黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

トットリ、トットリ♪

2020-10-31 13:03:17 | Weblog

「トットリ、トットリ」と言ったら、キャンディーをあげましょう。ハロウィンだからね。鳥取県は私の育った岡山県の山村からはすぐ近くですよ。鳥取砂丘は大きいです。伯耆大山は美しい山で、私は学生時代に17回も登頂しました。危険とされる山頂の尾根も縦走しました…さすがに切り立った細い尾根で、ものすごく怖かった。
とにかく鳥取です。
そういう方式で授業をしました。棒のついた不二家ペロペロ型の可愛いキャンディーをプレゼント。そしてまた勉強へ。
物理分野の「運動とエナルギー」の仕上げで、テキストの章末問題に挑む。かなり難しかった。
解説しながら「問題の設定そのものが複雑で、そこへ㎝とmを混ぜているから、少しだけ意地悪な問題だよなあ」と。生徒たち、色々なところで苦戦していました。ごめんなさい。物理を嫌いにならないで。
突破して正解した生徒も多数。この落差、切り替えの鮮烈さがすごい。生徒たちは、キャンディー・パワーで頑張りました。
なお、私はミニオンの巨大パーカーで授業をしました。生徒たちには大好評…でもなかったなぁ。ミニオンの顔には黒い布で髭を縫い付けてあります。そこがオシャレですが…誰も評価してくれませんでした。孤立。悲哀。
今日も粘り強く唐崎教室で「トットリ、トットリ」で押していきます。
ハロウィンという習俗を理解していない私。キリスト教以前の土俗的な風習が残ったのではないか。ケルト人かなあ。知らんけど。
日本の「なまはげ」タイプの習俗と根源は同じではなかろうか。岡山県の山村の「ことこと」は、夜中に変装して家をめぐって、「コトコト」と言ったらお餅やお菓子がもらえる。「御大師めぐり」でも、村の接待所を巡って、お餅とお菓子、ミカンなどがもらえるのでした。お化けじゃなくて、御大師様。
渋谷で騒ぎになって、事故や事件、感染拡大などの心配が。うむ。それほどの習俗でもないから、大都会の若者たちよ、今年はやめておきましょう。
写真は秋のおうみ進学プラザ。
ポツポツと粒状の小さな花が長く集まっているのは、イヌタデ。
ままごと遊びで赤飯にします。そうなのか。
花言葉は「あなたのお役に立ちます」「あなたの力になりたい」とか。
なお、11月4日の誕生花だそうですが、何のことだろう。11月4日生まれの人、草むらへ走りましょう。そこら中で見つかります。
冬に向かっていきますが、引き続き「感染防止と勉強の両立」ですよ。
気温が下がってきたけれども、換気をしっかりと。
先日、あるクラスで後方の窓際の生徒が、そっと静かに窓を閉めるのを発見。「今年はダメだよ。開けておこう」と、冷酷非情に窓を開けました。
そんなに寒くもなかったが、現代っ子たちは快適温度の家で育ったからか、気温の許容範囲が狭い。すぐに「暑い!」「寒いー!」と言います。気合で感染防止、気合で勉強の秋。
それはそうと、わぁ、目の前に11月。授業をテキパキと進行せねば。

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