コンビニに寄って、トイレを借りましたら、出たところに並んでいたので、思わず買ってしまいますた。もう、戻ってきちゃったのに、すでに遅いかっ、とも思いましたが、どっこい私の中ではすでに次のロンドン詣でへの思いウズウズ(爆)。この手の最新情報は、とりあえず入手しておかないときっと後悔いたします。
なんといってもJohn Lobb Londonで、私の注文が処理されている、というだけでもオッケーなのです(ばか)。顧客リストに名前がある関係で、このところ頻繁にメールのやり取りをしているのですが、非常に親切。この関係は維持しておきたいものでございます。
BRUTUSの内容は、まあアレです。
現地のひと、というよりも現地のニッポン人におもに取材しておいたうえで、取材班が出向き、写真撮りながらウラをとっただけなのがありありで、アサハカなのは致し方ない。でも、文字通り「浅く薄く」網羅するのが雑誌の役割でもありますしねえ。それでもロンドン初心者の私には次の旅で、というテーマのもと、ふうんこんなのもあるのかい、といって、興味津々。断片的な情報でも、いざ行く、となればおおいに使える。そのときが待ち遠しいことでございます。
BRUTUS流に、レストランのシェフの系譜がどうの、フィッシュアンドチップス、ブルワリーパブの名店はここだ~、などと書き立ててみたところで、現地に赴けば、それどころではなくなります。探さなくても、飛び込んでくる。そんな勢いです。フィッシュアンドチップスのお店だなんて、それこそ100mに一軒はあるし、みんな同様に美味しいのです。そもそも不味いお店なんてとっくに淘汰されてしまっているわけで、そりゃあパブなんかですと冷凍物を揚げてお出しする、パターンもありでしょうが、それすら決して不味くはない。
大阪に、お味がイマイチのお好み焼きやがあったとして、はたしてなんにち営業できるというのか、というのを考えてみればわかります。
ブルワリーパブも、こだわってみたところで、ぬるいエール自慢だったりするので、そもそもがニッポン人の口にはどうかなあ、というのが私の印象。
まあね、せっかくなので、選び抜いた場所へ赴く、というのももちろん素敵なのですが、あまりにも軒数が多いので、いちいち探す気が起きなくなる、というのが現実かも。
紹介されているホテルが6万円台(一泊一室)より、ってのもすごくて、どうしようか、と。まあね、安ホテルなんか紹介してみても誌面飾れないのはよくわかります(爆)。エリアごとの性格とここまでの歴史を簡潔にまとめた記事があったのですが、これは秀逸!戻ってから読み返している関係で、そうか、どうりで、と頷ける点が多く、いろいろと勉強になりますた。
そもそもがものすごい密度で各ジャンルの名店がひしめいているのがロンドンですから、ガイドブック頼みで赴く場合には、逆にいちいち探すヨロコビがあって良いのかも、という印象です。スマホ握りしめて、GPS頼みで街歩き、というのも現代の旅の楽しみであると言って言えなくはない。宝探しの要領ですね。
それにしてもレートがもうひとつなので、BRUTUS流にロンドンを楽しむ、となればものすごい額の予算が必要。ざっと北米に赴くのの1.8倍程度か。ロンドンを一口かじる、程度でも覚悟が必要ですのう(とほひめ)。