の着物がお美しいマダム、今年もよろしくお願いします。

お茶を立てていただく。

抹茶とほうじ茶シフォン。

当然のことながら、抹茶に合います。

アヤノさんは抹茶と白味噌シフォンの組み合わせで。

マダムに写真を撮っていただく。前回カフェをしたとき、私は彼女にトースターを購入することを勧めたのだが(一人暮らしを始めたばかりの彼女はトースターを持っておらず、食パンをプライパンで焼いていたのである)、その後、さっそくトースターを購入して朝食にゆとりがうまれましたと感謝される。フライパンでトーストをしていては目が離せないからね(笑)。トースターならパンを焼いている間に、一品何か用意ができる。

マダムとアヤノさんのツーショットも。

併設のギャラリー「テブクロ」に顔を出して、ご主人にご挨拶。

年始の挨拶代わりにカップを1つ購入する。好きな色合いと手ざわりだ。

蒲田駅でアヤノさんを見送る。次回があなたが池上線沿線のカフェを開拓して私を案内して下さい。

帰宅して、チャイを抱っこしてベランダに出る。これは散歩の代わりみたいなものである。

シドニー・ポワチエが亡くなった。94歳だった。『招かれざる客』『いつもこころに太陽を』『夜の大走査線』・・・彼の主演作品はどれも記憶に残っている。デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を獲ったとき、客席にいた(?)ポワチエに向かって、「私はずっとあなたを目標にやってきました」と挨拶したのを覚えている。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴く😀😀。音楽評論家の宮治淳一とのディープなオールディーズ談義。内容はついていけなかったが、二人が楽しそうに話しているのを聴いていることが楽しかった。

夕食は青椒肉絲の材料を使って回鍋肉の味付けの炒めもの、数の子昆布、なます、玉子のスープ、ごはん。

食後にアヤノさんからいただいたフィナンシェを食べる。

食事をしながら『アド街ック天国』川崎大師篇(録画)を観る。実は私はまだ一度も川崎大師に行ったことがない。

風呂から出て、『サンソン』を再び聴きながら、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


1月8日(土) 晴れ

2022-01-09 11:10:02 | Weblog

9時、起床。

トースト、カレー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。「昨夜のカレー」のある朝の食卓は格別だ。

来週の『カムカムエブリバディ』の予告編。るいとジョーとが親密な関係になっていくようだ。それはいいとして、弁護士の片桐はもう登場しないのだろうか。デートの途中で、るいの額の傷を見て驚いて、それで終わりなのか? どう対応してよいか一瞬わからなくなってしまっただけだろうと私は思っていたが、妻が言うには「あれで引いてしまったのよ」と。う~む、それだけの男だったのか。私の予想では、今後、るいが何かのトラブルに巻き込まれたとき、彼が助けてくれる気がするのだが、どうだろう。

昨日のブログを書いてアップする。

ゼミ論の校正作業第二段階の設定をMoodleにしてゼミ生たちに連絡する。最終版の提出の締め切りは1月21日。

3時を回った頃、遅い昼食を食べに出る。

人が歩かない芝生の上にはまだ雪が残っている。

日の当たらない(サニーサイドじゃない)舗道にも雪が残っている。油断大敵である。

「プリミエールカフェ」に行く。

お冷のグラスが大きくなった・・・と思ったら、他の客は従来のサイズのグラスだ。私が水をよく飲む客だからのようだ。

スパゲティのセットを注文する。まずは3点セット(コーヒー、サラダ、トースト)が出て来る。トーストはもちろんコーヒーに浸して食べる。

キノコのクリームスパゲティをチョイス。

食後に二杯目のコーヒーを飲みながら、

鞄に入れて来た目元あたる『お仕事』第2話と第3話を読む。

11月に松本に行ったとき、『栞日』で購入したものだ(全6話)。さまざまなアルバイトを経験する主人公の日々をシュールに描いたコミックである。

ストーリーもさることながら、「間(ま)」の取り方が独特である。たとえば、主人公がトイレに入って出てくるまでの時間の経過を5枚の同じ(ような)絵で表現している。

支払いのときお年賀をいただく。ドリップコーヒーとチョコレート。

私のブログの読者だという女性客から挨拶される。Sさんといって、お住まいは大鳥居(京急羽田線)で職場がこの近くなのだそうだ。「まやんち」では何度か私を見かけているという。クイーン・オブ・ピーチメルバのお知り合いだそうだ。そうですか、ブログをご愛読いただいてありがとうございます。

では、マスター、今年もよろしくお願いします。奥にマダムも写っている。

帰宅して、『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴きながら、来年度の担当科目のシラバスの作成。(10日が締め切りなのだ)。

振り向けばチャイが窓辺にいる。

私がパソコンに向かっているときはキーボードの上に乗ってはいけないということは学習したようである。かまってやらなくても同じ部屋にいられればそれで満足なのだ。とにかく一人ぼっちにされるのが嫌なのである。犬と猫のあいの子のような猫である。

シラバスの作成作業は続く。

夕食は赤魚の西京漬、蛸のサラダ、栗きんとん、吸物、ごはん。

蛸はおせちには出て来なかった。出すのを忘れたのだろうか。

シラバスは9割方仕上げた。残ったのは大学院の演習(春・秋)のみ。これはもう少し考えよう。

風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

2時半、就寝。


1月7日(金) 晴れ

2022-01-08 11:50:42 | Weblog

9時、起床。

雪の翌朝は快晴。白銀の風景。でも、道路は凍てついて滑りやすそうだ(実際、9時過ぎにジムに出かけた妻は危うく転びそうになったそうだ)。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、玉子焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムエブリバディ』。ジョーが屋台のたこ焼きを頬張ろうとしてソースがシャツに付いてしまうところを二階の物干し台から見ていたるいが、階段を駆け下り、外に飛び出し、ジョーのところへ行き、「早くしないと染みてしまう」とソースのシミを濡らしたタオルでトントンたたくシーンは、1960年前半の日活の純愛映画(吉永小百合と浜田光夫だ!)を観ているようであった。かつて「純愛」の時代というものがたしかにあった。

昨日のブログを書いてアップする。

本日が締め切りのゼミ論修正版(12月に提出されたゼミ論は、修正版→最終版→完成版という校正段階を経てゼミ論集に載ることになる)に目を通す。

昼食は「ホンズキッチン」に食べに行く。

いろいろ楽しめてお得なAセットを注文する。

海老の生春巻き。

豚のチャーシュー入りバインミー(ハーフサイズ)。

蒸し鶏入りのフォー(ハーフサイズ)。

ホンさんからいただいたお饅頭をデザートに食べる。キツネの焼き印。ベトナムのお饅頭ではなく、奥様の実家の佐賀のお土産である。

ホンさん、今年もよろしくお願いします。コロナはなかなか終息しませんが、めげずに頑張って下さいね。

クエさん、今年もよろしくお願いします。日本語の勉強、頑張ってくださいね。

食後のコーヒーは「蒲田カフェ」で飲むことにしよう。

いつもの入口に一番近いテーブルに座って、

ゼミ論(修正版)に目を通す。

4時半からオンラインゼミ。オンラインへ切り替えることは昨日の夕方に一斉メールで連絡したのであるが、それを見落として、教室に来てしまった学生もいた。

5時半までの1時間は3年生だけのゼミ。進行中のインタビュー調査の進捗状況の報告。

5時半から4年生も加わって、ゼミ論の要旨報告会。本日は5名が報告(発表15分+質疑応答10分)。

 「ない」ことを語る―対比の物語ー

 コロナ禍における労働観の変化

 生まれ順と性格形成

 現代の若者と音楽ー音楽を介した他者とのコミュニケーションを中心にー

 サードプレイスとしてのオンラインゲームについて

ゼミは8時20分くらいに終了。

夕食はカレーライス。今週は「カレー」をよく食べた。「マルちゃん」のカレーうどん、「吉野家」のカリガリカレー、「隣町珈琲」のタイカレー、そしてウチのカレーである(妻はこれが新年初カレー)。「おせちもいいけどカレーもね」は1976年にハウス食品がキャンディーズを起用して作ったククレカレー(レトルトカレー)のCMのキャッチコピーであるが、このキャッチコピーは集合的記憶として日本人に刷り込まれてしまった。「おせちよりもカレー」「おせちに飽きたらカレー」ではなく、「おせちもいいけど」のところにおせちを作ってくれた人(母・祖母)に対する配慮が働いているところが、広く受け入れられた要因ではなかろうか。そう、かつておせちは買うものではなく手間暇かけて家庭で作るものだったのである。

食事をしながら『おもしろ荘2022』(録画)を観る。騒がしいものが多い。

ゼミ論の「校正作業第二段階」の準備。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。


1月6日(木) 雪

2022-01-07 12:05:44 | Weblog

8時半、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムカムエブリバディ』。るいのワンピースの色とジョーのジャケットの色が同系統のピンクであった。こういう偶然の一致は心ときめくものがあるだろう。

10時に病院の予約があるので家を出る。

東急プラザの屋上観覧車は「幸福の観覧車」という名前が付いている。「幸福の裏側」を見る。

20分ほどで処置室に呼ばれたが、看護師さんに包帯を外してもらって医師が来るのをまっている時間が長かった(30分ほど)。前の患者さんに時間がかかったからだ。処置室は複数のベッドがカーテンで仕切られているだけなので、会話が聞こえてくる。なかなか大変そうである。

会計を済ませて外に出ると雪が降り始めていた。予報よりも降り出しが早い。蒲田駅の弁当屋で崎陽軒の赤飯弁当を買って帰る。

1時から大学院の演習の予定であったが、発表者がインフルエンザにかかってしまい、中止となる。コロナでなかったのは幸いである。コロナも早くインフルエンザのようにかかっても薬(タミフル)を飲めば数日で治るものになるとよいのだが。

昼食は赤飯弁当。

雪はますます降っている。

町がどんどん雪景色になっていく。

チャイにとっては初め見る雪である。

感想は? 

「雪とは、空から降って来た、この白くて、もろくて、水に溶けやすいものの前での私の驚きのことなのだ」

メルロー=ポンティ―『知覚の現象学』の受け売りですね。

年賀状が数枚届いた。「宛先不明」で戻って来たものが一枚入っていた。私が住所を誤記したのだ。

正しい住所で書き直したものを近所のポストに出しに行く。

東京で雪が降る、まして積もることは珍しい。

雪の女塚通り商店街。「蒲田カフェ」がやっていれば雪見カフェといきたいところだったが、残念、木曜は定休日。

夕方、東京のコロナの新規感染者の発表があった。641名。昨日が390名で、一週間前は64名であった。増加のペースが尋常ではない。重症者の人数がそれほど増えていないのがせめてもだが、これとて感染者の人数が多くなれば、当然、増えていくだろう。

明日のゼミは対面の予定だったが、オンラインに切り替えることを学生たちに連絡する。年度末のゼミは対面でやりたかったが、いたしかたない。

夕食は鶏鍋。

ご飯の上にはおせちの名残の黒豆。しょっぱいものと甘いものの組み合わせは相性がよい。

食事をしながら『プレバト』を見る。本日の俳句の第一位は、

 冬天よ母を泣かせて来る街か 福田麻紀(3時のヒロイン)

反対する母をおいての上京。下積み時代を詠んだ句である。夏井先生をして「久しぶりに本物の句に出会った」と言わしめた作。

次週から俳句のタイトル戦、冬麗戦が開幕する。

あれこれ授業の準備。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。