さて、東海北陸道に乗り入れたポロ彦さま、4000rpmからのドッカンに気をよくして床まで踏んでみてもよいのですが(ばかともいいます)、意味がない。ガソリン高いし(爆)。週末の高速道路はそれこそ「茶の間の平行移動」としか思えないマナーのミニバンと、エコカーが9割以上。どんなにとばしてみたところですぐにそれらに行く手を阻まれるのがオチというものでございます。そんななかで周囲から浮いてしまうペースを保ってみても疲れるだけなので、流れに身を任せることにいたします。
ですが、さすがに奥地に進んでまいりますとクルマの姿もまばら。100kmhで巡航してもよいし、トルクゾーンに貼り付けたままそれを維持してもまた良い・・・一体どうしちゃったんだ>ポロ彦さま、と。この路線は奥地に行くほど急な登りが出現してきて、結構な難所も存在するのですが、この区間にいたってもキックダウンが明らかに少ない。どころか丁寧に踏んでいると4のロックアップ状態のまま登坂車線を上りきってシマウマ(驚愕)!
それとさっきから気になっているのですが、タイアノイズが別レベル。なんだか非常に静かになって、新品タイアみたいだ~(まじ)。
飛騨清見から無料区間に入り、飛騨高山経由でR148をたどって平湯へと向かうわけですが、さっきから3台ほど前方に松本ナンバーのスズキスイフトがいて、荷物満載のトラックにイラついておられますぜ・・・ううむ、みれば2本出しのマフラーがマブスィ~(爆)。つまりはスポール。125HP(カタログ値)のやつですぜ。
平湯への登りには数箇所の勝負ポイントがございますが、もちろん日本有数の山岳地帯ですからしてポイントの直後にはブレーキ頼みのコーナリングが控えている・・・んが、EBS新メニューのこのポロがスイフトごときに負ける気がしねえ(ばかまるだし)。
それにこのコースは雪で真っ白けの頃から走りこんでいるなんてえもんぢゃない(爆)。案の定、最初の登坂車線ではスイフトの圧倒的リード!ここまで後方でなるべく目立たないようにしてきたのですが、このままですと次の追い越しポイントでは射程距離外に遠ざかってシマウマ(汗)・・・というわけで、ここからはジマンのツインカム16Vが吠える~(意味違うから)!!2レンジにホールドのままリミッターにパラパラ当てながら回しきって3に入れると・・・(ビフォーアフターのアフターのBGMここから)トラクションフォース全開のまま、次につながって車体がグイグイ前に出てゆくでわありませんか(ここ加藤みどりの声で)。横並びのまま旋回体制に入りますが、ここからがEBSの本領発揮・・・アスペクトレシオでは圧倒的に負けているはずながらアルトの隣で整備されている個体にこのポロ彦さまが負けるわけがねえ(やなやつ~)。タイアがキュリとも鳴かずに旋回する様はまさしく異様なわけですが、事実なんだからしゃーない。アンダー丸出しのスイフトはこの時点で後方へと去るわけですが、このままですと出口の加速で負けちゃう(涙)。
というわけで異様に早めのアクセルオンで立ち向かうわけですが、ここまでやりますと所謂、「アチラ側のお方状態(一部意味不明)」でございますからさすがのスイフトも戦意喪失となってついてきやしませんて(いつまでやってるんだ)。
R148はこのまま県境の安房トンネルをはさんでの一本道となりますから、このままですとすぐにうしろにつかれて、松本郊外まで非常に居心地の悪いことになる(だったらやんなきゃいいのに)・・・ついては、というわけで、平湯トンネルへの最後の登りで手動キックダウンをかまし、2のリミッター~3への全開加速でピークパワーを搾り出したのちに頂上のトンネルに突入。内部すべてクリアなのをよいことに下り坂となるトンネル内部で床まで踏んでおりますと、なんとあの荒れた路面で100(米国表記)記録(基地外)。タイアがはねない、すなわちトラクションが抜けない、ということはここまでヤレる、という意味なのです(やるなよ)。