黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

東大津高校は制服を変えるべきでしょうね。

2007-03-03 13:11:13 | Weblog
県立高校の入試で倍率が確定。東大津高校は1.00倍のピッタリ入試になりました。
本当に定員ピッタリ。誰か受付窓口で整理券でも発行したのじゃないかというぐらいのピッタリです。
まず、うちの塾から出願した生徒諸君にとっては朗報。私にとっても、気になるというか、ハラハラドキドキの生徒が何人かいましたから、ほっとしました。粘って粘って、それで見事に。よかった。受ける根性も学力のうちですから。
わずかな不安は、現在は県立高校も2次募集ができる制度になっているから、万一不合格者を出しても欠員分は追加試験でカバーできるということ。東大津を受験する諸君は気を抜かずにラストスパート。勉強の手をゆるめてはならぬのですよ。
「さて進学校としての東大津高校は、これから…」という面から見ると、これは少々心配であります。膳所高、石山高に水を空けられて、大津高校には人気で負けている。ローカルから彗星のように急上昇の守山高校にも差をつけられている。
東大津高校は、結局のところ「大津学区」という制度に保護されていたのですね。
それに、名門石山高校復活!の影響をもろにかぶっています。
うちの塾にも東大津高校のOBがいる。学区外から東大津へ進んで、現役で国立の人気大学の理系に合格している。あの頃の東大津には勢いがありました。保護者の信頼も高かった。「現役で大学へ合格させてくれる。それも、意外なぐらいに高めの大学に通すから」と、人気。服装などの生活指導は厳しかったですけどね。結局はそれも東大津の武器だった。その反対に、あの当時の石山高校は少々たるんでましたよ。あんまり勉強しないし、茶髪の生徒が多かった。
今年の1.00倍をきっかけに、東大津高校リフレッシュということで頑張っていただきたい。生徒たちに言わせると、まず制服を何とかしないといけません。
制服だけで高校が変わるわけじゃないですが、そういう切り替えを目に見える形で。「今年の倍率を教訓としてウンヌン」と演説しただけじゃ変わらない。
「ソックスの色が気に入らない」という女生徒もいます。で、今の青少年には大問題らしい。守山高校の制服はヒット作で生徒にも保護者にも評判が良いようです。あんなふうに「制服が人気で、高校も人気」という方向へ変身しないといけませんですよ。それと、現在在学中の東大津高校生が最大のセールスポイント。いわゆる顧客満足度を重視すべきです。東大津の生徒が「弟や妹も来させたい」とか「うちは部活の後輩にオススメの高校です」という気分になってないと。制服を変えて、今の生徒たちを大事にする。そういう方向で。魅力的な高校がたくさんあることは塾にとってもありがたい。何よりも生徒たちにとって幸せなことですから、東大津高校の「公立校がここまで頑張るのか」という健闘に期待。
今日の写真は、おうみ塾の応援団旗。倍率が出たというのは、甲子園の対戦相手が決まったようなことであるから、あとは頑張るのみ。早春の陽光の中、琵琶湖の決戦迫る。
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