各所に画像がどんどん出てきていろいろと新型をイメージする毎日。買おう、という気はさらさらないのですが、ゲージツとも評価されるあのボディシェイプをどう進化させたのかはオーナーとしては気になる毎日でございます(爆)。走り方面はまあ、アーウー(爆)、先日R32のゴル5版をしごかせていただいたおかげでだいたいイメージできてシマウマ(違)・・・現在ヨーロッパ方面に依頼して(一部意味明瞭)資料取り寄せ中(爆)。
今日は少ない画像から新型TTのボディラインを分析してみましょう。私はデザイン方面にはうるさくありませんが、プロはだしの「ミガキ」をやっているせいかディテールにはうるさいのです(爆)。
さて画像を分析していて気がつくのはRの違いです。旧型では外側に向かってゆるやかなRがボンネット、ルーフ、テール、さらにドアサイド、フェンダー、ライトレンズに至るまでとことん反復されております、まさにしつこいくらい・・・、これが全体に「球体」をイメージさせてくれた要因です。驚いたことにライトレンズを覗き込んでみてもそのモチーフが前後ともに反復されるさまはまさにシツコイ(爆)、が、この一貫性こそがTTオリジナルボディの説得力でした。
さらにこの反復は、インテリヤにも及んでおり、雨傘の下にいるかのような印象を鮮明に与えてくれる(インテリヤカラーによります)天井の形状といい、ドアハンドル、ロックノブ、その他すべてに及ぶ直線と球体を組み合わせたこのモチーフを細部まで丁寧に反復させることで乗員にある種の暗示を与えておりました。
さて、これら一連の球体と直線のイメージを新型に求めてもそれはムダです。新型の新型たるゆえんですが(爆)、どうもアウディの新型TT担当デザイナーさんは球体+直線のイメージにはそれほど重きを置かなかったようです。TTに見えりゃいい、と、そういう意図がそこかしこに散見されてこれはこれでオリジナルへのリスペクトなわけですが、張りのあるRは特にドア付近で逆Rとなって(!)現行オーナーを驚かせます(爆)さらにサイドステップがナナメに切れ上がって、これぢゃまるでダ・シルバルック(完全意味明瞭)でわないですか。
躍動感、抑揚・・・そういった方面にはじつはオリジナルボディは無縁だったはずですが、この新型にはそいつがずいぶんと主張しております。つまりアツい!!オリジナルボディの一番の美点はクールネス、これに尽きます。なぜにここまでの転換を図ったのか・・・いうまでもなくフロントのシングルフレームグリルなるメルセデスコンプレックスの影響ですが、グリルの主張をしたいばかりに全体のイメージが非常に薄い。セリカかよ(オーナーさんごめんなさい)、ってくらいな線と面の使い方と、どうにも中途半端な車体サイズはくしくもオリジナルデザインの素晴らしさを強調する結果となって旧型のリセールはうなぎ登りなりよ(違)
というわけで私的ノイエTT論いかがでしたでしょうか?
・・・ふふ、まあ新型が出たとたんにこうやって旧型礼賛が始まるのは世の常(爆)、けれどTTにかんしてはどうでしょうね。旧型リリースのあと、現行のアウディ車がみんなTTのモチーフをそこかしこにもってるのはだあれも否定できないでしょう。それくらいインパクトのあるゲージツ作品だったわけで・・・今後が楽しみですがな。現行TTのオーナーのみなさま、大切に乗りましょう(爆)!
今日は少ない画像から新型TTのボディラインを分析してみましょう。私はデザイン方面にはうるさくありませんが、プロはだしの「ミガキ」をやっているせいかディテールにはうるさいのです(爆)。
さて画像を分析していて気がつくのはRの違いです。旧型では外側に向かってゆるやかなRがボンネット、ルーフ、テール、さらにドアサイド、フェンダー、ライトレンズに至るまでとことん反復されております、まさにしつこいくらい・・・、これが全体に「球体」をイメージさせてくれた要因です。驚いたことにライトレンズを覗き込んでみてもそのモチーフが前後ともに反復されるさまはまさにシツコイ(爆)、が、この一貫性こそがTTオリジナルボディの説得力でした。
さらにこの反復は、インテリヤにも及んでおり、雨傘の下にいるかのような印象を鮮明に与えてくれる(インテリヤカラーによります)天井の形状といい、ドアハンドル、ロックノブ、その他すべてに及ぶ直線と球体を組み合わせたこのモチーフを細部まで丁寧に反復させることで乗員にある種の暗示を与えておりました。
さて、これら一連の球体と直線のイメージを新型に求めてもそれはムダです。新型の新型たるゆえんですが(爆)、どうもアウディの新型TT担当デザイナーさんは球体+直線のイメージにはそれほど重きを置かなかったようです。TTに見えりゃいい、と、そういう意図がそこかしこに散見されてこれはこれでオリジナルへのリスペクトなわけですが、張りのあるRは特にドア付近で逆Rとなって(!)現行オーナーを驚かせます(爆)さらにサイドステップがナナメに切れ上がって、これぢゃまるでダ・シルバルック(完全意味明瞭)でわないですか。
躍動感、抑揚・・・そういった方面にはじつはオリジナルボディは無縁だったはずですが、この新型にはそいつがずいぶんと主張しております。つまりアツい!!オリジナルボディの一番の美点はクールネス、これに尽きます。なぜにここまでの転換を図ったのか・・・いうまでもなくフロントのシングルフレームグリルなるメルセデスコンプレックスの影響ですが、グリルの主張をしたいばかりに全体のイメージが非常に薄い。セリカかよ(オーナーさんごめんなさい)、ってくらいな線と面の使い方と、どうにも中途半端な車体サイズはくしくもオリジナルデザインの素晴らしさを強調する結果となって旧型のリセールはうなぎ登りなりよ(違)
というわけで私的ノイエTT論いかがでしたでしょうか?
・・・ふふ、まあ新型が出たとたんにこうやって旧型礼賛が始まるのは世の常(爆)、けれどTTにかんしてはどうでしょうね。旧型リリースのあと、現行のアウディ車がみんなTTのモチーフをそこかしこにもってるのはだあれも否定できないでしょう。それくらいインパクトのあるゲージツ作品だったわけで・・・今後が楽しみですがな。現行TTのオーナーのみなさま、大切に乗りましょう(爆)!