黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

生徒たちに、良い春よ、来い♪ そして皆さんの無病息災もお願いしました。

2025-01-19 17:49:18 | Weblog

仙台市の「大崎八幡宮どんと祭」、通称「裸まいり」に参加しました。
裸といっても、キリリッと白装束。男性は上半身が裸で、女性は白い衣装です。そして腰には注連縄(しめなわ)、頭には白鉢巻き。手には提灯、もう一方には鐘。
口に和紙をくわえて、沈黙の参拝です。
最初は見慣れぬいでたちに驚いて
「ややっ!?なんじゃ、これは?」
と思いましたが、この装束で参拝する隊列は、凛々しい。勇壮。すがすがしい。
東北の各地に、よく似た裸参りがあるようです。

この時期に、お正月の飾りを燃やす祭りは全国各地にあります…たぶん。
東北地方では白装束で、粛々と参拝する行事ですが、これを派手に、にぎやかな方向にアレンジした火祭りが、滋賀県近江八幡の左義長(さぎちょう)でありましょう。

「左義長」の名は平安時代に宮中で行われた打毬(だきゅう)と呼ばれる遊技で使用する毬杖(ぎっちょう)・毬打(ぎちょう)と言う道具が由来とされ、破損した毬杖を3本束にして陰陽師が謡いはやしながらこれを焼いた行事が起源とされています。
この毬杖を3つ結んだことから各書物には、三毬杖・三木張などと記され、やがて左義長と呼ばれるようになったと考えられます。
現在でも正月15日前後に、どんど焼き・さいと焼きなどの名称で松飾りや注連縄を焼く行事として各地で行われております。
*左義長保存会のホームページから引用しました。

私が初詣に行く神社でも、火祭りが行われます。若い衆が藁(わら)で作った巨大な(ものすごく大きいです!)松明(たいまつ)をワッセワッセと引き回して、最後に神社の境内に集めて燃やします。燃え始めた松明の上を飛び跳ねる若い衆も。勇壮な火祭りです。
私の故郷でも「とんどまつり」…仙台ではドントで、岡山県北部ではトンド…があって、お正月の飾り、書初めなどを集めて燃やします。
焚火は本能的に楽しいから(気をつけましょう!)子どもたちは火の周りで楽しく遊ぶ。そして、竹竿につけた餅を焼く。この餅は「無病息災」のありがたい餅です。
松の焼けた枝を持ち帰って、家のそばに立てておきます。
なお、オジサンたちは火のそばで、ずっとお酒を飲んでいますね。無病息災の御リヤクのあるありがたいお酒でしょうか。オジサンたちは嬉しそうです。

進学プラザ・グループの参拝の隊列は、今回の参拝団では最大級の人数です。行進の距離もたぶん最長。
「合格祈願」の桜の印をつけて歩きました。
生徒たちに良い春が来ますように。
準備をしていただいた仙台のスタッフの皆さん、ありがとうございました。出発前には、美味しい料理、大きな苺も、お餅も…。御馳走になりました。
参拝団に加わった皆さん、寒い中、ご苦労様でした。
私と同じように付き添い係をして歩いた皆さんも、ご苦労様でした。
良い春を引き寄せる裸参り。
繰り返しますが、お世話になりました。そして、ご苦労様でした。

 

 

 

 

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