黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

甲西教室の小学生は、終盤もしっかり。

2010-08-26 22:05:13 | Weblog
甲西教室へ。小学生のクラスで授業をしましたよ。「適性検査」です。適性検査というと心理テストみたいなものか…違います。県立中学の入試の適性検査で、要するに学科試験。「県立中学の入試では、学科試験も実施します」と言えばいいのに、そこは役所としては言えない。で、学科試験に「適性検査」という誤解されそうな名前をつけた。ずっと昔、ガダルカナル島でアメリカの海兵隊に負けたときに、逃げたと言えないから「転進」と発表した。あれと同じですね。戦争に負けても、役所は変わらない。「たとえ憲法が変わっても、役所は変わらない」という言葉もありますからね。
しかし、適性検査の対策は面白い。ていねいに思考を進めていく。それを文や計算式で示していく。この勉強は栄養が多いと思いますよ。授業のはじめに「現代っ子は、経過をていねいに組み立てながら進めていくのが苦手ですからね。注意しましょう」と言いまして、それでも生徒諸君は苦労していた。この練習は、単に県立中学の受験だけじゃなくて、将来の勉強に、そして青春に、さらに人生にも役に立つぞ。
色々と考えながら授業を進めたので、得意のギャグを言う余裕がありませんでした。それが残念なり。
もうひとつ追加。適正検査を含む小学生用の夏期講習会テキストは、実によくできている。このテキストを編集したチームは偉い♪おうみ進学プラザの若い先生たち、いいぞ!テキストは名作。kのまま最終日の授業まで頑張って走り抜いてください。
写真は甲西教室の授業のようすです。

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