嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

おいまつえんリニューアル?

2005-07-11 18:35:06 | 日記・エッセイ・コラム
DSC0892客室棟の給湯配管がどうも寿命をお迎えになった模様。大型のボイラーからポンプを介して客室、厨房、トイレその他お湯を使用する場所に給湯を行っていたそのメインの配管からお湯が漏れているようだ。去年の暮れあたりからその兆候があったのだが、えいやっと思い切ってリニューアルである(ぱちぱちぱち)。帝国でもオークラでもリニューアルしてることだし、うちも、・・・ってケタが4つばかり違いますがね(爆死)。なに、あちらはぜんぶ銀行からの借り入れだろうが、こちらはすべて手持ちの資金である、借金まみれのホテルなんかと一緒にしてもらっちゃあ困る(爆)。

新しい給湯システムはボイラーによる循環ではなく、戸別の給湯器によるオンデマンドでおこなう(爆)。これやると寒い冬に違いがでてくる。ボイラーの維持費もバカにならない金額だし、なんといっても寿命が10年そこそこ、というのも気になっていたところである。灯油がじりじり上がってきて、この冬はどうしよう、だなんて考えていたところだったので、新しい展開ができてよかったのかも。床暖房のシステムも寿命が近そうなので、お亡くなりになる前にガス暖房にスイッチするというあらたな目標も見えてきた。また今回のリニューアルで水道による給水システムも井戸+ポンプにイッキにスイッチ!このふたつの設備配管でひとつきあたりのコストが10マソ弱節約できる、ととらぬ狸の皮算用ってかい(爆死)



アスパラのおいしい飲み方?

2005-07-11 18:10:05 | 食・レシピ
DSC0891最近ぢゃ南半球産のものがそれこそ真冬から売り場に並んでいるので、これほど季節感のない食べ物はないのでは、というくらいのアスパラさまであるが、どっこい、やはり初夏の味覚である。この時期に食べてみればなんともいえない香りが押し寄せてああ夏が来る、ってなもんである。芽吹きを表現するのにこれ以上はない形をしているのもよい(爆)。今日はそんなアスパラさまをスープにして供する。リッパなふといやつをこんな風に仕立ててみてももったいないだけなんだが、細っこい、頼りないやつなんかはスープには最良。香りだって太いのに負けてはいない。バターと根元の硬い部分をそぎ落としたアスパラを鍋に投入、弱火でアスパラに火を通す。チキンスープで適度な濃度にして、塩コショウで味付け。熱いうちにミキサーに投入、ちょいと攪拌したのちに生クリームも加えて仕上げる。このまま供してもよし、冷蔵庫保管して冷製としてもまたよし。疲れが取れまっせ。




クルマの神様

2005-07-09 08:10:47 | 
bookNAVI別冊。このところENGINEさまに押されて久しいが(爆)、なにあちらだってただのブランドカタログ。有名ブランドの広告の合間に「印象記」と「商品情報」のみ挟み込んだだけのグラフィックキレイ形フンイキ雑誌に過ぎない。ブランド広告の写真を眺めてみたところで手元には何も残らない、どころか現実とのギャップに気がつかされるだけの幻想ムックである。一部の高級車の情報は限られる、がそいつをこの手の幻想雑誌から得ようとするのは危険である。本当のことが書かれていたためしはない。あくまでもちょうちん印象記、それをふまえて読んでみればなかなか面白い読み物だったりもするので本屋さんでの立ち読みが最近楽しい(爆)。ジムで脚力、腕力方面も鍛えてあるので1時間や2時間では疲れないのも助かる(爆死)

さて、今月末に刊行予定だというこの「クルマの神様」、久々の福野礼一郎センセの主筆だという。礼一郎節が久々にきけるかと、いまから楽しみにしてるんだが、これ読んでファミレスやオフ会で戦わせる「クルマ口プロレス」のネタに使おうとしているお方は一人や二人ではないだろう(爆死)。んが、ネタ元一緒ぢゃ勝負はつまらない。こんなものにお金使ってないで、もっと自分のクルマに大枚はたいて、そのクルマでバカやらんうちは口プロレスの勝利はない。理論より実践(違)。さあ、雨の中、走りにいきましょう>みなさま



イタ車はこんなものですよ第58話慣らし運転

2005-07-08 19:40:28 | 
DSC0833その後のシャマルさま、ナラシは順調、とはいかないようである(爆)。なんせ乗るヒマがない。Aさんは国会議員並みに忙しいお方であるし、なによりも奥様にいまだにナイショだというのが効いているのであろう(爆死)。タイミングを選ぶにしても梅雨時の不安定な気温と天候、さらに路面なんざここらあたりはこれでもかと荒れている。44・4kgmを2800でぬれた路面にたたきつけていただいてたのでは車体がいくつあっても足りないというものである(完全意味明瞭)。つい先日も高速周回ルート(一周500k弱を4時間で走破でき、しかも料金はどうしたものかワンコインである、料金所のおじさんがそいうんだから仕方がない)へと出向こうとしたその矢先にケータイ呼び出しを食らってしまい、仕方がないので鬼押し出しへと登るワインディングで挙動を試していたらいつのまにやら真横を向きつつもクルマは前へと進んでいたそうだ(完全意味明瞭)・・・クラシックなドライビングを要求してくる(一部意味明瞭)、というオーナさまからのコメントであるが、次回のナラシには必ず乗せてくれとリクエストしておいたのでどうぞお楽しみに(爆)!なんでもフェイントモーションまで繰り出してしごいているそうであるから(爆)、ぜひとも体験してみたいものである。
ところでいよいよトクイチオートからの請求が届いたそうである(コワー)
その金額・・・なんとポロ一台分である(爆死)・・・あわててはいけない、「調整」の金額である。このほかにパーツ代であるから、まあマニイ君には一生頭が上がらない(爆)。パーツをコーンズ経由でお買い求めの場合は工賃込み優に500マソを超える整備だったことになる・・・ううむ、絶句・・・が、その成果はすさまじかったという。
なんといっても穏やかで上品なスライドがたまらないのだそうだ(一部意味明瞭)。コーナ出口でいままでの感覚でスロットルを踏もうものならタイヘンな事になる、そうではなく、つねにタイアとボディの状態と相談しながらアクセルを踏む愉しみがある・・・オーナさまのコメントである・・・TTにはこのような領域は存在しない。なんつっても電制の殻のなかでぬくぬくと、なわけで・・・よしあしはともかくこいうのを「あるうちに(完全意味明瞭)」楽しんでおけるってのはある意味究極のゼータクですわねな。いまぢゃ買いたくてもこんなキケンな、表現を変えればドライバーをクルマがはっきりと選び出してくるクルマは買えませんからね。



オリジナルカツカレー?!

2005-07-08 18:30:41 | 食・レシピ
DSC0890今日はトマトベースのカレー。野菜のエキスがこれでもかと溶け出しているんだが、そのソースをササミと野菜のカツを添えて供する。あげたてのジュージューいってるカツをカレーソースにひたして食べるその食感を楽しんでいただく趣向。これもまたカツカレーっす!!



3000円バーガー!?

2005-07-07 23:06:36 | 食・レシピ
right_photo_nightホテルニューオータニ、んま押しも押されもせぬいわゆるグランドホテルであるが、バブルの頃には御三家などともてはやされはしたもののいまとなっては老舗と呼ばれてしまうこれらホテル群も海外資本系の相次ぐ進出でリニューアルを余儀なくされたり、料金下げを半ば強要されながらもそれなりに生き残っていてまったくたいしたものである。トーキョーにはそれだけの宿泊需要があるということである。帝国、オークラともに100億円規模の改装をおこなう中、オータニはどうするんだろう、と見守っていたのだが、派手な話題はない。今朝のニッケイには本館の土地を時価評価して1000億円の含み益を実現、だなどと書かれていたが、これってどいうこと?そんなことするだけで資金調達ができんのか??ううむ、シロートの私にはまったく理解不能っす。リニューアルに備えた資金調達の準備というのはわかるんだが・・・私には借金の口実としか映らないんだが・・・アーウー・・・
で、そんなニュースに触発されて久々にHPをのぞいてみてビックリした。本館4階にある超高級トロピカルバーアンドグリル(スゲー矛盾すね)、トレーダービクスさまでなんとディナー時のみの限定20食で3150円(税込み)バーガーが売られているぞ、オイ!
ホテルで食べるサンドイッチは格段にうまい。パレスホテルの最上階にあるラウンジのサンドイッチときたらアータ目うろこの良品ばかりですぜ。これをたのんで、昼間からカクテルなんざ傾けて御覧なさい(とほひめ)作りたてだし、材料もとことん吟味されているのに加えてあのサーヴィスである!!おいしいのは当然だ。が、それにしたってどうがんばってみても1500円までがせいぜいである。それがどうだ!3000円のバーガーだと!北米大陸の人々が聞いたら腰抜かすぜおい(爆死)。というわけで食べないうちから値段だけで判断するわけには逝かないので、これはどなたか食べにいっていただけませんか(爆死)?お近くのtakuyaさん、どうよ(爆)?

ううむ、気になる。ちなみに3000円のバーガは手に持って食べてよいのやら悪いのやら(爆)なんとか自分で検証したいところながらこれだときょうびのギンザや青山あたりのフレンチでランチ食せますがな・・・




夏野菜のカレー昆布だしの風味で

2005-07-05 19:19:55 | 食・レシピ
DSC0889北海道に特有のスープカレー・・・ハウスさんが試験的に売り出しているようだが、いかんせん2皿分が通常の10皿分の5割増し、という認知されがたい値付けである(爆死)。原価なんか知れてんだからもったいぶるのはやめんかい、と叫んでやりたいところながらまあそこはガマンして、今夜は昆布だしをベースにしたカレーに夏野菜の素揚げを添えて供する。昆布には和の調味料、すなわち醤油みりん酒があうので、それらをフィーチャーしながらカレーに仕立てるのはそれほどフクザツなことでわない。お蕎麦屋さんのカレーをイメージすればよい。片栗粉で糸を引くような仕立てにしてお箸で食べるのもまたよし、なんだが、今夜は目玉焼きまで添えて高コレステロールバージョンである(爆)。この時期の地物の野菜は味が確かに濃い。生産者のジマン話が聞こえてくるようである。今夜はズッキーニ、山芋、赤黄緑のピーマン、新たまねぎ、南蛮、ナスを素揚げしたものをカレーソースの上から安置(爆)して色を強調してみました。ご自宅でもどぞ!!



TT3・2ドライビングマニュアル第12章 豪雨のハイウェイにて

2005-07-05 08:26:15 | オンロードでの出来事
DSC0888先日ちょいと北のほう(完全謎)までまたしてもグランドツーリングを敢行してまいりました。往復優に1500キロを超える旅です。私はnature callがない限り(意味明瞭)SAなどには寄らずに目的地までイッキに走るのが好みなので、出発前には持ち物のチェックよりも空気圧、燃料、オイル量などに神経を尖らせます(だめだめ)。ことに雨が予想される場合にはなおさらです。今回はフロントの空気圧のみコンマ1上げて様子を見ることにしました(爆)。
気温、ひいては路面温度などもこの時期にはまったくもって不安定。なのでタイアゲージとエアポンプは必携です(爆)。さて、東北道では予想通り豪雨に遭遇いたしました。80kののち50k規制、さらにこのままだと通行止めか、くらいまで予想される降り方なのですが、場所によってはからりと晴れたりしてまったくもって不安定。路面の状態も一定ということはまずありません。まさにシーケンシャルマニュアルの出番です。
高速巡航を続けるときにはまあ大抵のドライバーはオートマチックモードにまかせきりでしょう。で、状況が変わろうとするその瞬間にMTモードをパドルなりシフトなりで呼び出してトラクションを得る。

最近どんどん採用されてその範囲が拡がってきた「高機能舗装」というのがありますが、簡単に言うと舗装表面からスポンジのように水分を浸透させてしまうため、水溜りができにくい構造となっています。したがって前車が巻き上げる水煙もほとんど見られません。豪雨でもほとんど小雨程度にしか感じられない路面は大助かりです。ただこれにはひとつ落とし穴があります。みなさんもご経験済みでしょうが、従来の舗装と切り替わるその瞬間にフィールが激変するのです。水溜りなどがあった場合にはかなりの抵抗となってステアリングに反映されますからカナーリコワイ(爆)。コーナーの旋回中にこの切り替えが起きてしまう無神経な路面も無数に存在しております。

TT3・2はご存知のようにFFベースの「オンデマンド」4輪駆動システムをそなえていますからこのような状況では迷わずにオンデマンドを行っておきましょう(爆)。どうするか・・・ここで一番欲しいのは全輪荷重です。すなわちドライバーはアクセルオンを迫られるのです。え、なに加速してどうすんだい、あぶねえぢゃないか!って?いえ、加速のイメージで踏むアクセルではなく、荷重移動とトラクションを得るイメージで踏むアクセルです。まずはATの6から5へとシフトダウン。パドルを使うと便利です。ステアリング握り締めたままでオッケイですからね(爆)。
この場面ではDSGはまさに最強。MT車ではシフトダウンを行おうとすれば一瞬でもトラクションは途切れてしまいますし、私のようなヘタレのシフトダウンはショックを伴ったりすることもないではありません(爆死)。だからといってスピンするほどのことは起きないでしょうが・・・DSGでは左のパドルをカチっと一回動かすだけで理想のシフトダウンが起きます。でそのまま旧舗装区間の水溜りにビミョーなアクセルオンのまま突っ込むわけですね・・・結果、後輪荷重とハルデックス様の理想的なトルク配分の恩恵ですばらしい雨中旋回が実現するわけです。コワイと思ったら踏む、4MOTIONさま、いえTT3・2クワトロならではの使い方と申せましょう。現行のゴルフ5シリーズにR32しかもDSG搭載バージョンが万が一リリースされない限り現状では世界一のトラクション性能を持ったGTとしてこのモデルはオススメです!豪雨の中だからこそ実感できるこのトラクション・・・なんだかTTにハマりつつある自分に驚いてたりして(爆)・・・






初夏のメニュー

2005-07-05 07:37:14 | 食・レシピ
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DSC0887梅雨真っ盛り!みなさま体調はいかがですか?この時期は暑さよりも湿気にやられがちですね。そんなアナタにアジアンテイストのディナーのご提案。まずはもずく、めかぶ昆布、山芋、オクラ、シラスのすり流し風前菜がスターター、冷やしたコンソメスープでイッキに流し込んでいただきます。実はしっかりとかみ応えがある食材ばかりですからおおっ、となります。
前菜にはお豆腐のサラダ。KIHACHIのレシピにインスパイヤされてピータンとアボカドというまったり食材をマグロ、海老、ホタテと組み合わせてみました。ピータンをソースとして使い、さらにごま油の中華風ドレッシングでコントラストを与えてあります。
一見ラザーニャ、に見えますが、今夜はミートソースではなく、トマトソースを使ってますね。ホワイトソースも実は重すぎなので、ミルクスープさらにラザニヤ麺のかわりに春巻きの皮をつかってとことんライトに仕立ててあります。各層のあいだには素揚げの夏野菜・・・なす、ズッキーニ、赤黄ピーマンをこれでもか、と。
そしてメインは豚肉のシャブシャブでんがな(爆)。今夜は冷やしたしゃぶではなく、素揚げのナスと山芋をあつあつのうちにさらに持ってそこへさらに熱々のシャブシャブ。そこへ冷水で〆た大根、にんじん、カイワレをドン!しょうがとレモンの風味のドレッシングでサラダ仕立てとしてみました。