嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ミュゼー・ド・アッシュ@和倉温泉

2006-08-09 22:17:57 | 今日の逸品
Nusee1普段は1000円の晩御飯を作ってコストパフォーマンスを追及する私ですが(爆)、一方、数千円のディナーを作るのもまた私の仕事でございます。コースの〆のデザートは欠かせない、どころか食後の印象に一番響く重要な一皿でございます。さて、能登痔の旅は続きます。砺波から氷見、七尾、とくれば和倉温泉でございますよ。ここには最近はやりの足湯などというものもございますが、なものに入るくらいだったらどうしてハダカにならないのでしょう(完全意味明瞭)。足だけ暖めてどうすんだよ、と!なわけで「総湯」に突入いたします。480円なり。日帰り施設としては多分和倉温泉唯一とおもうですが、館内はサワヤカですし、休憩室(通称まぐろ部屋)には音響効果抜群のステージまであって演歌歌手のドサまわり対応となっております。ムームー来たばあちゃんたちがなぜかリポD飲みながら持病の話をジマンげになさるのを子守唄に昼寝するのもまたよし(爆)。

さて、和倉とくりゃあ「加賀屋」でございますよ・・・旅行業界関係者の人気投票で常にトップを維持するこの怪物旅館、まあ一生ご縁がないでしょうが、うわさによればこの加賀屋と七尾市が出資してミュージアムができあがっているというでわありませんか!しかもお菓子の!!というわけで職業柄、突入して参りますたが、ミュージアムのほうはそのう・・・アーウー・・・600円返せよ、と(爆)。それよりも溝口ナントカさんという東京でご活躍中のパティシエが七尾出身でそのお菓子をフィーチャーしたカフェのロケーションが出色!ミュージアムに入らずにカフェのみ楽しめる。ショウケースから好みのケーキを選んでお願いすると席まで持ってきてくださる趣向ですが、海を眺めながらエスプレッソだなんてイナカモノには入りにくくてガラ好きだろうとおもって(爆)参りましたらアータ、カルイザワ並みの渋滞ぢゃありませんか(爆)。そりゃそうだ、美しい宝石のようなケーキを目前にして迷いぬいているご様子の善男善女(爆)がオーダーに15分もかけてりゃあ渋滞もするぜ(爆)。秋になったらまた参りましょうかねえ・・・七尾に新名所誕生とみた。まあ能登くんだりまできて、なんでトーキョーのケーキ食わなきゃなんねえんだよ、というのも正論ですが、おいしければどこで食べようがそれでよいのでしょう。願わくばミュージアムはソク廃止!ののち全館カフェでいいのでわないか(違)。それにしても海辺のカフェは私のようなイナカモノにはアコガレでございます(爆)
http://www.kagaya.co.jp/le_musee_de_h/


フレンチトーストはダブルソフトで!

2006-08-09 11:42:27 | 食・レシピ
0808pg_004おいまつえんのウリはバリエーションに富む朝食です。今朝はフレンチトーストをお見舞いでございますよ。そもそもは古くなって石のように硬くなってシマウマったバゲットの再利用、ということで編み出されたもののようですが、60年代のニッポンのホテルによって洗練されたものが現在の姿といってよいでしょう。牛乳、生クリーム、ほぐした全卵に漬け込むこと10分。パンはバゲットももちろんオッケイですが、今日はダブルソフトの6枚切り。ダブルソフト様はご存知ヤマザキのヒット商品。トーストにしたときの歯ごたえを追求したあまりスポンジのようにスカスカとなってしまったパンですから水分の吸収が異様に早いので時間がない朝食などにも適しておりますぞよ。ダブルソフトを使った場合の漬け込み時間はなんと2分少々でブヨブヨとなりますのでご注意!フライパンにはバターを溶かして茶褐色へと色が変わったところでダブルソフトを投入して弱火で焼き上げます。あればメイプルシロップや蜂蜜が好相性ですが、プレザーブスタイルのイチゴジャムが抜群の相性。濃い目にいれたコーヒーと一緒にハイどうぞ(爆)。嗚呼、清々しきかな夏の朝、ってねい。