これが長湯温泉、全景です。久住山に抱かれた芹川のほとりにポツンとある集落ですが、世界有数の炭酸泉が湧いています。
各方面からのアクセスが悪いのがプラスに作用して、俗化していないのがさらによし。私の場合、九州に上陸したら、まばらな県道を流しながらの湯めぐりと地元グルメ食べ尽くしがテーマですからまさにドンズバ。今回も空港で借り出したレンタカーで1700km近くを走ってしまいますたw。
長湯のような名泉が滞在地にしっかりあるんだから、んなあちこち行かなくても、と考えはするのですがダメw。有名どころがこれだけてんこ盛りだとじっとしていられない貧乏性w。
豊後水道の佐伯という港町まで1時間、そこでマグロをはじめとする海産物や特大ネタのお寿司。さらに特産の蜜柑。合間にユニクロ寄ったり(アホか)福岡にほど近い柳川まで阿蘇の草原を流しながら2時間。
九州でしかいただけない、うなぎの蒸籠蒸しを元祖といわれる店で味わったり、経路にこれでもかとわいている温泉を行脚しているうちにどんどん日にちが経ってゆきますw。
宿の裏山には、新しく日帰りの温泉ができておりました。
キャンプサイト+貸切風呂+カフェさらにデザイナー空間wというものですが、眺めがすごい。
お風呂に浸かりながら、雄大な久住山を望める立地です。ありえないゴーカさと、センスのよいデザイン建築でもって極上気分となります。
今回の旅のお供にはおなじみのジョンロブ jodphur in plum 。 入手からは10年目となりましたけれど、ようやく味わいが出て参りました。ヒールのゴムが3枚目となりまして、そろそろオールソールの時期を迎えるようです。
今シーズン、新型のブーツがリリースされましたけれど、エラスティック+ベルトのハイブリッド。クラシックなエレガンスという点ではjodphurの様式に勝るものはないと思われます。
春には修理に出しますけれど、次はレザーではなく、ノベンバーと呼ばれるゴムのブロック入りのソールにしようかと計画中です。これにするとさらに履き心地が柔らかくて軽くなるんですよね。
というわけで、年末の恒例九州湯治たびは終了いたしました。年明け恒例のロンドン詣ではチケットを取り損ねたのでナシw。今年は、雪の東北をこれ履いて目指しますw。