さて、みなさま思い出してください。昭和の頃の中古車さがし(爆)。
クルマかえたるで!となった瞬間に本屋さんに走り、立ち読みコーナー(ちがうから)に陣取って電話帳みたいな厚みのカーセンサーやグー、さらにはカーグラフィックの後ろ表紙近辺の数ページwを腕が突っ張るのを堪えつつ読み漁ったのを忘れたとは言わせませんよ(爆)。
あと、これ長野県民限定かもしれませんけどw、ローカル新聞=信濃毎日新聞の誌面、過去1ヶ月分を引っ張り出して陳列車のチェックも欠かせませんでした。
この信濃毎日新聞、通称シンマイはなんと誌面のほぼ半分が中古車屋の広告で埋め尽くされていたというユーメーな地方紙です。誌面の内容よりも中古車相場を知るのに役立っていた、という稀有な地方紙です。まったくスゲーw。
ネット社会では不見転で高額なクルマがバカバカ売れちゃうらしいんですけど、そんなのは昭和の流儀で育ってきた私には無縁ですw。大体、クルマの乗り換えってのはライフスタイルを見直すことと直結しているのですから、安易に決められないのがフツー。
少なくとも10年は運命を共にする相棒を不見転で、なんて有り得ないです。
さて、そんな昭和のお作法も変わりw、情報収集だけはPCやi padをいじくりまわしていればそこそこまではいける。効率よく探し当てるのにはもってこいのツールというものです。ギョーカイにいる友人にお願いして業販の相場も抜かりなく把握しております。
この情報があると査定なんか依頼しなくても買取相場が見えてくるのですが、まあ実際の売値と業販価格の差額でそのモデルの人気度が知れる仕組み。この辺りはここ20年ほど眺めておりますから、だいぶ慣れてきました。商習慣というやつっすw。
実車を見て決めるのは当たり前としても、全国の店頭在庫を誰でも効率よく把握できるのは全く隔世の感がございますw。
って、ハナから新車買う気がないのは、ドイツ車の残価率を知ってる身としてはトーゼン。
そりゃあ私だって好みの仕様をコンフィグレーターで組み合わせてポンと華々しく注文したいのは山々なんすけど、いかんせん慢性実弾不足(完全意味明瞭)というのはご承知の通りでございます(涙)。
ボクスターからの乗り換えなんですから、狙うターゲットなんて10年前から決まっておりますw。
以下次号