NY名物のひとつにデリ、つまりはデリカテッセンが挙げられるでしょう。こんかいのNY滞在ではだいぶお世話になりました。
朝食をホテルのレストランで、というのももちろんやりましたけれど、毎朝続けるのには勇気が必要な量（爆）。出色だったのはultimate omletteと呼ぶ、玉子３個に全部いり（完全意味明瞭）という「究極のオムレツ」にケチャップドバドバ（爆）のやつと、butter milk pancake。パンケーキはワッフルにも変更可能でしたが、それが３枚。イチゴかブルーベリーの具を選択して、さらに付け合せにクリスピーベーコン、またはソーセージ、そこへメイプルシロップ、ピーカンシロップ、ハチミツのチョイスをぶっかけてどうぞ、というなんともいえない一皿（爆）。１０＄と強気なお値段でしたが、濃い目のポット入りコーヒーでこいつをやっつけるのはまさにアメリカンモーニング（完全意味不明）！忘れられない一皿となりますた。できれば旅先の限られた日数ですので、毎日３食しっかりいただきたい私としましては毎朝いただくのは避けたい内容と量でつ（爆）。まあ、朝食なんて毎日ほぼ同じものを食べている場合が多いのでバリエーションなどは必要ないのですが、このようなケースではデリで好きなものを好きなだけ、などというのは非常に楽しいし、だいいち安くて便利です。
マダムに教えてもらっていた、Whole Foodsなる大人気デリが数箇所にあるのですが、これがすごい！ツルヤなんてえもんぢゃないっす（ローカルネタご容赦）。食材の豊富さからサラダバーの内容、センス、ディスプレイどれをとっても驚く。冷凍食品のバリエーションを眺めているだけでも楽しく、NYがいかに他民族な街なのかがうかがわれて興味深いです。それこそ前菜からデザートまでワクワクしながら選べるデリの本領といったところでしょう。
画像は上等のまぐろを使ったお寿司。Dean and Delucaの本店で買いました。店内で食べられるので、トライベッカ勤務のオサレなおねいさんたちに混ざって早速ぱくついてみましたが、近所のすし屋よりうまいぞ（爆）。お米も日本産と思しきフィーリングですし、なんといっても鮪が新鮮だ。これで１１＄というのは若干高めかも知れないが満足度高し。
周辺を見渡しますと平日のランチタイムだったのですが、お寿司も人気で他にはクリームチーズとベーグルをかじっておられる女性多数。手っ取り早く済ませるのにもデリは大活躍なご様子。あれやこれや、とものめずらしげな食材をその場で食するのもまた旅の醍醐味ですが、Dean・・・の客入りはWhole Foods のあの活気には遠く及ばない模様。超高級デリとして名をはせたバルドゥッチーズはすでに閉店。Dean・・・もどうなるか、と心配になりますた。ニッポンではイメージだけでヒットしているご様子ですが、デリとしてクールに眺めたときにはこんな店でいったいなにを買うんだい、とギモンに思います。普段の食卓につかえないデリなんて存在意義なし、とみますた。イメージだけはよろしいようなのでご健闘を祈る、と・・・以下痔号（まだつづくのか）
