生徒たちには
「NHKの大河ドラマは、見ましょう。単に歴史の勉強になるとか、テストにウンヌンとか、そういうけちくさい理由ではなくて、たくさの栄養が織り込んであるのです」
「できれば家族そろって見ましょう。ワイワイ言いながら見ると、そりゃあ小学生や中学生には面白くなくても、家族の…」
「大人の世界のドラマだから、今はわからんでも、やがて…。それが成長というものです」そう言っております、私。
そして自分でも見ます。
現在は「光る君へ」で、ヒロインは紫式部。あの「源氏物語」の作者です。
大津市の石山寺で「源氏物語」をまとめたという説もあることで、ここは紫式部…吉高由里子さん…を応援せねば。
摂関政治。
墾田永年私財法と荘園。
菅原道真。
894年、遣唐使の廃止。
国風文化。
紫式部は「源氏物語」で、清少納言は「枕草子」ですね。
紀貫之の「土佐日記」もありました。
藤原道長。「この世をば…」
藤原頼通は、宇治の平等院鳳凰堂。
いや、しかし、大河ドラマ「光る君へ」は、かなり苦しい展開です。
嫉妬、憎悪、因縁、偶然、恨み、怪しげな呪術、陰口、陰謀…。
日本製の韓国ドラマのような内容です。
冷静に考えてみると、律令制の時代で宮廷が舞台だから、韓国と共通です。韓国は李氏朝鮮になっても律令制で、宮廷での抗争などなど。党派、派閥、貴族グループの陰湿な争い。うむ、同じではあるが、しかし…。
日本の大河ドラマだから、もっとスカッと、正々堂々と、真正面からお願いしたいと思います。ジメジメするのはよくないです。
我慢しながら見ていますが、やっぱり無理かも。
それと、貴族たちが陰謀をめぐらして出世争いをしているが、その役職が…何?
ケビイシ、クロード、ホーメン…???
私、時々、日本史事典を…。これでは日本史の問題集みたいで、楽しめないです。
字幕解説が欲しいと思いますけど。
こんな状況で、福井君、ついに大河ドラマ「光る君へ」から逃亡か。
*NHKのBSで大河ドラマ「篤姫」を再放送しています。
宮崎あおい、松坂慶子、樋口可南子、高橋英樹…。大女優、大物俳優を遠慮なく使うのは、さすがNHK。映像も美しい。展開もダイナミックです。
「光る~」が無理だった人は、こちらへどうぞ。これぞ大河ドラマ♪
3月11日です。
あれから、かれこれ。
思い出すこともあり、心配なこともあり。
今日はすっきりと晴れました。
写真は、まず春の桜。滋賀県で一番早いかもしれない早咲きの修善寺寒桜。
そして鮮やかな菜の花。
ところが、湖西の山並みは、再び頂上付近が白くなっています。
冬から春へ駆け足で。そして春から冬へ戻ることもありますね。
また書きますよ。
生徒たちに、そして皆に、暖かい春よ、来い♪