嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ニチマ倶楽部というホテル

2006-08-07 19:56:10 | 旅行記
Nichima1富山県の砺波にあるホテル。以前からお気に入りのホテルでんがな。ニチマは「日麻」。繊維会社の工場敷地に点在した建造物を生かしながらホテルにまとめあげたナカナカなホテルですよ。宿泊棟はなんと2棟の女工さんの寮に使われていた建物を大屋根でひとつにまとめあげ、中庭だった部分にロビーを創設!!・・・ううむユニーク。建物好きなお方には必見なりよ。部屋の窓から眺めるのはしたがってこのロビースペースとなるわけですが、これがまた良い。陽射しがさんさんと、というのもそりゃあゼータクですが、50年代の窓枠および一部ガラスがそのままの客室の窓越しにホテルの人の流れを、というのはホテルとしてはまったく斬新な構造です。館内にはこれでもかのドライハーブのおもてなし。ビジュアルなワインセラーや室内の調度がほとんどオーダーメイドなこのノリはまさにバブルの遺産(爆)。古びてきてはいますが味があります。おためしあれ!!



夏の宇奈月温泉(爆)

2006-08-07 19:39:08 | まち歩き
0802pg_001セールス軍団の怒涛のご滞在も無事にこなし、ほっと一息というわけで、3日ほどのお休みを頂戴して能登半島へと赴いてまいりますた!観光モードが嫌いな私のことですから裏情報満載(爆)。この夏北陸方面へ、という方はぜひともご参考になさってください。
まずは宇奈月温泉。アウトバーン北陸線(違)黒部IC下車ですが、富山と石川県境近辺の断崖絶壁をくりぬいた親不知近辺の絶景をことごとく壊して建造された海上道路を火吹き鳥居ウイングR34改(一部意味明瞭)と渡り合っているうちにわたしのTT3・2は下り坂トンネル内でメーター読み270(油温)を確認。ドライバビリティは安定したままで100度のときと同じなのですが、さすがに怖いので34に譲るか、と考えて左に寄ったですが、そこにはどなたもいらっしゃいませんでしたとさ(完全意味明瞭)・・・ふふ、カイゾー小僧にトクイチバージョンの個体が負ける理由はどこにもありませんぜ(ばか)。踏めないパワーはパワーでわないっ(爆)ドライバーさんには悪いがトラクションのレベルが段違いなりよ(威張りモード全開)・・・さて黒部インターからは一本道をひたすら宇奈月の「う」という標識をたどって進みますが、温泉街はいわゆる60年代から変わらない雰囲気を維持していて好ましい。ほとんどのホテル旅館で日帰り入浴が可能ですからお試しください。
私は宇奈月グランドホテルという巨大な老舗に突入。日帰りは1000円。温泉地で宿の風呂を日帰りで、という場合の相場ですね。60年代の意匠(一部意味明瞭)がそこかしこにあって興味深いですが、グランドホテルというだけあってお風呂もリッパです(爆)。Tシャツに短パンで乗り込んでもまあフツーに対応されるでしょうが、シアサッカーのサワヤカスーツにパナマのゼントルマンの場合、フロントの対応は明らかに違います(爆)。平日の昼間ですからもちろん貸し切りですぜ。こちらは露天風呂に特殊アンプを使って水中からBGMを流す趣向が有名みたいだったですが、昼間は鳴ってないぞ、おい(爆)。

湯上りには黒部川沿いに進むトロッコ列車、といいたいところながら実はこいつには忍耐が必要です(爆)。ダム建設の資材運搬にはまずはトンネルが不可欠。そのトンネル掘削がメインの小説「黒部の太陽」は石原裕次郎主演の同名映画にもなりますたがこの映画はたしか祖母につれられて映画館で観た記憶があります。
列車は30kほどで断崖絶壁にそって岩盤の中に突入しながら進むのですが、じつは標高が低いところなので(300m前後)サワヤカな高原の風は吹いておりません。最終の欅平(けやきだいら)まで往復すると優に3時間を越えるそうなので途中の鐘釣という駅までの往復をお願いして楽しみました。
遊園地にあるような車体がドアまでの車両(通称貧民カー)は剛性に欠ける上に(爆)背もたれのないベンチに座らされるので工夫になった気分(爆)。体力のない方は追加料金をお支払いいただいて鉄板ボディに背もたれつきのシートが装備されたDXまたはパノラマと呼ばれるゴーカ車両に乗られると体力の消耗が抑えられます(爆)。それにしても復路はみなさんマターリとしていて眠っておられる方多数(爆)・・・んがカンドーするぞ。