
「スゴイっ」のひとこと!ゴルフに「洗練」だなどという形容は2の時代にはありえなかったと思いますが、この5R32にはまさにピッタリの表現。小雨の中で、しかもあの路面の荒れたR299のコーナーでなにしようが、タイヤはキュリともいいませんぜ。下りの最終ステージに来てほとんどの車がフェードしまくるあたりに来てもブレーキのストロークはまったく変わりなし。雨のせいもあったかもしれませんが、それでもこのポテンシャル、というかバランスは素晴らしい。もちろんトクイチのテクノフィットとアライメントのおかげですが、あの路面であの乗り心地を225-40-18で実現する、というのはまあ神業と表現するべきでしょう(完全意味明瞭)。さらにとことん路面をとらえて離さない、ということはトラクションが常に伝わっているということなわけで、そのあたりのすごさはこんな雨の日にこそドライバーに伝わってきます。
2→3→4、4→3→2のそれぞれレッドゾーンまで(一部意味明瞭)を試すうちにはなにに乗っているのか忘れること請け合い(爆)!!
アクセルで姿勢云々を語れるGTIはあれはあれで清々しいわけですが、そいう積極的なコントロールの楽しみを卒業なさったお方向けのアウトバーンクルーザー、しかしあくまでゴルフ(一部謎)、というのがこのクルマのミソでしょう。楽しい、楽しくない、でいったらたぶんGTIの勝ちですが、コーナーの通過スピードやドライビングトータルでみたときの完成度の高さ、そういったところでR32の存在意義は凄まじくあります。
発進マナーの劇的な改善とタイアのフィッティングのやりなおしで、「最適化」が計られたこの個体に関しては1000マソ級のスポーツカーもかなわないでしょうなあ(爆)
Y村さん、ありがとうございました。またのっけてね(爆)